アクアのリセールバリューと残価率を中古車査定士が解説

  • アクアの将来的なリセールバリューって?
  • リセールの高いグレードやオプションは?

こんな疑問をお持ちではないでしょうか?

こんにちは、中古車査定士の@キノサンです。

今回は、トヨタ:アクアのグレード別のリセールバリュー(残価率)とリセールの高い仕様について詳しく解説します。

この記事を読めば、

  • アクアのリセールバリュー(残価率)は今後どうなるのか
  • アクアを買うならどのグレードのどんな仕様がどういった理由でおすすめなのか

を理解することができます。

アクアに興味がある方は必見!

※本記事は2022年6月の中古車オークション相場を元に作成しています。

【結論】アクアのリセール

まずアクアの3年・5年・7年・10年落ちのリセール(残価率)を記載します。

残価率とは買取価格/新車価格(%)で値持ちの良さを表す指標です。
経過年数
モデル
残価率/買取額
リセールランク
現行型/R3~R4年
K10系
94%/210万円
★★★★★
R3/7:K10系にフルモデルチェンジ
3年落ち/R1年
10系後期モデル
59%/127万円
★★☆☆☆
5年落ち/H29年
10系後期モデル
53%/113万円
★★★☆☆
H29/6:10系後期にマイナーチェンジ
7年落ち/H27年
10系中期モデル
30%/63万円
★★☆☆☆
H26/12:10系中期にマイナーチェンジ
10年落ち/H24年
10系前期モデル
14%/25万円
★☆☆☆☆
※買取額は全グレードの平均
キノサン
3年後の残価率が59%とは、新車が1000万円の3年後の買取額が590万円であることを意味します。
アシスタント
サポート
アクアのリセールは新モデルはまずまずのスタート。旧型のリセールはガクッと落ちています。

≫【関連記事】リセールバリューの高い車を全車種の中からランキングで紹介(2022年最新版)

結論:アクアのリセール
  • 新型のリセールはまずまずのスタート。上位グレードの方がリセールが高い
  • 旧型のリセールは高年式でもかなり低い。モデルチェンジの影響は大きい
  • 色はパール、クロ、グレーがおすすめ。オプションは効果的なものを選ぶこと

R3年から発売した新型アクアのリセールは残価率94%とまずまずのスタートを切りました。

おすすめのグレードはオプションをしっかり付けたG、又はZが有望。

X以下のグレードは商用車やレンタカー仕様でかなり台数増となることが予想され、先々リセールはかなり下がってくると予想。

その他、ポイントを記載します。

 旧型のリセールは低下、モデルチェンジの影響大

これまでの10系と言われる旧型アクアのリセールは大幅に低下。

車検1回目の3年落ちでも残価率は60%しかなく、一気に値下がりが起きています。

逆にこれ以上の下は暫くないので、高年式で燃費の良い安めの車として、中古の型落ちアクアはおすすめです。

基本的にアクアの様な量販車は台数が多く、そこまでリセールバリューが高い車ではありません。

モデルチェンジが重なると今回の様に大きく落ちるので、基本的にはモデルチェンジは持ち越さずに売るか、とことん乗り潰すのがおすすめです。

 色はパール、クロ、グレーが高い。オプションは効果的なものを選択しよう

アクアのリセールが高いボディカラーは、パールホワイト、クロ、グレーの3色。

色については後半でも詳しく説明をします。

またオプションもリセールバリューに対する影響が大きく、

  • 16インチアルミホイール
  • BSM+パーキングサポートブレーキ
  • パノラミックビューモニター
  • 10.5インチディスプレイ
  • 合成皮革パッケージ

あたりがおすすめのオプションです。

オプションで何をつけるか迷われる際は参考にしてみてください。

中古車のアクアを探す場合も、旧型であればアルミ付きのGグレード以上や、装備がしっかり付いているものが高リセールとなりやすいでしょう。

中古車を探している人は、プロが希望の車を全国500店舗の在庫から探してくれ、入庫があれば連絡してくれるガリバーの中古車検索サービスを活用するのもおすすめです。(登録は無料)

