【VW】Tクロスのリセールバリューと残価率を中古車査定士が解説

  • Tクロスのリセールってどうなの?
  • 特にリセールの高いグレードや仕様は何?

こんな疑問をお持ちではないでしょうか?

こんにちは、中古車査定士の@キノサンです。

今回は、フォルクスワーゲン/Tクロスのグレード別のリセールバリューや残価率についてについて詳しく解説していきます。

この記事を読めば、

  • Tクロスのリセールの特徴やポイント
  • リセールの高いグレードや装備・仕様

について詳しく理解することができます。

ぜひ参考にしてみてください。

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【結論】Tクロスのリセール

Tクロスのリセール

まずTクロスの1年・3年落ちのリセール(残価率)を記載します。

残価率とは買取価格/新車価格(%)で値持ちの良さを表す指標。
経過年数
モデル
残価率/買取額
リセールランク
1年落ち/R3年
C1系
81%/253万円
★★★★☆
3年落ち/R1年
C1系
72%/228万円
★★★★☆
※買取額は全グレードの平均
キノサン
3年後の残価率が72%とは、新車が1000万円の3年後の買取額が720万円である、という意味です。
アシスタント
サポート
Tクロスのリセールはまずまずと言ったところ。輸入車あるあるで、モデルチェンジの持ち越しなどには注意。

≫【関連記事】リセールバリューの高い車を全車種の中からランキングで紹介(2022年最新版)

結論:Tクロスのリセール
  • リセールバリューはまずまず。走行距離と色、車両状態が重要
  • グレードはアクティブ、スタイル、Rラインがおすすめ
  • パッケージオプションは充実させた方が良い。アルミも大きい方が良い

経過年数/グレード別のリセール

Tクロスのリセール

新車から1年・3年後のリセールをグレード別に紹介します。

【調査条件・環境】
・過去3ヵ月のオークションデータ
・装備と色は絞り込みなし
・事故歴なし車両状態良好として

▼関連記事
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1年後のリセール:残価率81%

グレード新車価格
平均走行距離
データ数
買取値幅
平均買取額
残価率
TSI 1st3,019,000円
1.5万km
4件
185~225万円
205万円
68%
TSI 1stプラス3,379,000円
0.7万km
8件
240~265万円
255万円
75%
TSI アクティブ2,780,000円
0.4万km
5件
205~255万円
240万円
86%
TSI スタイル3,030,000円
0.6万km
3件
255万円~285万円
265万円
87%
TSI Rライン3,450,000円
0.5万km
8件
265~315万円
300万円
87%

※残価率=買取相場/新車価格(%)

【1年後の残価率/平均買取額】

81%/253万円

アクティブ、スタイル、Rラインが発売されたのがR3年だった為、1年落ちから始めました。

1年落ちというだけあって、高い残価率があります。

 

3年後のリセール:残価率86%

グレード新車価格
平均走行距離
データ数
買取値幅
平均買取額
残価率
TSI 1st2,999,000円
1.5万km
25件
190~255万円
220万円
73%
TSI 1stプラス3,359,000円
1.4万km
27件
205~265万円
235万円
70%

※残価率=買取相場/新車価格(%)

【3年後の残価率/平均買取額】

72%/228万円

Tクロス発売の年。

1年落ちとそこまで数値は変わりません。

1st、1stプラスはそこまでリセールの高いグレードではありませんね。

 

経過年数別リセールのまとめ

経過年数別のリセールをまとめます。

経過年数
モデル
残価率/買取額
リセールランク
1年落ち/R3年
C1系
81%/253万円
★★★★☆
3年落ち/R1年
C1系
72%/228万円
★★★★☆
★★★★★(星5つ)→最高!
★★★★☆(星4つ)→高い
★★★☆☆(星3つ)→普通
★★☆☆☆(星2つ)→低い
★☆☆☆☆(星1つ)→とても低い

輸入車ということで、最高ランクのリセールとは言えません。

しかしモデルとして出始めであり。グレードをしっかり選べばそこそこのリセールをキープできる可能性はあるでしょう。

 

リセールバリューのポイント

Tクロスのリセールのポイント

ここからは、そんなTクロスのリセールバリューの高い仕様、リセールが高くなる買い方を紹介します。

まずは色(ボディカラー)。

リセールバリューの高い色

色のリセール差をオークションから調べた結果が下記。

台数/走行距離平均価格
シロ18台/1.5万km230万円
クロ15台/1.4万km227万円
グレー14台/1.2万km230万円
その他(アカ、アオ、ミドリ、オレンジ)17台/1.3万km209万円

※TSI 1st、1stプラスにて n=64

人気でリセールの高い色は「シロ、クロ、グレー」です。

その他の色との差は約20万円。

色だけでこれだけの差が出るので、先々乗り換える予定の方はリセールの高い色を選ぶのが良いですね。

 

リセールの高いオプション

 おすすめのオプション
  • ディスカバープロパッケージ
  • セーフティパッケージ
  • テクノロジーパッケージ

純正ナビである”Discover Pro”、リヤビューカメラ、アダプティブクルーズコントロールなど、評価の高い装備がつきます。

その他はグレードや走行距離、車両状態が良く保つ様に努力しましょう。

 

