プラドのリセールを徹底比較【ディーゼルとガソリンどっちが得!?】

プラドのリセールを比較(ガソリン・ディーゼル)どっちがお得)

本記事ではトヨタの人気SUV、プラド(ランドクルーザープラド)のリセールをガソリンとディーゼルで比較します。(令和2年6月時点です。)

なんとなくディーゼルの方がリセールが高い様に思われている空気を感じますが、その辺を細かく比較することではっきりさせます。

プラドのリセールでタイプを迷っている方は、

  • ディーゼルプラドのリセールはどうなのか
  • ガソリンとディーゼルどっちのリセールが優れているのか

について理解することができます。

キノさん
キノさんです。車買取で10年のキャリアと約2,500台を査定士してきた経験から解説します。宜しくお願いします。

 


—結論—

 ディーゼルプラドのリセールは高い

 プラドのガソリン・ディーゼル比較だとガソリンの方がリセールが良い

 燃料代まで含めると5年以上乗るならディーゼルの方が最終的にはお得になりそう

ガソリンモデルのリセールが詳しく知りたい方は、

『【ガソリンモデル】プラドのリセールを3年、5年、7年で解説』を参考にしてください。

 

—詳しくは記事内容へ—


 

1. プラド(ディーゼル)のリセールバリュー

 

リセールバリューとは
リセールバリュー(≒リセール)とは一度購入したものを販売する際の、再販価値のこと。中古車販売などの際に使われることが多い。なお、リセールバリューという言葉自体はガリバーの登録商標です。
参照元:Wikipedia
本記事では新車価格に対する買取相場(残価)の比率(%)を表す意味で用いています。

 

買取額の算出方法

自動車オークション相場

買取相場は自動車オークションでの落札予想額から、買取業者の粗利益(10万円〜20万円)を引いて算出します。

理由としては、買取車両の大部分はオークションにて売却されている為です。

株式会社矢野経済研究所の『中古車流通総覧2020年版』によると、買取台数90万台のうち10万台が直接ユーザーに再販され、80万台はオークションで売却されています。

キノさん
以前に比べるとユーザーへの直販が大分増えましたが、殆どの業者が仕入れ値(買取額)はオークションを元に算出しています。

 

プラドの3年落ちのリセール

新車から1回目の車検を迎える、3年落ち(平成29年式:9月のマイナーチェンジ前後)について解説します。

【調査条件】

  • 平成29年式のガソリンモデル:装備、色は混在
  • 走行距離3万km前後(年間1万km計算)
  • 事故修復歴なし、内外装状態良好

【結果:マイナーチェンジ後】

参照元:グーネット

キノさん
ヘッドランプとフロントグリルが一括りになっているのが後期モデル(現行)です。
グレード名新車価格買取相場
残価率
TX(5人)415万円320万円
77%
TX(7人)431万円データなし
TX Lパッケージ(5人)467万円352万円
75%
TX Lパッケージ(7人)482万円363万円
75%
TZ-G536万円400万円
75%

※残価率=買取相場/新車価格(%)
※買取相場=直近1ヶ月のオークションデータより算出

【結果:マイナーチェンジ前】

参照元:グーネット

キノさん
150系の中期モデルです。
グレード名新車価格買取相場
残価率
TX(5人)396万円264万円
67%
TX Lパッケージ(7人)470万円308万円
66%
TX Lパッケージ・G-フロンティア478万円308万円
64%
TZ-G513万円310万円
60%
平均残価率と平均買取相場
(MC後)76%・359万円(MC前)64%・298万円

・ビッグマイナー(見た目が変わるマイナーチェンジ)があった影響で、中期と後期モデルの間で差が出る(約50万円)

・3年落ちにおけるモデル間での差は、ガソリンモデルが48万円だったのでほぼ同じ

【TX Lパッケージの高額落札例】

サンルーフ・パールホワイト・ベージュ革シートだと高額になりやすい

ディーゼルプラドの高額落札例
このプラドは、368万円で落札されています。
  1. 色がパールホワイト
  2. サンルーフ付き
  3. ベージュ革シート

が高く落札されているポイントです。(純正オプションアルミもプラスポイントです。)

