平成31年4月にフルモデルチェンジしてから1周年を迎えた「新型RAV4」。
令和2年の6月にはPHVモデルの発売が控えているなど、話題が絶えません。
【RAV4PHVが6月に発売】
RAV4のPHVが3グレード設定で発売されます。価格も高いですが、
✅電気だけで約100km走行可能
をどう使い分けるかでコスパの良い車にもなりそうです。
200V充電だと5時間半で満タンなので夜中のうちに終わりそうです。#PHV#RAV4#コスパの良い車https://t.co/wvawYoao75— キノさん@中古車査定士×ブログ(41記事) (@Boardingxx) June 9, 2020
本記事ではそんな人気のRAV4の、おすすめのグレードについて解説します。
具体的には、「リセールバリュー(再販価値)」「価格に対する装備の違い」から比較します。
・リセールと装備面から見たRAV4のお勧めのグレード
・RAV4の各グレードの違い
それでは早速見ていきましょう!
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—結論—
お勧めグレードは”アドベンチャー(ガソリン・4WD)”
理由は、「安く」「見た目がよく」「リセールが高い」ことから
20万円高くなるが、装備が充実のGZパッケージもお勧め
—詳しくは記事内容へ—
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1. RAV4のグレードを知る
・装備の違い
・ポイントは外か中か
2. 各グレードのリセールの違い
3. ガソリンとハイブリッドを比較
4. まとめ
1. RAV4のグレードを知る
RAV4には8種類のグレードがあります。
グレード名 | 排気量・駆動 | 価格 |
X | 2000cc・FF | 2,656,500円 |
X | 2000cc・4WD | 2,887,500円 |
アドベンチャー | 2000cc・4WD | 3,195,500円 |
G | 2000cc・4WD | 3,261,500円 |
GZパッケージ | 2000cc・4WD | 3,410,000円 |
ハイブリッドX | 2500cc・FF | 3,261,500円 |
ハイブリッドX | 2500cc・4WD | 3,514,500円 |
ハイブリッドG | 2500cc・4WD | 3,888,500円 |
装備の違い
各グレードの主要装備の違いを見ていきましょう。
X(4WD・ガソリン)
・無塗装ブロック調横4本バーフロントグリル
・無塗装フロントアンダーガード
・無塗装リアサイドスポイラー
・セーフティセンス(衝突回避支援パッケージ)/先行車発進告知機能
・17インチアルミホイール
・防眩インナーミラー
・ウレタン製ステアリング
・ブラックファブリック標準シート
G(4WD・ガソリン)
・パワーバックドア
・ガンメタリックブロック調横4本バーフロントグリル
・シルバーフロントアンダーガード/フロントフォグランプ
・ブラックリアサイドスポイラー
・18インチアルミホイール
・自動防眩インナーミラー
・革巻きステアリングホイール/ステアリングヒーター/革巻きシフトノブ
・合皮標準シート
・パワーシート/シートポジションメモリー/快適温熱シート
・バックカメラ
・合皮シート
・パワーシート
・アルミのインチアップ
・クリアランスソナー&BSM
が大きな違いですね。
G Zパッケージ(4WD・ガソリン)
・ハンズフリーパワーバックドア
・19インチアルミホイール
・デジタルインナーミラー
・4WDシステムの変更
・アルミのインチアップ
がメインです。
アドベンチャー(4WD・ガソリン)
・無塗装横2本バーフロントグリル/フォグランプホール一体型フロントバンパー/シルバー大型フロントアンダーガード/フロントフォグランプ
・無塗装ワイドホイールアーチモール
・19インチアルミ
・自動防眩インナーミラー
・合皮スポーティシート/パワーシート
ポイントは外か中か
見た目に拘るならアルミの大きい”アドベンチャー”か”GZパッケージ”が目立ちます。(19インチ)
ただし価格差が20万円あるので、コスパを求めるなら”アドベンチャー”、外観も中身も求めるなら”GZパッケージ”がお勧めと言えます。
ハイブリッドモデルのグレード毎の装備の差は、ガソリンモデルと同じ変化になります。
2. 各グレードのリセールの違い
次にリセールの観点から見てみます。
RAV4のリセールについては別の記事『RAV4のリセールを徹底分析【オプション・色・グレード別に解説】』にて詳しく解説しています。
まだ発売から1年でデータが少ないですが、
- アドベンチャー(1年後の残価率88%)
- ハイブリッドG(同:84%)
- GZパッケージ(同:82%)
が僅差ですがリセールの良い上位3つのグレードです。
またリセールに影響する色と装備については、
- パールホワイト又は黒だと売る時に約20万円高くなる
- サンルーフ(ムーンルーフ)は13万円のオプションに対し、リセールの差は10万円ぐらいであり、装備として必須ではない
という結果が出ています。
リセールの点だけで言うと、”アドベンチャーの、黒又はパールホワイト”が1番良さそうな仕様だと言えますね。
次に燃費の差を考えてみたいと思います。
3. ガソリンとハイブリッドを比較
調べたところガソリンとハイブリッドの燃費の差は5km/L前後ぐらいの様です。
(ガソリンが約13km/Lでハイブリッドが約18km/L)
6月9日時点でのレギュラーガソリン価格(全国平均)は119.0円で、
年間10,000km走行と仮定した場合、
=25,427円/年
の差が出ます。5年で約13万円です。
また若干の出力・トルクの差があります。
最高出力 | 最大トルク | |
ガソリン | 171ps | 21.1kg・m |
ハイブリッド | 178ps | 22.5kg・m |
ほんの僅かです。
同じ装備を求めた場合、ガソリンとハイブリッドでは40万円以上の新車価格の差があるので、ガソリンモデルの方が良さそうだと言えます。
4. まとめ
以上の内容をまとめると、キノさんお勧めのRAV4のグレードは、
2位:GZパッケージ(4WD・ガソリン)
という結論になりました。
理由としては、
- アルミが大きく外観がかっこいい、その割に値段が手頃。細かな安全装備などはオプションで調整
- リセール(売る時の価格)が高そう
- ハイブリッドに比べ動力性能に大きな差がなく、新車価格の差を燃費で埋めることは困難
です。
新車価格が20万円しか変わらないことを考えると、GZパッケージも装備が充実なので捨てがたいですね!
是非参考にしてみてください。
RAV4のPHVモデルにも期待です!