ルークス・デイズルークスのリセールバリューを7年落ちまで詳しく解説


2020年6月の軽自動車月間販売台数第3位の日産のルークス。

2020年3月にフルモデルチェンジされ、車名もデイズルークスからルークスへと生まれ変わりました。

本記事ではそんなルークス・デイズルークスのリセールバリュー(買取相場)について詳しくお伝えします。

ライバル車となるNBOX・タント・スペーシアとの差はあるのか?

将来の買取価格は乗換の際重要になるので、是非参考にしてみてください。

【この記事を書いた人】

キノさん
車買取一筋!キャリア10年のキノさんです。これまで2,500台を買取してきた経験から詳しくお伝えします。

ーこんな人にお勧めです👍ー

 ハイトワゴンを購入検討中(ハイトワゴンとは・・・NBOX、スペーシア、タント、ルークス等のスライドドア付きの背が高い軽自動車)

 ルークスに興味がある

 ルークス・デイズルークスを所有している


最後まで読めばルークスのリセール(買取相場)についてはバッチリです^_^

リセールバリューとは

リセールバリュー

 

リセールバリューとは
リセールバリュー(≒リセール)とは一度購入したものを販売する際の、再販価値のこと。中古車販売などの際に使われることが多い。なお、リセールバリューという言葉自体はガリバーの登録商標です。
参照元:Wikipedia
本記事では新車価格に対する買取相場(残価)の比率(%)として用いています。

買取相場の算出方法

買取相場の算出方法

買取相場は自動車オークションでの落札予想額から、買取業者の粗利益(10万円〜20万円)を引いて算出します。

理由としては、買取車両の大部分はオークションにて売却されている為です。

株式会社矢野経済研究所の『中古車流通総覧2020年版』によると、買取台数90万台のうち10万台が直接ユーザーに再販され、80万台はオークションで売却されています。

新車から3年落ちの買取相場

新車から1回目の車検がある、3年落ち(平成29年式)の買取相場についてお伝えします。

ルークスは2020年発売の為、デイズルークスのデータを参考にしました。

デイズルークスは2016年12月にマイナーチェンジを行っており、今回の対象は後期モデルになります。

【調査条件】

  • 平成29年式2WDモデル:装備と色は混在
  • 走行距離3万km前後(年間1万kmで計算)
  • 事故修復歴なし、内外装の状態良好
グレード新車価格買取相場
残価率
S1306800円62万円
47%
X1425600円75万円
53%
ハイウェイスターX1628640円86万円
53%
ハイウェイスターXターボ1661040円89万円
54%
ハイウェイスターXGパッケージ1701000円93万円
55%
ハイウェイスターGターボ1755000円94万円
54%
ライダー(Xターボベース)1837080円116万円
63%
ライダー(XGパッケージ)1877040円92万円
49%
ライダー(Gターボベース)1931040円117万円
61%

※買取相場=直近1ヶ月のオークションデータより
※残価率=買取相場/新車価格(%)

【3年落ち】買取相場と残価率の平均
ノーマル系69万円・50%
ハイウェイスター系91万円・54%
ライダー系108万円・58%

※エアロパーツの有無(ノーマル・ハイウェイスター)とカスタムカーのライダーを分けて算出しています。

後期ノーマル系(X)
後期ハイウェイスター系(ハイウェイスターGターボ)
後期ライダー系(ライダーGターボベース)

新車から5年落ちの買取相場

新車から2回目の車検がある、5年落ち(平成27年式)の買取相場についてお伝えします。

デイズルークスは平成26年2月の発売なので、対象は前期モデルとなります。

【調査条件】

  • 平成27年式2WDモデル:装備と色は混在
  • 走行距離5万km前後(年間1万kmで計算)
  • 事故修復歴なし、内外装の状態良好
グレード新車価格買取相場
残価率
S1240050円44万円
35%
X1338750円52万円
39%
ハイウェイスターS1457400円67万円
46%
ハイウェイスターX1524600円67万円
44%
ハイウェイスターXGパッケージ1594950円68万円
43%
ハイウェイスターターボ1734600円72万円
42%
ライダー(ブラックラインX)1782000円77万円
43%
ライダー(ブラックラインターボ)1972080円85万円
43%
【5年落ち】買取相場と残価率の平均
ノーマル系48万円・37%
ハイウェイスター系69万円・44%
ライダー系81万円・43%
前期ノーマル系(X)
前期ハイウェイスター系(ハイウェイスターターボ)
前期ライダー系(ライダーブラックラインターボ)

リセールまとめ①〜③

デイズルークスの残価率の推移まとめ

ライダーとハイウェイスターは5年経過するとリセールは同じ

3年落ち時はライダーがリセールが高くなっていますが、5年落ちになると同じになります。

現在発売されているルークスではオーテックはありますが、ライダーは発売されていません。

新型のルークスではハイウェイスター系がリセールとしてはお勧めだと言えます。

ライバル車と比べると若干見劣りするルークスのリセール

NBOXタントが3年落ちでは60%台の残価率があるのに対し、デイズルークスは50%台です。

この10%の開きは、実際の価格では15万円前後になります。

ライバル車に比べるとリセールの点では劣っていると言えます。

デイズはハイウェイスターは最もお得。グレードで差はない

総合すると、ハイウェイスター系が最もデイズを買うならお得なグレードだと言えます。

XやSやターボでのリセールの差は特にありませんでした。

ライダーは軽自動車全体の中でも高めの価格設定でかつ、見た目もかなりカスタムされていますので、ハイウェイスターが最も買うべきグレードだと言えるでしょう。

 

以上、ルークス・デイズルークスのリセールについてでした。

ルークスを購入ご検討の際は是非参考にしてみてください。

キノさん
インスタでも情報をコンパクトに発信中!気になる方はキノさん(@kinosan_cplus)をフォローお願いします!