XVはフルタイム4WDの走行安定性と取り回しの利くボディサイズから、女性からの人気も高い車です。
今回はXV・XVハイブリッドのおすすめのグレードや、装備の違いについて詳しく解説していきます。
ガソリンとハイブリッドの比較や、リセールバリューの点についても触れています。
是非参考にしてみてください。
【この記事を書いた人】
ーこんな人にお勧めです👍ー
XVを検討している
ガソリンとハイブリッドってどっちがいいの?
必要な装備やオプションについて知りたい
是非最後まで読んでみてくださいね(^^)/~~~
XVのグレード
XVはガソリンモデルが2グレード、ハイブリッドモデルが3グレードの5グレードから成ります。
全て5人乗りのCVT、フルタイム4WDの設定です。
XV(ガソリン)
グレード | 排気量・燃費(WLTC) | 価格 |
1.6i アイサイト | 1600cc・11.6km/l | 2,200,000円 |
1.6iーL アイサイト | 1600cc・11.6km/l | 2,332,000円 |
※WLTC燃費は予測値(JC08=15.8km/l)
XVハイブリッド
グレード | 排気量・燃費(WLTC) | 価格 |
2.0e-L アイサイト | 2000cc・15.0km/l | 2,651,000円 |
2.0e-S アイサイト | 2000cc・15.0km/l | 2,871,000円 |
アドバンス | 2000cc・15.0km/l | 2,926,000円 |
XVハイブリッド:265万円~293万円
グレード毎の装備の違い
ここからはXVのグレード毎の装備について解説します。
1.6i アイサイト(220万円)
XVの中で最もベーシックなグレードです。
※グレード毎に変わる部分を中心に記載
- X-MODEなし
- ハロゲンヘッドランプ
- 17インチアルミホイール
- ウレタン製ステアリングホイール/シフトノブ
- リモコンキー
●クリアビューパック(20,000円)
●ステアリング連動LEDヘッドランプ/アダプティブドライビングビーム/ヘドランプウォッシャー/プライバシーガラス(95,000円)
●ルーフレール/シャークフィンアンテナ(50,000円)
1.6i-L アイサイト(233万円)
1.6iアイサイトの一つ上のグレードになります。(価格は+132,000円)
※1.6iアイサイトに下記赤字の装備が追加・変更
- X-MODE
- プライバシーガラス
- カラーマルチファンクションディスプレイ
- パドルシフト
- カップホルダー付きアームレスト(後席中央)
●アイサイトセイフティプラス(30,000円)サイドビューモニター付き(50,000円)
●クリアビューパック(20,000円)
●LEDヘッドランプセット(95,000円)
●革シートセット(150,000円)
●ルーフレール/シャークフィンアンテナ(50,000円)
●キーレスアクセス/プッシュスタート(50,000円)
2.0e-L アイサイト(265万円)
ハイブリッドモデルの中でベーシックなグレードです。(価格は1.6i-Lアイサイト+319,000円)
※グレード毎に変わる部分を中心に記載
- ハロゲンヘッドランプ
- ウインカー付きドアミラー
- 17インチアルミホイール
- 革巻きステアリングホイール/革巻きシフトノブ
- トリコットシート
- キーレスアクセス/プッシュスタート
●アイサイトセイフティプラス(30,000円)サイドビューモニター付(50,000円)
●クリアビューパック(20,000円)
●革シートセット(100,000円)
●パワーシートセット(50,000円)
●ステアリング連動LEDヘッドランプ/ヘッドランプウォッシャー/アダプティブドライビングビーム(80,000円)
●ラダータイプシルバールーフレール/シャークフィンアンテナ(50,000円)
2.0e-S アイサイト(287万円)
2.0e-Lの一つ上のグレードになります。(価格は2.0e-Lアイサイト+220,000円)
※2.0e-Lアイサイトに下記赤字の装備が追加・変更
- ステアリング連動LEDヘッドランプ/ヘッドランプウォッシャー/アダプティブドライビングビーム
- 電動オート格納機能/リバース連動機能ドアミラー
