【CX-8のグレード】違いを徹底比較!おすすめのグレードとオプション

「CX-8でおすすめのグレードはどれ?」

「それぞれのグレードの違いって何?」

参照元:【公式】MAZADAホームページ

マツダの最上位モデルSUV「CX-8」。

その仕様やグレードで迷ったりしていませんか?

ディーゼルとガソリン、グレード、定員、色など、挙げればキリがない程ありますよね。

 

キノさん
というわけで、こんにちは!
今回は「CX-8のグレードとその選び方」について解説します。

 

この記事では、

  • CX-8の各グレードとその違い
  • キノさんおすすめのグレードとその理由
  • おすすめのオプションや仕様

について詳しく説明しています。

 

●CX-8のオプションやグレードで迷っている
●CX-8について詳しく知りたい

方には必見の記事となっていますので、是非最後まで読んでみてください。

 

では早速ですが、まずは結論から。

 おすすめのグレードは「XDプロアクティブ(2WD)」

 2番手は「XD Lパッケージ」、全体的に4WDもおすすめ

 車種特性として標準装備が充実、追加オプションはほぼ不要

という感じです。


キノさん
Lパッケージ以上はプラド(ディーゼル)と価格帯が被り、ややメリットが揺らいできますね。
アシスタント
サポート
「300万円台のディーゼル3列シート」がCX-8の最適なポジショニングということでしょうか。
キノさん
ですね。ディーゼルで考えた場合の対抗馬はプラドCX-5というところでしょう。

【関連記事】『ランドクルーザープラド(ディーゼル)のリセールを徹底解説』

【関連記事】『CX-5のリセールバリューを徹底解説』

CX-8のグレード一覧

グレード一覧

ということで、CX-8のグレードについて早速見ていきましょう。

平成29年12月(現在4年目)に発売されて以来、まだマイナーチェンジ等は行われていません。

ディーゼルとガソリンに分けて記載します。

【グレード一覧】

グレード駆動・燃費(km/L)新車価格
【ディーゼル】
XD(7人)2WD・15.83,377,000円
XD(7人)4WD・15.43,613,500円
XD スマートエディション(6/7人)2WD・15.83,520,000円
XD スマートエディション(6/7人)4WD・15.43,756,500円
XD プロアクティブ(6/7人)2WD・15.83,828,000円
XD プロアクティブ(6/7人)4WD・15.44,064,500円
XD ブラックトーンエディション(6/7人)2WD・15.83,999,600円
XD ブラックトーンエディション(6/7人)4WD・15.44,236,100円
XD Lパッケージ(6/7人)2WD・15.84,382,400円
XD Lパッケージ(6/7人)4WD・15.44,618,900円
XDエクスクルーシブモード(6/7人)2WD・15.84,598,000円
XDエクスクルーシブモード(6/7人)4WD・15.44,999,500円
XD 100周年特別記念車(6人)2WD・15.84,873,000円
XD 100周年特別記念車(6人)4WD・15.45,109,500円
【ガソリン】
25S(7人)2WD・12.42,994,200円
25S(7人)4WD・12.23,230,700円
25S スマートエディション(6/7人)2WD・12.43,137,200円
25S スマートエディション(6/7人)4WD・12.23,373,700円
25S プロアクティブ(6/7人)2WD・12.43,445,200円
25S プロアクティブ(6/7人)4WD・12.23,681,700円
25S ブラックトーンエディション(6/7人)2WD・12.43,616,800円
25S ブラックトーンエディション(6/7人)4WD・12.23,853,300円
25S Lパッケージ(6/7人)2WD・12.43,999,600円
25S Lパッケージ(6/7人)4WD・12.24,236,100円
25S 100周年特別記念車(6人)2WD・12.44,490,200円
25S 100周年特別記念車(6人)4WD・12.24,726,700円
25Tエクスクルーシブモード(6/7人)2WD・12.04,763,000円
25Tエクスクルーシブモード(6/7人)4WD・11.64,999,500円
25T 100周年特別記念車(6人)2WD・12.04,873,000円
25T 100周年特別記念車(6人)4WD・11.65,109,500円

※燃費はWLTCモード

定員は殆どのグレードで6/7人設定から選べるようになっています。

6人乗りの方が価格が高いグレードが多いですね。

 

