レクサスLXのグレード別のリセールバリュー(残価率・買取価格)とリセールの高い仕様を中古車査定士が詳しく解説します。
登録当年と3年後の残価率・買取価格をまとめたので、購入の材料にしてください。
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【経過年数とグレード別】レクサスLXのリセールバリュー
レクサスLXの登録当年・3年・5年・7年落ちの残価率と買取額を記載します。
経過年数/年式 モデル | 残価率/買取額 リセールランク |
---|---|
登録当年/R5年 300系 | 142%/2000万円 ★★★★★ |
フルモデルチェンジ:200系→300系 | |
3年落ち/R2年 200系 | 88%/1025万円 ★★★★★ |
5年落ち/R2年 200系 | 75%/875万円 ★★★★★ |
7年落ち/R2年 200系 | 68%/750万円 ★★★★★ |
※残価率・買取額は全グレードの平均
- 当年車のリセール:残価率142%
- 3年落ちのリセール:残価率88%
- 5年落ちのリセール:残価率75%
- 7年落ちのリセール:残価率68%
ひとつずつ詳しく解説します。
当年車のリセール:残価率142%
登録当年車(300系)のリセールを算出。登録当年車の平均残価率(買取額)は142%(2000万円)となりました。
グレード | 新車価格 平均走行距離 データ数 | 平均買取額 残価率 |
---|---|---|
LX600 | 12,500,000円 0.3万km 13件 | 1950万円 156% |
LX600オフロード | 12,900,000円 0km 1件 | 2000万円 155% |
LX600エグゼクティブ | 18,000,000円 0.7万km 2件 | 2050万円 114% |
※残価率=買取相場/新車価格(%)
- UXのR4年、R5年登録のオークション出品データは少ない
- 値引きとオプション費用次第ではあるが、残価率90%台はありそう
レクサスLXを高く売りたい方は、大手買取店を含めた最大30社にまとめて査定依頼ができる、カーセンサーの一括査定がおすすめです。
査定士の経験上、ディーラーの下取り価格よりも買取店の価格の方が「9割以上のケースで10万円以上高い」ということがほぼ確実に言えます。
しかし買取には安心感も重要。カーセンサーは大手の買取業者がほぼ登録されており、安心して高く買取してくれる業者と出会うことができます。
3年後のリセール:残価率88%
3年後のリセールを200系から算出。3年後の平均残価率(買取額)は88%(1025万円)となりました。
グレード | 新車価格 平均走行距離 データ数 | 平均買取額 残価率 |
---|---|---|
LX570(8人) | 11,356,481円 2.9万km 18件 | 1000万円 88% |
LX570ブラックシークエンス(8人) | 11,916,666円 3.0万km 19件 | 1050万円 88% |
※残価率=買取相場/新車価格(%)
5年後のリセール:残価率75%
5年後のリセールを200系から算出。5年後の平均残価率(買取額)は75%(875万円)となりました。
グレード | 新車価格 平均走行距離 データ数 | 平均買取額 残価率 |
---|---|---|
LX570(5人) | 11,700,000円 3.8万km 12件 | 850万円 73% |
LX570(8人) | 11,700,000円 3.5万km 46件 | 900万円 77% |
※残価率=買取相場/新車価格(%)
7年後のリセール:残価率68%
7年後のリセールを200系から算出。7年後の平均残価率(買取額)は68%(750万円)となりました。
グレード | 新車価格 平均走行距離 データ数 | 平均買取額 残価率 |
---|---|---|
LX570(8人) | 11,000,000円 5.9万km 68件 | 750万円 68% |
※残価率=買取相場/新車価格(%)
1年毎のリセールバリューの変化
1年毎の買取額から、リセールバリューが毎年どのように落ちているのかを見ていきます。
オークションでの出品台数が多い「LX600~LX570」にて調査しました。
経過年数/モデル (平均走行距離) | 平均買取額 (前年比) |
---|---|
当年もの/300系 (0km) | 2100万円 |
1年落ち/300系 (0.3万km) | 1900万円 (−200万円) |
フルモデルチェンジ:200系→300系 | |
