アルファードを購入の際、どのグレードを買えば良いか迷うことはありませんか?
アルファードは安くても300万円台、高ければ700万円まである高額な車両なだけに納得したグレードを選びたいですよね。
本記事では”リセールバリュー”や”装備”の観点から、アルファードのお勧めのグレードについて解説します。
・アルファードのおすすめグレード
・アルファードの選び方、各グレードの特徴
それでは早速見ていきましょう。
参照元:グーネット
エアロ系であることからリセールが高め
新車価格が抑え目の割りにポイントを押さえた充実の装備
輸出向け必須装備→「3眼LEDライト」「デジタルインナーミラー」「スペアタイヤ」は付けておくこと
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お勧めは2500ccの2WD
アルファードのグレードは排気量(2500cc・3500cc)、駆動(2WD・4WD)、定員(7名・8名)が選択できるグレード構成になっています。
この中で最もお勧めの組み合わせは、
2500ccの2WDの7人乗り です。
定員は一部の限られたグレードしか選択ができないので殆どが7人乗りになります。
また4WDでないといけない理由を除き、2WDが燃費と使い回しの点でお勧めです。
2500ccは、リセールバリュー(再販価値)が3500ccに比べて良いという結果が出ている事が理由です。
【参考】
排気量 | 3年落ちの新車価格に対する平均残価率 |
2500cc | 74.4% |
3500cc | 56.3% |
>>関連記事:『アルファードのリセールをグレード別に詳しく解説』
では次に「2500cc・2WD」の中でのグレードの違いを見ていきます。
標準系とエアロ系
【2500ccのグレード一覧】
グレード名 | 排気量 | 価格 |
2.5X(標) | 2500cc | 3,635,000円 |
2.5G(標) | 2500cc | 4,539,000円 |
2.5S(エ) | 2500cc | 3,908,000円 |
2.5Sタイプゴールド(エ) | 2500cc | 4,240,000円 |
2.5SCパッケージ(エ) | 2500cc | 4,664,000円 |
※標=標準形、エ=エアロ系の略
2500ccの中でもグレードが「標準系」と「エアロ系」に分かれます。
標準系とは、エアロパーツが元々装備されていないグレードの事です。
エアロ系とは、エアロパーツが元々装備されているグレードの事です。
エアロ系がリセールが良い
【参考】
モデル | 3年落ちの新車価格に対する平均残価率 |
標準系 | 73.5% |
エアロ系 | 75% |
>>関連記事:『アルファードのリセールをグレード別に詳しく解説』
僅かですが、3年落ちではエアロ系の方がリセールが良いという結果が出ています。
これは5年落ち、7年落ちと年数が経つにつれ数字の開きが大きくなります。
見た目もかっこよく、リセールも良いので標準系よりエアロ系を選択した方が良いということになります。
グレード毎の装備の違い
エアロ系には、「S」「Sタイプゴールド」「S Cパッケージ」と3つのグレードがあります。
各グレードの装備の違いを見ていきましょう。
S
グレードで変わる部分を抜粋
・パワースライドドア(助手席側)
・ブラック加飾2眼LEDヘッドランプ
・ボディ同色ドアミラー(電動オート格納機能/ウインカーミラー付)
・18インチアルミホイール
・サイドシルスポイラー/縦長リフレクター付リアエアロバンパー
・スタンダードコンソールボックス
・革巻きコンビステアリングホイール
・前後左右独立温度調整オートエアコン
・ブラックファブリックシート
・防眩インナーミラー
Sタイプゴールド
主要装備
・パワースライドドア(運転席側/助手席側)/パワーバックドア
・LEDイルミネーション機能付3眼LEDヘッドランプ/LEDコーナーリングランプ/シーケンシャルターンランプ
・ボディ同色ドアミラー(電動オート格納機能/ウインカーミラー付)
・18インチ高輝度塗装アルミホイール
・ハイグレードコンソールボックス(メタルブラウン木目調加飾付
)/リアエンドボックス
・メタルブラック木目調/革巻きコンビステアリングホイール
・排ガス検知機能付前後左右独立温度調整オートエアコン/ナノイー
・ブラック合皮/ウルトラスエードコンビシート
・防眩インナーミラー
・ウェルカムパワースライドドア機能付スマートエントリー
S Cパッケージ
主要装備
・パワースライドドア(運転席側/助手席側)/パワーバックドア
・LEDイルミネーション機能付3眼LEDヘッドランプ/LEDコーナーリングランプ/シーケンシャルターンランプ
・ボディ同色ドアミラー(電動オート格納機能/リバース連動機能/ウインカーミラー付)
・18インチ5本ツインスポークアルミホイール
・シフトパネル一体型大型ハイグレードコンソールボックス(メタルブラウン木目調加飾付
)/リアエンドボックス
・メタルブラック木目調/革巻きコンビステアリングホイール
・排ガス検知機能付前後左右独立温度調整オートエアコン/ナノイー
・ブラック合皮シート
・快適温熱シート/パワーシート/助手席オットマン
・自動防眩インナーミラー
・ウェルカムパワースライドドア機能付スマートエントリー
付けといた方が良い装備
まとめると次の様になります。
価格差と装備の違い
S(3,908,000円)
・ファブリックシート、2眼LEDライト、片側パワースライドドア等
↓ (+332,000円)
Sタイプゴールド
・合皮コンビシート、3眼LEDライト、両側パワースライドドア等
↓ (+424,000円)
S Cパッケージ
・合皮シート、シートヒーター、パワーシート等
ここでアルファード(ヴェルファイアも)が高額で取引される、マレーシア向けの輸出に必須の装備があります。
【マレーシア向け必須装備】
- 3眼LEDライト
- デジタルインナーミラー
- スペアタイヤ
デジタルインナーミラーとスペアタイヤはディーラーオプションで後から付けることができますが、
3眼LEDライトは後付けが不可です。
アルファード等がこれまで高額買取ができ、高いリセールを維持できていたのはマレーシアへの輸出があったからです。
その為マレーシア向けの装備は意識しておいて損はないと思います。
そう考えると”Sタイプゴールド”か”S Cパッケージ”が有力と言えることになります。
まとめ
以上のことから、お勧めは2つのグレードに絞られる訳ですが、
”S Cパッケージ”のフルレザーシートや、細かなアルミホイールの違いが、”Sタイプゴールド”に比べ約40万円の価値があるかというと、微妙なところです。
その為私はこれから買うなら、”Sタイプゴールド”が最もアリなグレードかなと思っています。
とはいえ同グレードは2020年に発売の為、それまでは”S Cパッケージ”が断トツでお勧めのグレードではありました。
是非アルファードを購入検討の際には参考にしてみてください。