【中古車査定士が解説!】車を高く売る方法とおすすめの買取サービス

ディーラーの下取りと中古車買取サービスを比較した場合、90%以上の確率で10万円以上、中古車買取サービスの方が高い買取額が出ます。

アシスタント
サポート
中には100万円以上差が出る場合もあり、下取りにお任せは非常にもったいないケースが多いですよ。

しかしどこに査定を依頼すれば安心して、車が高く売れるのか、色々わからなかったり不安なことも多いのではないでしょうか。

そこで今回は中古車査定士の筆者が自分の車を売る際にも使う買取サービスを紹介するので、車の乗換えや売却の際の参考にしてみてください。

すぐに車を手放せる人向け:効率と価格を両取り「オークション形式」

車をすぐに手放せる人(1ヵ月以内に売却可能)は、手間をかけずに高値で売却できる「オークション形式」の売却がおすすめです。(無料)

「オークション形式」とは、最初に1度の査定をして、そのデータに対し複数の業者がWeb上でオークション形式で入札してくる方式のこと。

キノサン
オークションの結果が安かった場合は、無料でキャンセルもできます。

そんなオークション形式で車を売る際の筆者のおすすめはユーカーパックというサービスです。

ユーカーパックは、業界最大規模の約8,000店の中古車店が加盟しており、専門査定士による写真撮影等で車が高く売れるというのが特徴です。

サービスの流れを簡単に紹介します。

車の内容と連絡先を記載して査定を依頼する
査定担当者より査定日時の連絡がくる
自宅等で車の査定を受ける
査定結果を元にオークションの設定をする
Webオークションが開催(マイページより確認)
結果に対し売却する・しないを検討する(約3日)
売却する場合は10日以内に車を引き渡す
売却しない場合はサービス終了

査定を依頼してから、結果が出るまでがかなりスピーディなのも特徴の一つ。

それでありながら、一括査定で10社以上と細かく交渉した価格の「上位1位〜3位レベル」の価格が出るので、かなり効率の良い売却方法です。

注意点として、売却する場合は10日以内に手放す必要があるので、車を手放せるタイミングを自分でコントロールして依頼するようにしましょう。

↓一括査定とユーカーパックを比較↓

一括査定ユーカーパック
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手間(電話対応、査定対応、価格交渉)×業者数査定担当者との打合せのみ
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引き渡し業者との交渉売却決定から約10日以内

≫ユーカーパック(公式HP)

 

すぐに車を手放せない人向け:引渡しの融通等が利く「一括査定」

  • 車の納車時期がはっきりしていない…
  • 次に買う車が決まっていない…
  • 買取額を元にディーラーと商談したい…

などのすぐに車を手放せる状態にない人は、買取店と個別に引渡し時期を交渉できる車の一括査定がおすすめです。

一括査定には色んなサイトがありますが、私が最もおすすめなのはカーセンサーの一括査定です。

その理由としては主に2つあり、1つ目は一度に依頼できる業者数が最も多いことです。

査定依頼ができる業者数は住んでいる場所によって異なり、例えば私のエリアだと7社と下記の様に申し込み前に表示がされます。

カーセンサーの一括査定
チェックを外して自分で業者を選ぶことも可能

他の一括査定サービスだと、折角申し込んだのに査定に来れる業者が1社や2社と少なく、十分な比較ができない、ということも少なくありません。

キノサン
多い分には後から調整ができるので、査定業者は多い方がヨシ!

そして2つ目は大手の買取業者がしっかり入っていることになります。

カーセンサーの登録業社の数
カーセンサーには大手業者も多数登録済み

多くの業者に査定依頼ができても、それが名前も知らない、ホームページもない様な業者だと少し不安になったりしませんか?

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大手が安心な理由としては、JPUCという買取業界の健全化を進める団体に加入している会社が多く、トラブルが起きにくいという事もあります。

車の売却は価格も大事ですが、最後まで安心して取引できることの方が重要。

各業者の対応や条件を見比べながら、納得のいく金額で安心して渡せる業者を見つけましょう。

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大手の中でも特に安心なのはカーセブン

査定業者の中でも、特に安心して車を売却できる業者を挙げるならカーセブンです。

同社は社長がJPUCの代表理事を務めており、消費者目線を重視した絶対安心の買取を行なっている企業で、基本的にここに車を売ってトラブルになるということはあり得ません。

もし自分の一括査定対象店舗の中にカーセブンが入っていなければ、ここだけ個別に申し込んでおくのも良いと思います。

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輸入車の売却の際は、下取りや大手の買取店から見積もりをとるのに加え、輸入車専門の買取店からも見積もりをとってみるのがおすすめです。

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まとめ

以上、Tクロスのリセールバリューについての解説でした。

まだ発売から3年しか経過していない新しいモデルで、今後のリセール推移にも注目です。

輸入車はモデルチェンジで受ける影響が国産車に比べ大きい為、マイナーチェンジが数年後入った時は旧モデルの値下がりが起きると考えておきましょう。

リセールバリューの高いTクロスの購入に役立ててみてください。

***

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本記事は以上となります。

最後までお読み頂きありがとうございました。

良いカーライフを。

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