2年落ち/200系 (0.9万km) | 1150万円 (−750万円) |
3年落ち/200系 (1.9万km) | 1000万円 (−150万円) |
4年落ち/200系 (2.2万km) | 1000万円 (±0) |
5年落ち/200系 (3.0万km) | 900万円 (−100万円) |
6年落ち/200系 (4.5万km) | 800万円 (−100万円) |
7年落ち/200系 (5.9万km) | 750万円 (−50万円) |
8年落ち/200系 (5.5万km) | 700万円 (−50万円) |
赤字にしているところで大きく落ちます。
主にパキスタンへの輸出が関係しており、同国へは5年落ちまでが輸出される為、5年落ちまでの相場が高くなっています。
それが外れると(6年落ち以降)他にも輸出される国等はあるものの、やや取引相場が下がります。
ただしランドクルーザーやプラドと異なり5年落ちが最も高くなる訳ではないことに注意。
要は年式が5年落ちまでであれば、走行距離が少なく、輸出にはまるスペックであれば高く売れるのです。
レクサスLXの中古車輸出
輸出国を型式別に紹介します。
型式 | 仕向国 |
URJ201W (200系) |
|
パキスタン、マレーシア、ケニアとそうそうたる高単価輸出国に行っています。
リセールが高い車はこういった高単価で輸出が効く国がたくさんあることも関係しています。
個人的にLXの場合は、パキスタンとマレーシアの両方の国に絡む様に売却するのがポイント。
つまり5年落ちで売却する場合でも、満5年経過してから売るのではなく、57ヵ月目までに売却するということです。
マレーシア向けの車を高く売るなら「ENG」
そんなマレーシア輸出にはまる車だけを専門に買取しているのがENGという会社です。
直の輸出業者で、マレーシア行きの車のみを専門に扱っている為、登録から57ヵ月以内のRXを売りに出す場合は高額査定が期待できます。
他にもマレーシア行きで有名なアルファードやヴェルファイアの売却の際もおすすめ。
リセールバリューのポイント
ここからは、そんなLXのリセールバリューの高い仕様、リセールが高くなる買い方について紹介します。
まずは色(ボディカラー)。
リセールバリューの高い色
色のリセール差をオークションから調べた結果が下記。
色 | 台数/走行距離 | 平均価格 |
パールホワイト | 109台/2.8万km | 928万円 |
クロ | 59台/2.8万km | 940万円 |
その他(シルバー・コン・グレー) | 5台/3.1万km | 785万円 |
※5年落ち以内のLX570にて n=173
人気はパールホワイト、リセールはクロの方が高いです。
その他の色は燦々たるリセールになるので色はどちらかにするのが無難でしょう。
内装色との組み合わせによってもリセールは変わります。
リセールの高い内装色
外の色と中の色の組み合わせを見ていきます。
外装×シート | 台数/走行距離 | 平均価格 |
パール×アカ | 19台/3.4万km | 892万円 |
パール×クロ | 38台/2.7万km | 919万円 |
パール×チャ | 28台/2.7万km | 914万円 |
パール×シロ | 19台/2.8万km | 990万円 |
クロ×アカ | 10台/2.5万km | 930万円 |
クロ×クロ | 26台/2.2万km | 959万円 |
クロ×チャ | 15台/4.1万km | 856万円 |
クロ×シロ | 5台/2.3万km | 1089万円 |
※5年落ち以内のLX570にて n=173
最も高い組み合わせは「クロ×シロ」、次が「パール×シロ」、次が「クロ×クロ」となります。
基本シート色はシロ系を選んだ方がリセールに有利なのはランドクルーザー、プラドと共通してパキスタン向け輸出の特徴。
LXにおいては外装色がクロの方が有利ということは新しい発見です。
リセールの高いオプション
基本的に装備はメーカーオプション全部付きが鉄則。
LXを買うのであれば、オプション費用はケチらず思い切った方が良いです。
更にエアロも超重要。
モデリスタエアロパッケージ(500,500円)をつけておくのがおすすめ。
新型LXのおすすめグレード・仕様
内外装の色からして私としてはLX600標準グレードのパール×シロ又はクロ×シロがおすすめになります。
オーナメントは特に差がつかないと思いますが、ウォールナットを選択します。
これに、
- マークレビンソンサウンドシステム
- リアエンターテインメントシステム
- モデリスタエアロパッケージ
を付けてオプションでプラス100万円ぐらい。
これで完成です。
