本記事では2020年4月における軽自動車(乗用車)の新車販売台数ランキングTOP15について解説します。
人気の軽自動車をお探ししている方は、この記事を読むことで今売れている旬な車種やその特徴について理解することができます。
車買取で10年のキャリアと約2,500台を査定した経験から詳しく解説します。
1. 4月の各メーカーの販売実績
人気の軽自動車を見る前に、まずは足元の市況から確認していきましょう。
【4月の各メーカーと全体の販売実績】
メーカー | 台数(台) | 前年比(%) | シェア(%) |
スズキ | 19,757 | 54.4 | 26.4 |
ダイハツ | 23,698 | 67.0 | 31.7 |
三菱 | 1,327 | 43.1 | 1.7 |
スバル | 991 | 95.9 | 1.3 |
ホンダ | 19,004 | 75.6 | 25.4 |
マツダ | 1,603 | 71.0 | 2.1 |
日産 | 6,509 | 66.5 | 8.7 |
トヨタ | 1,668 | 70.9 | 2.2 |
合計 | 74,558 | 64.6 | 100 |
4月は新型コロナの自粛の営業もあり、どこのメーカーも前年比大きくマイナス。
全体としても約35%の前年比マイナスでした。
世の中の軽自動車はスズキ、ダイハツ、ホンダで全体の8割以上を占めています。
2. 新車販売台数ランキングTOP15
それでは4月の新車販売台数を1位から順に解説します。
1位〜5位
1位 ホンダ N-BOX
参照元:MOTA
台数(台) | 前年比(%) | シェア(%) |
14,034 | 72.4 | 18.8 |
1位はぶっちぎりのN-BOX。5台に1台はN-BOXが売れていた、ということになりました。N-BOXは安全性、居住性、使い勝手の良さから超人気の軽トールワゴン。天井が高く広い車内は、左右独立にスライドできるリアシートと合わせて抜群の使い勝手を誇ります。室内高は1,400mmもあり、子どもが車内で立って着替えることもできます。全車に標準装備されている先進の安全運転支援システム「ホンダセンシング」も高性能であり安心・安全性能も高さも人気の理由。子育て世代には特にオススメの1台です。
中でもカスタムグレードはリセールが特に高いです。
2位 ダイハツ タント
参照元:MOTA
台数(台) | 前年比(%) | シェア(%) |
8,295 | 71.3 | 11.1 |
2位はダイハツのタント。子育てファミリーからシニアにまで幅広い世代に人気の軽トールワゴンです。助手席ドアと左側スライドドアの間の柱を廃し、つながって大きく開く「ミラクルオープンドア」が特長。間に支柱がないので前後席ともに乗り降りしやすく、後席足元に大きな荷物を積んだり、後席にチャイルドシートを設置したりするのも簡単。4代目から運転席ロングスライドシートを組み合わせた「ミラクルウォークスルーパッケージ」を採用し、運転席に座ったまま後席の子どもの世話をするなどさらに使いやすくなりました。車内は広く、ベビーカーを折りたたまずに積めるほど。自動ブレーキや車線逸脱警報の予防安全機能に加え、駐車支援等のアシスト機能も追加された「次世代スマートアシスト」を搭載しています。
トールワゴンは継続して人気ですね。
3位 ダイハツ ムーヴ
参照元:MOTA
台数(台) | 前年比(%) | シェア(%) |
6,877 | 68.5 | 9.2 |
3位はダイハツのムーヴ。人気の軽トールワゴン。背の高いボディのため、運転席からの見晴らしがよく、また後席の開放感も高い。エンジンの効率アップや走行時の抵抗軽減、アイドリングストップにより、2WD/ノンターボ車で31.0km/lの低燃費を達成しています。また自動ブレーキと誤発進防止装置を組み合わせた「スマートアシストIII」を設定。スタイリッシュなエアロパーツをまとった「カスタム」も人気です。
新型が人気になっています。
4位 スズキ スペーシア
参照元:MOTA
台数(台) | 前年比(%) | シェア(%) |
6,426 | 44.2 | 8.6 |
4位はスズキのスペーシア。小さなボディに、広くて快適な室内空間を持つ軽トールワゴンです。両側スライドドアのため、狭い駐車スペースでの乗降時も安心感が高い。また運転者の目線が高く、ボディが四角いため、見切りが良く運転しやすいのもポイントです。軽自動車初、2つのカメラを使用した衝突被害軽減システム「デュアルカメラブレーキサポート」をオプション設定し、歩行者や障害物との衝突を防ぎます。また駐車時に便利な全方位モニターもオプションで選択可能。
ムーヴに僅差で破れて4位に。
5位 ダイハツ ミライース
参照元:MOTA
台数(台) | 前年比(%) | シェア(%) |
5,506 | 70.9 | 7.3 |
5位はダイハツのミライース。「誰にでも手が届くエコカー」として誕生し、クラストップレベルの低燃費を達成。手頃な車体価格はそのままに、エンジンの燃焼効率アップやアイドリングストップ、走行時の空気抵抗・路面抵抗の軽減といった細かい改善で燃費を向上させています。ベース車であるミラ譲りの使いやすさ、運転のしやすさも損なわれていません。低速域で先行車への追突を予防する「スマートアシストIII」のほか、安全装備も充実しています。
法人需要も多い為底堅く人気です。
過去の5位までの順位
N-BOXは首位をずっと独走しています。トールワゴンを中心に多少順位が入れ替わっている感じです。
6位〜10位
ホンダ N-WGN
参照元:MOTA
台数(台) | 前年比(%) | シェア(%) |
4,682 | 119.1 | 6.2 |
N-WGNは新型が出てまだ間もない車種です。
7位 スズキ ハスラー
参照元:MOTA
台数(台) | 前年比(%) | シェア(%) |
4,294 | 89.5 | 5.8 |
デザインも女性からもデザインが人気です。
8位 スズキ ワゴンR
参照元:MOTA
台数(台) | 前年比(%) | シェア(%) |
3,668 | 49.7 | 4.9 |
新型になってまた復活してきましたね。
9位 スズキ アルト
参照元:MOTA
台数(台) | 前年比(%) | シェア(%) |
3,445 | 60.1 | 4.6 |
低価格ながら燃費とコスパが受けています。
10位 日産 デイズ
参照元:MOTA
台数(台) | 前年比(%) | シェア(%) |
3,419 | 35.9 | 4.6 |
ルークスと並んで人気の車両です。
11位〜15位
順位 | 車種 | 台数(台) | 前年比 |
11位 | 日産 ルークス | 2,868 | データなし |
12位 | トヨタ ピクシス | 1,503 | 63.9 |
13位 | 三菱 eK | 1,297 | 42.7 |
14位 | ダイハツ ウェイク | 1,234 | 63.4 |
15位 | スズキ ジムニー | 1,231 | 47.1 |
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