レクサスのフラッグシップクーペ、LC。
下のグレードでも1000万円を超えるレクサスのクーペで、中々手が届くというか日常にいる車ではないかもしれませんね。
今回は、そんなレクサスLCのリセールバリューに迫ります。
LFAは次元が少し違いますが、この様なラグジュアリークーペはリセールが高い傾向がありその辺も気になるところですね。
2010年10月に全世界限定500台で発売された、レクサスLFA。レクサスのプレミアムモデルである「F」シリーズのフラッグシップモデルであり、正に伝説の車です。本記事ではそんなレクサスLFAの貴重なオークションデータを入[…]
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ー先にわかる結論ー
ガソリン60~65%、ハイブリッド55~60%が3年落ちの予想リセール
色と状態で価格が異なる、色の違いで50万円以上は開く
色と装備と状態と距離で組み合わせで変わる。売却価格は慎重に
ー詳しくは記事内容へー
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リセールバリューとは
買取相場の算出方法
買取相場は自動車オークションでの落札予想額から、買取業者の粗利益(10万円〜20万円)を引いて算出します。
理由としては、買取車両の大部分はオークションにて売却されている為です。
株式会社矢野経済研究所の『中古車流通総覧2020年版』によると、買取台数90万台のうち10万台が直接ユーザーに再販され、80万台はオークションで売却されています。
3年後の買取相場
参照元:グーネット
1回目の車検を迎える、新車から3年後(平成29年式)の買取相場について解説します。
平成29年3月にハイブリッドモデル、4月にガソリンモデルが発売開始されました。
【調査条件】
- 平成29年式の2WDモデル:装備と色は混在
- 走行距離2万km前後(年間6000kmで計算)
- 事故修復歴なし、内外装の状態良好
買取相場
グレード | 新車価格 | 買取相場 残価率 |
LC500Lパッケージ | 13,000,000円 | 830万円 64% |
LC500 | 13,000,000円 | データなし |
LC500Sパッケージ | 14,000,000円 | 830万円 60% |
LC500hLパッケージ | 13,500,000円 | 800万円 59% |
LC500h | 13,500,000円 | データなし |
LC500hSパッケージ | 14,500,000円 | 830万円 57% |
※買取相場=直近1ヶ月のオークションデータより算出
※残価率=買取相場/新車価格(%)
リセールが高い車の傾向
【ガソリンモデル】
オークションの落札データを落札額の高い順に並べたものです。
「Lパッケージのサンルーフ付きの赤革の黒、8000km」が900万円(税別)を超えて落札されています。
色が金額に大きく影響します。外装色イエローやシルバーは770万円ぐらいの買取相場になる可能性が十分にあります。
逆にパールホワイト又は黒の外装色で、走行距離が短く、装備もついていれば900万円を超える買取ができる可能性もあります。
【ハイブリッドモデル】
ハイブリッドモデルの方がデータが少ない(オークションに出ている中古車が少ない)為、データの新しい順に並べたものです。
Sパッケージの色の差(イエローとパールホワイト)で90万円の開きがあります。色は要注意です。
Sパッケージは、ほぼほぼ770万円〜800万円がオークション上の相場ですね。
LCのリセールまとめ
- 3年後のリセールはガソリンが60%〜65%、ハイブリッドが55%〜60%
- 他の車種と同じく若干ハイブリッドの方がリセールが弱い
- 色に状態における価格差が強烈、50万円以上の影響は覚悟
- 色と装備内容がよければガソリンモデルで900万円を超える買取も可能性有り、しかしそこが3年落ちの天井
レクサスの中では高めのリセールということがわかりました。
あまり走行距離が伸びなさそうなので、5年、7年と経過した時にどのくらいのリセールがあるのかも気になりますね。
またリセールにおいてはガソリンが強いの法則はここでも当てはまりました。
是非参考にしてみてください。
「リセールバリューの高い車に乗りたいけれど、どの車が何年後にどのくらいリセールがあるのかわからない。。」そう思うことってありませんか?こんにちは、中古車査定士の@キノサンです。今回は私が書いている車のリセールバリュー[…]