ディーゼルとガソリンにおける燃費差は約3.6km/L、10,000kmあたりの燃料代の差は約35,500円になる計算です。

※レギュラーガソリン131.4円/L、軽油111.3円/Lで計算。

アシスタント
サポート
ディーゼル車は意外と燃料代の恩恵を受けることができるんですね。

装備の違いと内容を比較

グレードの違い

次に各グレードの装備内容を比較していきましょう。

2WDと4WDの装備内容はほぼ同じなので、2WDのみに絞って記載します。

ベースグレード

XD(2WD)3,377,000円
XD(4WD)3,613,500円
25S(2WD)2,994,200円
25S(4WD)3,230,700円

詳細は【MAZDA公式ホームページ】(タップで飛べます)にて。

●主な標準装備↓

  • クルーズコントロール
  • ハイビームコントロール付LEDヘッドランプ/オートライト
  • 17インチアルミホイール
  • 革巻きステアリングホイール
  • ブラッククロスシート
  • マツダコネクト(8.8インチセンターディスプレイ/コマンダーコントロール)/360度ビューモニター/リモコンキー/4スピーカー
  • AppleCar Play/AndroidAuto
キノさん
CX-8の最もベースグレードでありながら、基本的な装備は充実しています。
アシスタント
サポート
ベースで十分という人も多いですね。強いて言うならリモコンキーというところが不便でしょうか。

 

スマートエディション

グレード価格差額
XDスマートエディション(2WD)3,520,000円ベースグレード+143,000円
XDスマートエディション(4WD)3,756,500円
25Sスマートエディション(2WD)3,137,200円
25Sスマートエディション(4WD)3,373,700円

詳細は【MAZDA公式ホームページ】(タップで飛べます)にて。

●ベースグレードに下記の装備が追加

  • レーダークルーズコントロール/スマートブレーキサポート/レーンキープアシストシステム
  • アダプティブLEDヘッドランプ/シグネチャーLEDランプ
  • ヒータードアミラー
  • アクティブドライビングディスプレイ/交通認識標識システム/ドライバーアテンションアラート
  • アドバンストキーレスエントリーシステム
キノさん
ざっくり言うとレーダークルーズやアドバンストキーなど便利な装備がアップしてるんですね。
アシスタント
サポート
ベースからの金額も少し上がっただけなので、これで十分と考える人も多そうですね。

 

プロアクティブ

グレード価格差額
XDプロアクティブ(2WD)3,828,000円ベースグレード+451,000円
XDプロアクティブ(4WD)4,064,500円
25Sプロアクティブ(2WD)3,445,200円
25Sプロアクティブ(4WD)3,681,700円

詳細は【MAZDA公式ホームページ】(タップで飛べます)にて。

●ベースグレードに下記の装備が追加

  • レーダークルーズコントロール/スマートブレーキサポート/レーンキープアシストシステム
  • アダプティブLEDヘッドランプ/シグネチャーLEDランプ
  • 電動オート格納機能/ヒータードアミラー
  • 19インチアルミホイール
  • サテンクロームメッキ加飾付ウォームシルバーヘアラインインパネ加飾/サテンクロームメッキ加飾付ブラックパワーウインドウスイッチ
  • アクティブドライビングディスプレイ/交通認識標識システム/ドライバーアテンションアラート
  • パワーシート(運転席/助手席)/シートメモリー(運転席)/シートヒーター(運転席/助手席/2列目)
  • サンシェード(リアドア)/ハンズフリーパワーバックドア
  • 6スピーカー
  • 充電用USB端子(2列目)
キノさん
最も売れ筋のグレード。機能・外観ともにパワーアップ。価格と装備のバランスが良いと言えます。
アシスタント
サポート
最も大きいのはアルミでしょうか。これまで17インチだったのが2インチアップは大きいですね。

 

ブラックトーンエディション

グレード価格差額
XDブラックトーンエディション(2WD)3,999,600円プロアクティブ+171,600円
XDブラックトーンエディション(4WD)4,236,100円
25Sブラックトーンエディション(2WD)3,616,800円
25Sブラックトーンエディション(4WD)3,853,300円

詳細は【MAZDA公式ホームページ】(タップで飛べます)にて。

●プロアクティブに下記の装備が追加

  • クロスブラック横6本浅フロントグリル
  • グロスブラックドアミラー
  • ブラックメタリック塗装アルミホイール
  • フレームレスルームミラー
  • 中央部メッキリング付レッドステッチ入革巻きステアリングホイール
  • レッドステッチ入りブラック合皮/グランリュクスコンビシート
  • 10.25インチセンターカラーディスプレイ/地デジTV
  • 充電用USB端子(3列目)/ワイヤレス充電
キノさん
最も売れ筋であるプロアクティブの装備がワイド版。そう考えるとありなグレードです。
アシスタント
サポート
ブラックに統一された外観と、大きくなったセンターディスプレイ、ワイヤレス充電などが便利ですね。

