アルファードのリセールをグレード別に解説【3年・5年落ち含めて】

アルファードのリセールバリューを徹底解説

トヨタのフラッグシップミニバンのアルファード。ユーザーの中には、リセールバリューが高い事を知って購入している方も多いですよね。殆どがそうかもしれません。

今回はアルファードのリセールバリューについて徹底解説します。輸出にも大きく絡むアルファードは高年式の間は高い残価率を維持できます。

これを読めばどのタイミングで売却するのが最もお得か、の参考になるかと思います。

キノさん
キノさん
こんにちは。中古車査定士のキノさんです。
車買取で10年のキャリアとこれまで2,500台の車の買取経験を総動員してお伝えします!

 

1. アルファードのリセールバリューを徹底解剖

※2020年4月時点で、新型コロナウイルスの影響で輸出向き車種の買取相場が大きく下がっています。その影響を受けている結果となっている為、今後回復する可能性はあります。

平成29年(3年落ち)について

アルファード3年落ちの買取価格

3年落ちのアルファードは、平成30年のマイナーチェンジ前の30前期モデルとなります。
平成29年式の7人乗り2WDタイプ、走行距離は2万km〜4万km、事故修復歴はなし、車両状態は良好を想定とします。

新車価格買取予想価格
残価率
2.5X(AGH30W)3,304,000円242万円前後
73%
2.5S(AGH30W)3,568,000円265万円前後
74%
2.5SAパッケージ(AGH30W)3,754,473円270万円前後
72%
2.5G(AGH30W)3,968,000円295万円前後
74%
2.5SCパッケージ(AGH30W)4,173,709円330万円前後
79%
3.5SA(GGH30W)4,145,237円250万円前後
60%
3.5SACパッケージ(GGH30W)4,585,091円297万円前後
65%
3.5GF(GGH30W)4,842,327円220万円前後
45%
3.5エグゼクティブラウンジ(GGH30W)6,522,218円358万円前後
55%

※装備(サンルーフやエアロの有無)、ボディカラー、車両状態に依って価格が変動
※残価率=買取予想価格/新車価格(%)

・最もリセールバリューが高いグレードは2.5SCパッケージ
・残価率は70%〜80%

2,500ccは驚異の残価率70%越え!3,500ccは残価率が低い

2500ccのグレードではSCパッケージが断トツで残価率が良いですね。他の車種を見ても3年で70%を超える車両は中々ありません。

装備も良くなりますし、2500のアルファードならばSCパッケージ一択ではないでしょうか。

3500ccの場合は2500ccに比べ残価率が大きく減少します。税金等も高くなることから、余程の事がない限り2500ccを選択する方がリセールバリューとしては良いと言えます。

2500ccはマレーシアと香港とトリニダード・ドバゴ、ロシアに輸出

高残価率となっている背景には輸出のニーズがあることが挙げられます。特に海外ではサンルーフがオプション設定でも装備できない等の現地の事情があり、日本からの中古車輸出の頼っている面があります。

中でも高単価を支えているのはマレーシアです。マレーシアは6年落ちのアルファードまで輸入を受け入れています。

3500ccはマレーシアと香港、英国に輸出

3500ccも輸出されていますが、高排気量は世界的にも人気がなく、入国の際の関税も高くなることがリセールバリューを下げる背景にあります。

 

平成27年(5年落ち)について調べてみた

今から5年落ちのアルファードは、30アルファードが発売された平成27年式。

平成27年式の7人乗り2WDタイプ、走行距離は4万km〜6万km、事故修復歴はなし、車両状態は良好を想定とします。

新車価格買取予想価格
残価率
2.5X(AGH30W)3,304,000円220万円前後
67%
2.5S(AGH30W)3,568,000円253万円前後
71%
2.5SAパッケージ(AGH30W)3,754,473円253万円前後
67%
2.5G(AGH30W)3,968,000円242万円前後
61%
2.5SCパッケージ(AGH30W)4,173,709円305万円前後
73%
3.5SA(GGH30W)4,145,237円242万円前後
58%
3.5SACパッケージ(GGH30W)4,585,091円286万円前後
62%
3.5GF(GGH30W)4,842,327円220万円前後
45%
3.5エグゼクティブラウンジ(GGH30W)6,522,218円297万円前後
46%

※装備(サンルーフやエアロの有無)、ボディカラー、車両状態に依って価格が変動
※残価率=買取予想価格/新車価格(%)

・最もリセールバリューが高いグレードは2.5SCパッケージ
・残価率は60%〜70%(2500ccにて)

3年落ちからの2年間はゴールデン期間。残価率70%前後が維持される。

2,500ccにおいては3年経過時とそこまで大きな差がありません。3年落ちからの2年間では殆ど価値が下がらないということがわかります。

反面3,500ccは残価率が50%を割り始めます。とはいえ一般的に多くの車種が5年で50%を割りますので突出してリセールバリューが悪い訳ではありません。

2.5SCパッケージは10万km走っても、264万円前後の残価率63%。驚異

新車価格が417万円の車(オプションと諸費用は別途必要)を5年間で10万km乗っても、売ったら264万円で売れる。驚異的な数字です。恐らくマレーシアに輸出で行く為だと思われます。

