「カローラツーリングのリセールってどう?」
「おすすめのグレードやオプションはある?」
こんにちは、中古車査定士の@キノサンです。
今回は「カローラツーリングのリセールバリュー」について詳しく紹介していきたいと思います。
まだ発売から2年ですが割と見た目も良くて売れていますよね。
リセールの良い売れ筋グレードや、リセールが高い色やオプションについても調べましたので、ぜひ参考にしてみてください。
「リセールバリューの高い車に乗りたいけれど、どの車が何年後にどのくらいリセールがあるのかわからない。。」そう思うことってありませんか?こんにちは、中古車査定士の@キノサンです。今回は私が書いている車のリセールバリュー[…]
【結論】カローラツーリングのリセール
カロツーのリセールは、今のところ高めです。
【特徴】
リセール バリュー | リセールに影響するオプション | おすすめの売却タイミング |
高め | 特になし | 5~7年落ちまで |
簡単に説明します。
【リセール:高め】
現行モデル(発売から2年)の残価率は約78%。
3年落ちで70%を超えるようであれば、まあまあリセールが高い車種になります。
カローラ系なので、走行距離が増えてもあまりリセールが下がらないという展開が先々予想できます。
【オプション:特になし】
リセールに影響しそうなオプションは特にこれといってはなし、エアロも必要なし。
リセールは国内をメインに形成されている感があり、9インチDAやBSM、ヘッドアップディスプレイなどユーザー目線で見るのが良いと思います。
あまりオプションでお金がかかるといった感じもないので、その辺はコスパの良いハイブリッドツーリングモデルと言えます。
【売却タイミング:5~7年落ちまで】
発売されてまだ2年なのでなんともですが、ガソリンモデルは特にケニアに輸出されることもあり7年が一つの節目となりそう。
その他アクシオHVは5年でリセールの節目があったりして、5年落ちと7年落ちは覚えておいた方がいいかもしれません。
3年は無視して大丈夫ですが、特に走行距離が多い場合はこれぐらいの年式で手放した方が旨味がありそうです。
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では次にグレード別のリセールバリューを紹介していきます。
経過年数/グレード別のリセール
カローラツーリングの経過年数とグレード別のリセールを紹介します。
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・過去3ヵ月のオークションデータより
・装備と色は絞り込みなし
・事故歴なし車両状態比較的良好
現行型のリセール:残価率78%
グレード | 新車価格 走行距離 データ数 | 買取値幅 平均買取額 残価率 |
【ガソリン】 | ||
G-X | 2,049,300円 0~3.4万km 8件 | 122~160万円 150万円 73% |
S | 2,216,500円 0~2.9万km 9件 | 140~170万円 155万円 70% |
ダブルバイビー | 2,365,000円 0~4.7万km 45件 | 177~232万円 205万円 87% |
【ハイブリッド】 | ||
ハイブリッドG-X(2WD) | 2,480,500円 0.3~3.1万km 13件 | 145~188万円 170万円 69% |
ハイブリッドG-X(4WD) | 2,678,500円 0~1.6万km 4件 | 195~225万円 210万円 78% |
ハイブリッドS(2WD) | 2,651,000円 0~3.0万km 22件 | 150~230万円 205万円 77% |
ハイブリッドS(4WD) | 2,849,000円 0~2.1万km 18件 | 180~235万円 222万円 78% |
ハイブリッドダブルバイビー(2WD) | 2,799,500円 0~3.9万km 133件 | 177~275万円 232万円 83% |
ハイブリッドダブルバイビー(4WD) | 2,997,500円 0~2.0万km 10件 | 195~265万円 243万円 81% |
※残価率=買取相場/新車価格(%)
【1年/2年落ちの平均残価率】
ガソリン | 77% |
ハイブリッド | 78% |
ガソリンとハイブリッドではリセールはほぼ同じです。
こうなると値引きが大きく、維持費も安いハイブリッドの方が有利と言えそう。
リセールが最も良さそうなのは、ガソリンのダブルバイビー、最も売れているのはハイブリッドダブルバイビーの2WDです。
リセールが落ちるタイミング
リセールが毎年どの様に落ちていくのかを調査。
グレードは「ハイブリッドダブルバイビー(2WD)」にて。