 

Lパッケージ

グレード価格差額
XD Lパッケージ(2WD)4,382,400円プロアクティブ+554,000円
XD Lパッケージ(4WD)4,618,900円
25S Lパッケージ(2WD)3,999,600円
25S Lパッケージ(4WD)4,236,100円

詳細は【MAZDA公式ホームページ】(タップで飛べます)にて。

●プロアクティブに下記の装備が追加

  • グロスブラックブロックメッシュフロントグリル
  • フロントフォグランプ
  • ブライト加飾付無塗装サイドシルプロテクター
  • ルーフレール
  • 19インチ高輝度ダーク塗装アルミホイール
  • フレームレスミラー/グローブボックス植毛加工
  • マルチスピードメーター
  • 中央部メッキリング付革巻きステアリングホイール
  • ブラック革シート
  • シートベンチレーション(運転席/助手席)
  • ワンタッチウォークインスイッチ付ベンチシート
  • BOSEサウンドシステム(10スピーカー)
  • 充電用USB端子(3列目)/ワイヤレス充電
キノさん
最も人気であるプロアクティブの対抗馬がこのグレード。値段もあがりますが装備も充実、おすすめです。
アシスタント
サポート
革シート、BOSEサウンドの高級感に加え、ルーフレールやマルチスピードメーターなども進化。

 

エクスクルーシブモード

グレード価格差額
XDエクスクルーシブモード(2WD)4,598,000円Lパッケージ+215,600円
XDエクスクルーシブモード(4WD)4,999,500円
25Tエクスクルーシブモード(2WD)4,763,000円Lパッケージ+763,400円
25Tエクスクルーシブモード(4WD)4,999,500円

詳細は【MAZDA公式ホームページ】(タップで飛べます)にて。

●Lパッケージに下記の装備が追加

  • ターボ(ガソリン車のみ)
  • ガンメタリックブロックメッシュフロントグリル
  • サンルーフ
  • 19インチ高輝度塗装アルミホイール
  • オーバーンorピュアホワイトダイヤモンドステッチ入ナッパ革シート
キノさん
サンルーフ、革シートの質感向上、グリルが変化。Lパケからもう一段上に行きたい人にはおすすめ。
アシスタント
サポート
ガソリン車はターボになるので一気に値段がアップ。500万円クラスになるので高級車の仲間入りですね。

 

100周年特別記念車

グレード価格差額
XD100周年特別記念車(2WD)4,873,000円エクスクルーシブモード+275,000円
XD100周年特別記念車(4WD)5,109,500円
25S 100周年特別記念車(2WD)4,490,200円25Tエクスクルーシブモードー272,800円
25S 100周年特別記念車(4WD)4,726,700円
25T 100周年特別記念車(2WD)4,873,000円25Tエクスクルーシブモード+110,000円
25T 100周年特別記念車(4WD)5,109,500円

詳細は【MAZDA公式ホームページ】(タップで飛べます)にて。

●エクスクルーシブモードに下記の装備が追加

  • 「100YEARS 1920−2020」エンブレム(フロントフェンダー)
  • スペシャルロゴ入りセンターキャップ(アルミホイール)
  • ヘッドレストスペシャルロゴエンボス入レッドナッパ革シート
  • スペシャルロゴ入キー
キノさん
赤革シートとなり100周年エンブレムが入ります。ディーゼルはこれだけで27万円アップなのでやや厳しいか。
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元々25Tエクスクルーシブを検討しているなら100周年はありですね。差額が11万円で小さいので。

 

おすすめのグレード

おすすめのグレード

ということで、各グレードとその装備の違いについて見てきた訳ですが、私としては、

XDプロアクティブ(2WD/4WD)

が最もおすすめです。

2WDの方が売れてはいますが、4WDも不人気ではないのでありです。

理由をこれから説明していきます。

 

CX-8はディーゼルでしょ!

ガソリンとの比較ですが、リセールはガソリンが高いが、ディーゼルの方が売れているということが、CX-8の別記事で明らかになっています。

あわせて読みたい

マツダ・CX-8のグレード別のリセールバリュー(残価率)とリセールの高い仕様について中古車査定士が詳しく解説します。登録当年、3年後、5年後の残価率をまとめたので、購入の材料にしてください。@キノサン結論、CX-[…]

【マツダ】CX-8のリセールと残価率を中古車査定士が詳しく解説

ということで、リセール差も小さいこととユーザーはディーゼルを求めているということから、CX-8はディーゼルでいいのかなという印象です。

 