- クリアビューパック(デアイサー/ヒーテッドドアミラー/撥水加工フロントドアガラス)
- 18インチアルミホイール
- 合皮/トリコットコンビシート/パワーシート/シートポジションメモリー
- アルミ製ペダル
●アイサイトセイフティプラス(30,000円)サイドビューモニター付(50,000円)
●革シートセット(100,000円)
●ラダータイプシルバールーフレール/シャークフィンアンテナ(50,000円)
アドバンス(293万円)
XVハイブリッドの最上級のグレードになります。(価格は2.0e-Sアイサイト+55,000円)
※2.0e-Sアイサイトに下記赤字の装備が追加・変更
- シルバーアンダーカバー/シルバー角型LEDフロントフォグランプ
- マットブルー金属調インパネ加飾
- ブルー加飾付きアナログメーター
- ブルーステッチ入り革巻きステアリングホイール
●アイサイトセイフティプラス(30,000円)サイドビューモニター付(50,000円)
●革シートセット(100,000円)
●ローマウントタイプシルバールーフレール/シャークフィンアンテナ(50,000円)
主要なオプションについて
主要なオプションについて説明します。
X-MODE
1.6iアイサイト | 不可 |
1.6i-Lアイサイト | 標準装備 |
2.0e-Lアイサイト | 標準装備 |
2.0e-Sアイサイト | 標準装備 |
アドバンス | 標準装備 |
悪路を安全に走るためのモードです。
フルタイム4WDなので基本的には安定していますが、雪道や悪路では安心感が増すと言えます。
クリアビューパック
1.6iアイサイト | +20,000円 |
1.6i-Lアイサイト | +20,000円 |
2.0e-Lアイサイト | +20,000円 |
2.0e-Sアイサイト | 標準装備 |
アドバンス | 標準装備 |
ワイパブレードの凍結を熱線で溶かすワイパーデアイサー、曇りや凍結を取り除くヒーテッドドアミラー、水滴がつきにくい撥水加工フロントドアガラスのセットです。
ステアリング連動LEDヘッドランプ+アダプティブドライビングハイビーム
1.6iアイサイト | +95,000円 |
1.6i-Lアイサイト | +95,000円 |
2.0e-Lアイサイト | +80,000円 |
2.0e-Sアイサイト | 標準装備 |
アドバンス | 標準装備 |
安全装備です。
カーブに連動して進行方向を照らしてくれるので、夜間の走行がより安全になります。
アイサイトセイフティプラス・サイドビューモニター
グレード | アイサイトコアテクノロジー | アイサイトセイフティプラス |
1.6iアイサイト | 標準装備 | 不可 |
1.6i-Lアイサイト | 標準装備 | +50,000円 |
2.0e-Lアイサイト | 標準装備 | +50,000円 |
2.0e-Sアイサイト | 標準装備 | +50,000円 |
アドバンス | 標準装備 | +50,000円 |
スバルの安全装備は「アイサイトコアテクノロジー」と「アイサイトセイフティプラス」に分かれます。
アイサイトコアテクノロジーだけでも十分な安全装備の内容になっています。
アイサイトセイフティプラスは更に2つの安全装備が追加されます。
①スバルリヤビークルディテクション
②サイドビューモニター
価格はそこまで高くないので必要に応じて追加しましょう。
ガソリンとハイブリッド
ガソリンとハイブリッドではどちらを選ぶべきでしょうか。
XVは他の車種と違い、ガソリンからハイブリッドになることで装備もグレードアップします。
リセールバリューなども含めた総合的な点から見ると、ハイブリッドの方がおすすめだと言えます。
次にXVハイブリッドのメリットを説明します。
燃費の差(ガソリン代)
WLTCモードにおけるカタログ燃費を比較すると、ガソリンモデルとハイブリッドモデルの燃費差は約3.4km/lです。
8月17日現在の全国のガソリン代平均価格は127円/Lで、年間10,000kmを走行した場合の燃料代の差は次の様になります。
ガソリン | 109,483円 |
ハイブリッド | 84,667円 |
差 | 24,816円 |
1年:24,816円 3年:74,448円
5年:124,080円 7年:173,712円