モデル (グレード) | 平均買取額 (前年との差) |
当年もの | 245万円 (残価率:88%) |
1年落ち | 232万円 (−13万円) |
2年落ち | 221万円 (−11万円) |
今のところ少しずつ落ちていっているのみ。
今後マイナーチェンジや、輸出が絡むと5年落ちや7年落ちでリセールの段ができると思われる為、そこは要注目でしょう。
カローラツーリングの輸出
現状わかっているカローラスポーツの輸出先は下記。
型式 | 仕向国 |
ZRE212W (ガソリン) | ケニア |
ZWE211W (ハイブリッド) | オーストラリア |
ケニアは7年落ちまで行きますので、輸出相場が効いてくるのは、過走行や7年落ち近くの車両になる予想。
ハイブリッドのオーストラリアも高年式、低走行車の相場にはあまり関係がないでしょう。
カローラツーリング購入時のポイント
リセールバリューを意識した、アルファード購入のポイントについて解説します。
新車を購入する場合
カローラツーリング購入のタイミングとしてはGOODです。
ただしマイナーチェンジの噂が聞こえてきたら待つのもあり。
グレードは「ハイブリッドのダブルバイビー(2WD)」がおすすめ。
見てる感じ4WDの方が若干リセールが高い様な気配もありますので、4WDで悩む方は4WDにしてもいいかもしれません。
今のところリセールもほぼ横並びの状況ですが、新車価格差もそこまでないので、多少無理してでもダブルバイビーまで上げた方がいいと思います。
リセールの高い色
どうせなら少しでも売るときに評価が高い色を買いたいですよね。
オークションデータから調査します。
色 | 台数(シェア) | 平均価格 |
パールホワイト | 75台(56%) | 226万円 |
クロ | 59台(44%) | 219万円 |
※ハイブリッドダブルバイビーにて n=134
そこまで変わりませんが、パールホワイトの方が若干人気で、若干リセールが高そうです。
どちらにしてもこの2色しかなさそうです。
下取車を良い条件で売るコツ
『リセールの高い車を買う』と同時に大切なのは車の売却で損しないこと。
ついつい新しい車のこと(値引きとかオプション)に気を取られますが、数十万円も本来の相場から安く下取り(買取)されているのではさすがに損。
日頃から買取している筆者が思うには、車を高く売るのに必要なのは「どこに売却するか」ではなく「どう動くか」です。
これを正しく理解すれば、無駄な手間をかけることなく本来の相場できちんと車が売却できるようになります。
詳しくは『中古車査定士が教える!車を高く売るのに重要なのは方法論ではない、考え方だ。』に記載しているのでぜひ読んでみてください。
・車を高く売る方法としては洗車をしておくぐらいしか知らない。・車を高く売りたい場合、何か査定前にしておけば良いことってある?もし、少しの努力で査定額がアップしたり、車が高く売れるとすれば実践したいと思いませんか?こんにちは、[…]
中古車を購入する場合
中古車をお得に狙いたいなら、年式が古めの走行距離多めをターゲットにしましょう。
理由はカローラ系は国や年式規制の違いはあれ、過走行車両が輸出で拾われる可能性が高いからです。
輸出で拾われるというのは、走行距離が多い割には輸出される為そこそこの金額で売れるということ。
逆に高年式や走行距離が少ない車両は中古価格も高いので、あまり中古の旨味がないと思います。
ということで、中古を狙うならできるだけ古く、走行距離が多い、ハイブリッドダブルバイビーあたりがオススメ。
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リセールに影響するオプション
現状最もリセールに影響しているのはまずは「年式」「走行距離」の2点です。
エアロは不要、ほぼつけていません。
高年式は国内小売向き用途が強いので、「9インチDA」や「BSM+RCTB」などがセールスポイントになりそう。
逆に「ルーフレール」や「スペアタイヤ」「寒冷地仕様」などはまだ輸出の線があまり見えておらず不要となる線が強いです。
1800ccは輸出にあまり強くないので、このまま国内と一部の海外向けにリセールが形成される可能性もあります。
まとめ
以上、「カローラツーリングは買い!?リセールと残価率を詳しく解説!」でした。
まとめると、
- カローラツーリングのリセールは今のところ高め
- ガソリンとハイブリッドはほぼ同じ。グレードはダブルバイビーがオススメ
- パールホワイトの装備もそこそこぐらいが最も無難な仕様
ということになります。
ぜひ参考にしてみてください!
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