リセールがそこそこ高い

リセールについては先程紹介した『CX-8のリセールバリューを詳しく解説』にてグレード別に記載していますので是非参考にしてみてください。

それで、

ディーゼルグレードの中でも特に売れているのは、「XDプロアクティブ」と「XD Lパッケージ」になるのですが、

新車から2~3年後の新車残価率は約70%前後でほぼ変わりません。

 

今後5年・7年落ちとなっても同じ様に両グレードのリセールは落ちていく予想なので、

先々同じリセール率なのであれば、最初の手出しが少ない方が有利という意味でプロアクティブを押しています。

 

「ディーゼル3列300万円台」はCX-8だけ

2つめの理由は、CX-8の独自性です。

因みにプロアクティブとLパッケージの新車価格差は554,400円。

結構な価格差ですがLパッケージは装備が充実するので妥当な価格です。

 

しかしLパッケージの新車価格438万円というのは競合車種であるランドクルーザープラド(ディーゼル・3列シート)の444万円と被ります。

「Lパッケージを買うならプラド(ディーゼル)を買うか」と別の選択肢も持つことができます。

 

それに対しXDプロアクティブの「300万円台のディーゼル3列シート」はCX-8だけが持っているポジションで、ここに選ぶ意味があると思う訳です。

ということで私なりのおすすめのグレードとその理由について解説させて頂きました。

キノさん
是非参考にしてみてくださいね。

次はおすすめ/人気のオプションです。

 

おすすめ/人気のオプション

おすすめのオプション

冒頭からあれですが、CX-8は各グレードの標準装備がかなり充実しており、殆どのユーザーが追加オプションはつけていないことがわかりました。

それはそれで経済的にも購入時に迷いの生じない優しい車種であると言えますね。

 

ということで、オプションの代わりに人気の仕様や色について解説していきます。

6/7人乗りはどちらが人気?

XDプロアクティブ66台中42台が7人乗り(約64%)
XD Lパッケージ55台中44台が6人乗り(約80%)

※3ヵ月間のオークション出品台数より

調査の結果、「XDプロアクティブ」では7人乗り、「XD Lパッケージ」では6人乗りが人気の様です。

基本的に上級グレードでは2列目がセパレートシートの方が好まれるのでそういった影響があるのかもしれません。

キノさん
Lパッケージに6人乗りが多いのは意外でした。

 

色は何色が人気?

CX-8の色は何色は人気でしょうか。調べてみました。

平均落札価格台数
パールホワイト(25D)2,792,500円13台
黒(41W)2,756,000円20台
グレー(46G)2,680,000円14台
赤(46V)2,772,000円5台
紺(42M)2,695,000円9台
※H29~31年色XD Lパッケージのオークション出品データより
人気なのは「黒」「グレー」「パールホワイト」の3色と言えそうです。
リセールに大きな差はありませんが、「パールホワイト」「赤」「黒」が比較的高い結果となっています。

 

CX-8にサンルーフは必要か

サンルーフの必要性

エクスクルーシブモード以上で標準装備となるサンルーフ。

ついていたらついていたで嬉しいですよね。

でも「オプションで追加してまでつける必要があるのか」と思いませんか?

 

プロアクティブとLパッケージでのみメーカーオプションとしてつけることが可能になっています。

ですが、結論としては不要といったところです。

 

理由は装着率が低いこと。

オークションに出品されている対象車種242台のうちサンルーフ付きは4台で、装着率は1.7%でした。

殆どのCX-8にサンルーフはついていないということで、リセールへの影響も少ないと考えられます。

(エクスクルーシブモード以上のグレードは除く)

 

まとめ

以上、CX-8のグレードについて解説しました。

全体的にリセールが凄く高い訳でもないので、「あまり高いグレードは狙わない」というのがおすすめの考え方です。

予算が大きくなってくると競合車種も増え、もっとリセールが良い車も増えるので。

 

他社種にはない価格帯のディーゼル3列シートというのが強みなので、そこに合わせた仕様が1番適しているのかなと思います。

ちなみにCX-8の中古車を探している方は、カーセンサーnetグーネットが掲載台数は多いですが、現場の私としてはガリバーもおすすめです。

管理された全国500店舗が買取した車から選べるので品質が安定している他、対応面でも一部上場企業ということで安心です。

その他、

  • 修復歴はチェック済み
  • 最長10年の中古車保証
  • 納車後100日以内なら返品できる

など、安さだけではなく品質や安心を買う意味でも一度欲しい車があるかどうか見ておいても損はないと思います。

≫【公式】ガリバー

 

ということで、今回はここまで。

最後までお読みいただきありがとうございました。