減税の差
XVとXVハイブリッドの減税の内容は次の通りです。
【XV】
環境性能割(旧取得税) | 1%減税 |
エコカー減税(重量税) | 対象外 |
グリーン化特例(自動車位税) | 対象外 |
【XVハイブリッド】
環境性能割(旧取得税) | 非課税 |
エコカー減税(重量税) | 25%減税(7,500円) |
グリーン化特例(自動車位税) | 約50%減税(約18,000円) |
XVの環境性能割負担額(2%)はグレード平均約41,200円なので、ガソリンとハイブリッドの減税の差は66,700円となります。
結論:ハイブリッドが良い
これまでの数字をまとめると、5年間(年間10,000km走行)乗る場合では、
おすすめのグレードとポイント
ここまでで、「ハイブリッド」がおすすめだということがわかりました。
最後にグレード毎の価格と装備の違いを整理します。
グレード | 価格 | 装備 |
1.6i アイサイト | 220万円 | X-MODEなし、ハロゲンヘッド、17アルミ、リモコンキー 他 |
▼+13万円 | ||
1.6i-L アイサイト | 233万円 | X-MODE、プライバシーガラス、パドルシフト、カラーマルチファンクションディスプレイ 他 |
▼+32万円 | ||
2.0e-L アイサイト | 265万円 | ウインカードアミラー、革巻きステアリング・シフトノブ、17アルミ、プッシュスタート 他 |
▼+22万円 | ||
2.0e-S アイサイト | 287万円 | LEDヘッドランプ、クリアビューパック、18インチアルミホイール、アルミペダル 他 |
▼+6万円 | ||
アドバンス | 293万円 | シルバーアンダーカバー、ブルー、ブルー加飾付きアナログメーター 他 |
※下4桁四捨五入
おすすめは2.0e-Sアイサイト
ガソリンよりハイブリッドの方が良い時点で上位3グレードになり、後は装備やリセールの差になります。
2.0e-Lアイサイトは価格に見合ったモデルアップですが、それでも装備ハロゲンヘッドランプ等装備に今一つなところがあります。
アドバンスは2.0e-Sアイサイトから性能としては変わっていませんので、選ぶメリットは大きくはないでしょう。
残る2.0e-Sアイサイトは、リセールに反映されやすいアルミのインチアップの他、LEDセットが入り安全面も向上します。2.0e-Lから22万円のアップにはなりますが、十分な装備のアップだと考えます。
①ナビはビルトイン。7インチなら社外でもOK
ディーラーオプションでナビは4種類用意されています。
ビルトインナビは見た目もすっきりで、メーカーオプションの様な仕様でリセール時も小売目線で評価されそうです。
7インチナビは後付け可能な仕様で、値段も比較的高価な為ビルトインナビが社外ナビがおすすめです。
②アイサイトプラスや革シートは基本的には不要
アイサイトセイフティプラスや革シートセットは比較的安価なので、付けるハードルは低い上に安全面や見た目の高価もそれなりに期待できます。
ただし標準装備でも安全装備は十分と言えますし、革シートもハーフレザーと比べてそこまでリセールでプラスになる訳でもないので基本的には不要です。
③おすすめの色
おすすめの色はパールホワイト又は黒がおすすめです。
XVで言うと、「クリスタルホワイト・パール」又は「クリスタルブラック・シリカ」です。
リセール的に次に来るのは「マグネタイトグレー・メタリック」「クールグレー・カーキ」でしょうか。
まとめ
以上XVのおすすめのグレードについて解説しました。
XVは比較的安価な部類ですが、クロスオーバーSUVでかっこよく、スバルの優れた安全装備がついているお勧めの車です。
専門誌による新車メーカー5社の前方車追従定速走行・車線逸脱防止性能の評価。
日産 +++
スバル ++
トヨタ+
ホンダ +
マツダ
の順。
日産が一番挙動が細かくストレスが少なく、マツダが一番課題が残る。自動運転フェーズ3に一番近いのは日産か。#自動運転#運転機能#オートパイロット— キノさん@車査定/中古車ビジネス (@Boardingxx) July 26, 2020
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