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***

経過年数/グレード別のリセール

新車から3年・5年・7年・10年後のリセールをグレード別に紹介します。

【調査条件・環境】
・過去3ヵ月のオークションデータ
・装備と色は絞り込みなし
・事故歴なし車両状態良好として

▼関連記事
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現行型のリセール:残価率94%

現行型のアクア:参照元goonet

現行型のK10系を紹介。

グレード新車価格
平均走行距離
データ数
買取値幅
平均買取額
残価率
B(2WD)1,980,000円データなし
X(2WD)2,090,000円
0.3万km
21件
165~230万円
195万円
93%
G(2WD)2,230,000円
0.3万km
17件
165~230万円
2,050,000円
92%
Z(2WD)2,400,000円
0.2万km
48件
200~245万円
230万円
96%

※残価率=買取相場/新車価格(%)

【現行型の残価率/平均買取額】

94%/210万円

令和3年7月発売の新型アクアが早くもオークションに多数出品されています。

まだ年式が新しく走行距離も少ない車両が多い為、残価率は90%台と高い数値になっています。

しかしオプション費用を考えると購入価格を超えることは難しそうで、初回車検である3年落ちまでにはもう少しリセールが下がるでしょう。

 

3年後のリセール:残価率59%

3年落ちの旧型10系(後期モデル)から算出。

旧型10系のアクア:参照元グーネット
グレード新車価格
平均走行距離
データ数
買取値幅
平均買取額
残価率
L1,818,300円
6.0万km
100件
55~110万円
80万円
44%
S1,921,700円
5.1万km
433件
60~143万円
100万円
52%
Sビジネスパッケージ1,952,500円データなし
Sグランパー1,966,800円
1.8万km
2件
125万円
64%
Sスタイルブラック2,087,800円
3.0万km
264件
80~165万円
122万円
58%
クロスオーバー2,097,700円
2.8万km
27件
100~165万円
140万円
67%
G2,097,700円
4.5万km
40件
75~155万円
111万円
53%
Gソフトレザーセレクション2,125,200円
2.2万km
18件
100~188万円
133万円
63%
クロスオーバーグラム2,198,900円
2.8万km
34件
111~170万円
145万円
61%
G GRスポーツ2,372,700円
3.8万km
8件
125~180万円
145万円
61%
G GR17インチパッケージ2,581,700円
2.9万km
10件
125~185万円
165万円
64%

※残価率=買取相場/新車価格(%)

 【3年後の残価率/平均買取額】

59%/127万円

新型発売の影響もあり、旧型アクアのリセールはかなり低下しています。

アクアはグレードが高い方がリセールも高く、法人需要が集中するベースグレード〜中盤グレードはリセールが低くなる特徴があります。

  • 法人需要が集中する低〜中間グレードはリセールが低い
  • リセールを上げるなら上位グレードの方がおすすめ

 

5年後のリセール:残価率53%

5年落ちの旧型10系(後期モデル)より算出。

グレード新車価格
平均走行距離
データ数
買取値幅
平均買取額
残価率
L1,785,240円
6.6万km
35件
25~100万円
70万円
39%
S1,886,760円
5.4万km
239件
30~135万円
85万円
45%
G2,062,800円
4.7万km
90件
30~130万円
100万円
48%
Gブラックソフトレザーセレクション2,089,800円
1.9万km
9件
110~140万円
130万円
62%
クロスオーバー2,062,800円
3.9万km
102件
90~160万円
130万円
63%
Sスタイルブラック1,962,360円
5.0万km
16件
70~120万円
100万円
51%
G GRスポーツ2,332,800円
7.4万km
3件
80~160万円
125万円
54%
G GR17インチパッケージ2,538,000円
3.2万km
3件
145~185万円
165万円
65%

※残価率=買取相場/新車価格(%)

【5年後の残価率/平均買取額】

53%/113万円

旧型10系の同じ後期なので、3年落ちとそこまで変わりません。

 

7年後のリセール:残価率30%

7年落ちの旧型10系(中期モデル)より算出。

旧型10系中期モデルのアクア:goonetより
グレード新車価格
走行距離
データ数
買取値幅
平均買取額
残価率
L1,761,382円
13.1万km
230件
12~65万円
30万円
17%
S1,887,055円
8.8万km
1025件
12~110万円
50万円
26%
G2,007,818円
7.6万km
246件
15~110万円
60万円
30%
Gブラックソフトレザーセレクション2,090,291円
8.0万km
114件
22~105万円
60万円
29%
Xーアーバン2,100,109円
7.3万km
162件
25~115万円
70万円
33%
Xーアーバン ソリッド2,155,091円
5.8万km
5件
60~100万円
80万円
37%
G G’s2,431,963円
7.6万km
113件
25~145万円
90万円
37%