査定士お薦め‼︎車を高く売る方法
「ディーラーの下取額に満足していませんか?」
ディーラーの下取りと中古車買取サービスを比較した場合、90%以上の確率で10万円以上、中古車買取サービスの方が高く買取りができます。
それにも関わらず日本では”ディーラー(下取り)でしか車を売った経験がない”という人が全体の約70%と言われており(矢野経済研究所より)、
中古車買取サービスを使わないのは非常にもったいない!というのが中の人の正直な感想。
そこで今回は中古車査定士の筆者が自分の車を売る際にも使う「おすすめの買取サービス」を紹介するので、高値売却にぜひ役立ててください。
【すぐ手放せるなら】価格が競り上がる「オークション形式」
価格だけを追い求める場合、車売却のトレンドとして「オークション形式」が増えています。(実際に価格も競り上がるので高い)
「オークション形式」とは、最初に1度の査定をして、そのデータに対し複数の業者がWeb上でオークションの様に入札してくる方式のこと。
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現在このサービスが利用できるのは、楽天Carオークションとユーカーパックの2社のみ。
メリットは買取額が高いこと、デメリットはエリアが限定されること(地方は一部不可)、早めに車を手放さなければいけないことになります。
入札業者数はユーカーパックが多い(8,000社)ですが、楽天はポイントが貯まったり余裕を持てたりと一長一短。(楽天の業者数は2,000社)
価格は期待できる上、何より査定が一度だけと全く手間がかからないので「すぐに手放せる人」は一度試してみるべき。
【すぐに手放せないなら】引渡し時期などの融通が利く「ズバット車買取比較」
しかし実際には「すぐに車を引き渡せる人」ばかりではないですよね。
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- 「売却先が決まったので査定依頼をやめたい」
- 「個人情報はしっかり守られるのか」
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査定を依頼後、車の買取相場が画面に表示されるので、相場を予め把握した状態で査定に臨むことができ安く手放してしまう心配もありません。
実際の価格や条件は各業者によって異なるので、担当者の話を聞きながら最も条件の良い業者を選ぶようにしてください。
【外車/輸入車を売却するなら】「輸入車買取専門店」に査定を依頼しよう
外車/輸入車を高く買取してもらおうと思ったら、輸入車買取専門店に査定を依頼するのが鉄則。
筆者のおすすめは全国対応可能な輸入車買取サービスである輸入車.com。
一般的な中古車買取店は、輸入車を買取りした後、業者オークションに出すのが普通の流れ。
その為買取額として提示できるのはオークションで利益が出る範囲内に限定されます。
しかし輸入車.comは直営販売店も持っており、そのまま店頭に並べることができる為、オークション相場を無視した高額提示が可能になります。
特に状態の良い車であるほどその差は大きくなります。大事に乗ってきた車だからこそ、しっかりと評価できるお店に見てもらうことが重要。
リセールの高い中古車の選び方
LXの中古車に入るなら、5年落ちより前を買うか後を買うかはっきりさせておくことです。
既にお伝えした様に、LXのリセールは輸出の関係で5年落ちまではある程度の価格で支えられています。
その為、5年落ち以前を買い、5年落ちで売るというのが一つの考え方。
もう一つは5年落ち以降の明らかにパキスタンから外れた年式を買うこと。
明らかに5年落ち以前のものよりは安く買える他、内装色や仕様を気にする必要もはっきり言えばありません。
古くなっても色々な国に輸出は効くのでリセールがいきなり落ちる可能性は低いです。
ただどちらにしても300系発売の影響はどこかで出てくるので、それを考慮した上で入るのがおすすめ。
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まとめ
ランドクルーザー300系のリセールが暴騰している様に、発売から1年ぐらいは新型LXのリセールも暴騰するでしょう。
過去の歴史から見ても輸出優位でかなり手堅いリセールバリューのある車なので、ハイクラスSUVでリセールを重視する方にはピッタリです。
本サイトは他にも様々な車のリセールを調べています。興味がある方は参考にしてみてください。
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