アルファードを買われる方は2500のSCパッケージがお勧めです。

 

平成25年(7年落ち)について調べてみた

参照元:グーネット

7年落ちのアルファードは、平成25年式の20のアルファードになります。

平成25年式の7人乗り2WDタイプ、走行距離は6万km〜8万km、事故修復歴はなし、車両状態は良好を想定とします。

新車価格買取予想価格
残価率
240X(ANH20W)3,175,000円120万円前後
38%
240S(ANH20W)3,508,000円145万円前後
41%
240G(ANH20W)3,680,000円115万円前後
31%
240SCパッケージ(ANH20W)3,880,000円175万円前後
45%
350S(GGH20W)3,770,000円155万円前後
41%
350G(GGH20W)4,060,000円160万円前後
39%
350SCパッケージ(GGH30W)4,280,000円145万円前後
34%
350GLパッケージ(GGH30W)4,620,000円185万円前後
40%

※装備(サンルーフやエアロの有無)、ボディカラー、車両状態に依って価格が変動
※残価率=買取予想価格/新車価格(%)

7年落ちアルファードの残価率は35%〜45%(2400ccにて)

20型アルファードでも2400ccの上級グレードが値持ちは良い結果に

20型アルファードにおいても3500ccよりも2400ccの方がリセールバリューが良いという結果になりました。

基本的にアルファードは小さい排気量の方が総じて良いことが伺えます。

2代目アルファード(20系)の輸出国

  • 2400cc→ケニア、タンザニア、NZ、ロシア、香港、モザンビーク、スリナム、セントルシア、ジョージア、南アフリカ共和国 他
  • 3500cc→ロシア、スリナム、NZ、香港、ジョージア

以上の様に多数の国に向けて輸出されている為、走行距離の増加や多少の状態の悪化では値崩れが起きにくいと言えます。

ただし各国の輸入規制に依ってはリセールバリューが崩れることが予想されます。新型コロナウイルスの影響前ではもっと高いリセールバリューでした。

 

初代アルファードの買取価格

参照元:グーネット

2代目の20型アルファードは平成20年に発売されました。それまでに販売されていた初代の10型アルファードV(ネッツトヨタ店)のリセールバリューについて見ていきます。アルファードG(トヨペット店)との大差はありません。

平成20年式の7人乗り2WDタイプ、走行距離は10万km以上、事故修復歴はなし、そこそこの車両状態を想定します。

新車価格買取予想価格
残価率
AX(ANH10W)2,835,000円0〜5万円前後
0%
AXLエディション(ANH10W)2,919,000円0〜5万円前後
0%
AS(ANH10W)3,150,000円0〜5万円前後
0%
ASプラチナセレクションⅡ(ANH10W)3,297,000円10万円前後
3%
MX(MNH10W)3,108,000円0〜5万円前後
0%
MXLエディション(MNH10W)3,330,000円0〜5万円前後
0%
MS(MNH10W)3,423,000円0〜5万円前後
0%
MSプラチナセレクションⅡ(MNH10W)3,570,000円5万円前後
2%
MZ(MNH10W)3,759,000円5万円前後
2%
MZGエディション(MNH10W)4,326,000円5万円前後
2%

※装備(サンルーフやエアロの有無)、ボディカラー、車両状態に依って価格が変動
※残価率=買取予想価格/新車価格(%)

10系アルファードは買取の値段がほぼつかない。高く売るなら廃車を検討しよう

廃車は全国で対応が可能なカーネクストがお勧め

買取の場合は再販を前提としていますので、引取から再販までのコストも考えて計算しています。

廃車の場合は再販とはならないのでコストが少なく済む他、自賠責保険の未経過分や重量税の未経過分の還付を受ける事で、場合により高い金額で買取をしてもらえます。
カーネクスト


2. サンルーフやエアロ、ボディカラーによる違いを検証

3年落ちで最もリセールバリューが高い、2.5SCパッケージにおいて、装備や色の違いによるリセールバリューへの影響について調べます。

 

サンルーフ・エアロパーツの有無による違い

アルファードSRエアロの違い

サンルーフの影響→約6万円
・・・つけても売却価格に影響は少ない

エアロの影響→約18万円
・・・モデリスタやTRDなどのブランドによるが影響は大きい

 

ボディカラーによる違い

アルファード色の違いによる差

人気色と普通色の差→約12万円
・・・パールホワイトが3万円のオプションで選択できることを考えたらお得

※人気色→パールホワイト又は黒
※普通色→シルバーや紺等、人気色以外

高年式アルファードで普通色は全体の1割以下

特に拘りがなければ人気色を選択する方がベターです。とはいえ10万円ぐらいの差に止まりますので、好みの色を買うのもありです。

3. リセールバリューを高めるまとめ

  • 2.5SCパッケージの2WDモデル
  • 色はパールホワイト又は黒
  • サンルーフとエアロパーツ付き

以上のスペックのアルファードが、現在で最もリセールバリューが高いアルファードである事がわかりました。

是非参考にしてみてください!