※残価率=買取相場/新車価格(%)

【7年後の残価率/平均買取額】

30%/63万円

マイナーチェンジを挟み中期モデルとなっていることから、リセールはある程度落ちています。

 

10年後のリセール:残価率14%

10年落ちの旧型10系(前期モデル)より算出。

旧型10系前期モデルのアクア:goonetより
グレード新車価格
走行距離
データ数
買取値幅
平均買取額
残価率
L1,690,000円
14.6万km
85件
5~50万円
15万円
9%
S1,790,000円
10.9万km
1268件
5~80万円
30万円
17%
G1,850,000円
10.5万km
708件
5~80万円
30万円
16%

※残価率=買取相場/新車価格(%)

【10年後の残価率/平均買取額】

14%/25万円

10年落ちのリセールともなるとかなり下がります。

10年落ちのリセールの平均は大体残価率20%ぐらいなので、アクアの場合はやや低いと言えるでしょう。

 

経過年数別リセールのまとめ

経過年数別のリセールをまとめます。

経過年数
モデル
残価率/買取額
リセールランク
現行型/R3~R4年
K10系
94%/210万円
★★★★★
R3/7:K10系にフルモデルチェンジ
3年落ち/R1年
10系後期モデル
59%/127万円
★★☆☆☆
5年落ち/H29年
10系後期モデル
53%/113万円
★★★☆☆
H29/6:10系後期にマイナーチェンジ
7年落ち/H27年
10系中期モデル
30%/63万円
★★☆☆☆
H26/12:10系中期にマイナーチェンジ
10年落ち/H24年
10系前期モデル
14%/25万円
★☆☆☆☆
★★★★★(星5つ)→最高!
★★★★☆(星4つ)→高い
★★★☆☆(星3つ)→普通
★★☆☆☆(星2つ)→低い
★☆☆☆☆(星1つ)→とても低い

フルモデルチェンジの影響が大きく、3年落ちから低いリセールで始まるのが印象的。

リセールを中心に考えるのであれば、モデルチェンジはできるだけ跨がずに乗り換えた方が車の価値としての効率は良くなります。

 

1年毎のリセールバリューの変化

リセールバリューが毎年どの様に落ちていくのかを「グレード:G」で調べた結果です。

経過年数/モデル
(平均走行距離)
平均買取額
(前年比)
当年もの/K10系
(0.1万km)
232万円
R3/7:K10系にフルモデルチェンジ
1年落ち/10系後期
(0.6万km)
155万円
(−77万円)
2年落ち/10系後期
(1.1万km)
135万円
(−20万円)
3年落ち/10系後期
(4.5万km)
110万円
(−25万円)
4年落ち/10系後期
(4.0万km)
105万円
(−5万円)
5年落ち/10系後期
(4.4万km)
95万円
(−10万円)
H29/6:後期モデルにマイナーチェンジ
6年落ち/10系中期
(4.9万km)
77万円
(−18万円)
7年落ち/10系中期
(7.6万km)
60万円
(−17万円)
H26/12:中期モデルにマイナーチェンジ
8年落ち/10系前期
(7.8万km)
45万円
(−15万円)
9年落ち/10系前期
(9.7万km)
34万円
(−11万円)
10年落ち/10系前期
(10.5万km)
30万円
(−4万円)

大きく落ちるところは赤字のフルモデルチェンジの部分。

価格の絶対値が低いので、それ以外は大きく落ちようがないとも言えます。

 

アクアの中古車輸出

輸出国を型式別に紹介します。

型式仕向国
NHP10
(旧型:S~G)
  • モーリシャス
  • パキスタン
  • キプロス
  • トリニダード・トバゴ
  • バルバドス
  • バングラデシュ
  • 東ティモール
  • ジャマイカ
  • ロシア
  • ケニア
  • UAE
  • NZ
  • タンザニア
  • 南アフリカ共和国
  • アイルランド
  • 香港
  • セントルシア
  • 英国
  • マルタ
  • モザンビーク
  • モンゴル
  • ジョージア
NHP10H
(クロスオーバー系)
  • モーリシャス
  • パキスタン
  • バングラデシュ
  • ロシア

これぞ日本のハイブリッド車の力!と言わんばかりに多くの国に行っているのがわかります。

ハイブリッドカーが広く世界から受け入れられている証拠でしょう。

多くの国に輸出されているにもかかわらずリセール(残価率)が低いのは、海外に行く価格もそれほど高単価で行く訳ではないからです。

***

リセールバリューのポイント

新型アクア
(内装)参照元:トヨタ自動車

ここからは、そんなアクアのリセールバリューの高い仕様、リセールが高くなる買い方について紹介します。

まずは色(ボディカラー)。

リセールバリューの高い色

色によるリセール差を中古車オークションから調べた結果が下記。

台数/走行距離平均価格
パールホワイト44台/4.1万km112万円
クロ27台/5.2万km102万円
グレー、シルバー52台/3.2万km108万円
アオ系(アオ、ムラサキ、アオミドリ)20台/4.7万km100万円
シロ10台/7.7万km95万円
その他(アカ、オレンジ、キミドリ)16台/3.5万km94万円

※10系後期のグレードGにて n=169

人気、リセール共に高い色はパールホワイト、クロ、グレー又はシルバーの3色です。

シルバーは商用車でも多く使われる色なので、シルバーならグレードの方が良いでしょう。

パールホワイトに近い普通のシロは、ほぼ変わらない様に見えるものの、リセールはしっかり差がつくのでシロはおすすめしません。

その他の色は売る時に10万円以上安くなる可能性があるので、色は慎重に選びましょう。

 

リセールの高いオプション

新型アクアにおけるリセールに高影響なおすすめのオプションをお伝えします。

まずグレードは上級グレードとなる、G以上(G又はZ)がおすすめ。

次におすすめのオプションとしては、

  • 16インチアルミホイール
  • BSM+パーキングサポートブレーキ
  • パノラミックビューモニター
  • 10.5インチディスプレイ
  • 合成皮革パッケージ

このあたりが重要となります。

Gに全てつけようとすると約30万円プラスとなり、Zであれば標準で付いている装備もある為、予算と相談しましょう。

肝心なことは、これ以外の過剰なオプションはそれほど評価されない傾向があることです。

オプションは予算の範囲内で効果の高いものを選択することが重要です。

 

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キノサン
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キノサン
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アシスタント
サポート
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リセールの高い中古車の選び方

リセールバリューを意識したアクアの中古車の選び方としては、

  • 新型の上位グレードを選ぶ
  • 旧型後期のH29年式、H30年式あたりを選ぶ

のがおすすめ。

理由を解説します。

新型の上位グレードを選ぶ理由

正直新型の中古車を選ぶぐらいなら、新車を買ってもほぼ差はありません。

なので新車の納期が早い場合は新車を選択するのもありです。

これまででお伝えした様に、リセールはグレードと色や装備で若干差が出ます。

その為中古車を選ぶ場合でも後々売る時に、高い査定額が出そうな仕様を選ぶのがポイントとなります。

また新型を購入する場合は、「マイナーチェンジ等で早めに乗り換える」か「乗り潰す」のどちらかがおすすめ。

リセールが高くはない車なので、ずるずると持っていても市場に車がどんどん増え、1台当たりの価値はどんどん下がっていきます。

戦略を持って乗ることも意識してみましょう。

旧型後期の4~5年落ちが良い理由

旧型アクアは高年式(登録から1~3年)は毎年大きめに価値が下がっていきます。

それが4~5年落ちになると毎年の落ち幅が少し小さくなります。

モデルは後期で同じでも、毎年の価値の落ち幅が小さい4~5年落ちを狙うのがおすすめの考え方です。

しかしこちらも今後のマイナーチェンジ等では価値が大きめに落ちていきます。

早めに乗り換えるか、最後まで乗り潰すかをある程度考えた上で入った方が良いのは、新型の中古車を狙う場合と変わりません。

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キノサン
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まとめ

以上、アクアのリセールバリューについての紹介でした。
新型アクアはまずまずのスタートを切ったので、初めのマイナーチェンジまでは高めのリセールが続いてもおかしくはありません。
しかし今後法人が徐々に入れ替えていくはずなので、それにも伴いリセールはだんだんと下落していく可能性が濃厚です。
グレードを高めに設定して、ぜひリセールの高いアクアの乗り継ぎを実現してみてください。

***

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※お届け日数は質問内容によります。初回の質問に対する回答は最短12時間以内〜最長2日の予定です。※お急ぎの方は事前にダイ…

本記事は以上となります。

最後までお読み頂きありがとうございました。

良いカーライフを。