黒も人気ですが、高年式プラドにおいてはパールホワイトの方がリセールが高い傾向があります。

この様な金額で売れる車は、買取業者は345万円の消費税別(=380万円)ぐらいまで出せるので、平均よりも高く売れる可能性が高いと言えるでしょう。

ルーフレールはあまり価格に影響がありません、見た目の好みの問題ですね。

1月少し高かったが、2月以降は比較的相場が安定している

直近半年の相場の変化

2月以降変わらず350万円前後で落札されているところを見ると、コロナの影響が少なく主に国内小売向けに流通されている様に見えます。

プラドの5年落ちのリセール

次に新車から2回目の車検を迎える、5年落ち(平成27年式)について解説します。

【調査条件】

  • 平成27年式のガソリンモデル:装備、色は混在
  • 走行距離5万km前後(年間1万km計算)
  • 事故修復歴なし、内外装状態良好

【結果】

グレード名新車価格買取相場
残価率
TX(5人)396万円240万円
61%
TX Lパッケージ(7人)470万円270万円
57%
TZ-G513万円275万円
54%
平均残価率と平均買取相場
57%・262万円

・差は小さいがTX5人乗りが一番リセールが高い

・同モデルの3年落ちからの差額は2年で約35万円(1年の価値減損は約18万円)

半年間で30万円落ちたが、直近は比較的相場は安定

5年落ちの半年間の相場

5年落ちの「TX Lパッケージ」の半年間の落札金額の推移です。

半年間で落ちてきていますが、年度末やコロナのタイミングでの下落は落ち着いている様に見えます。

この後は比較的安定しそうです。

 

サンルーフ・外装色・革シート色の違いによる価格差

平成30年式の「TX Lパッケージ」にて検証します。

他のグレードにおいても同様の差がでると推測してください。

装備による違い

  • ベージュ革の方が約7万円高い
  • パールホワイトの方が約10万円高い
  • サンルーフありの方が約8万円高い
外装色はパールホワイト>黒
革シートの色はベージュ>黒
サンルーフはリセール影響するがそこまで大きくない

 

事故修復歴車との価格差

事故歴ありのデータ

事故修復歴ありと、査定評価点が悪い車両を調べました。先ほどの装備の比較図を持ってきます。

装備による違い

事故車になることによる価値減損は、約20〜30万円と言えます。

 

リセールバリューまとめ

ディーゼルプラドリセール推移

  • 各グレードのリセールの差は少ない
  • 意外にもTX(5人乗り)が最もハイリセール
キノさん
プラドのディーゼルタイプもかなりリセールに優れていますね。
意外にも最もハイリセールは最もグレードの低いTXでした。

 

2. プラドはガソリンとディーゼルどっちが得か

それではガソリンプラドとディーゼルプラド、どっちがリセールとして優れているのか比較します。

リセールバリューを比較

プラドのリセールをガソリンディーゼルで比較

  • 3年落ちまではガソリンの方が少し高い
  • 5年落ちになるとリセールは均衡する、ほぼ差がない
  • トータルして若干ガソリンの方が良さそうだが気にする程差はない。好きな方を買おう!
キノさん
ほぼ差がないです。好きな方を買いましょう!どちらもハイリセールです。

 

燃費の差を考える

若干ガソリンモデルの方がリセールが高いことがわかりましたが、燃費の差を併せて考えてみます。

現行のガソリンモデルの燃費は9.0km/lに対し、ディーゼルモデルの燃費は11.8km/lです。

5月31日時点でのガソリン価格は、

  • レギュラー:123.3円/l
  • ディーゼル:103.2円/l

なので、1Lあたりの価格差は20.1円です。年間1万km走行と仮定した場合の1年間の燃料代は、

  • ガソリンモデル:137,000円
  • ディーゼルモデル:87,457円

となり年間の燃料代の差は、約50,000円となります。

3年間で15万円、5年間では25万円が燃料代の差になります。

 

比較した結果

現行の3年落ちのリセールの差は、

  • TXL7人(ガソリン)79%
  • TXL7人(ディーゼル)75%

でした。

この4%の差は計算すると18万円(ディゼールモデルが79%になる為の差額)なので、

3年落ち(現行モデル)においては3万円ガソリンモデルの方がお得!ということが言えます。

しかし同じ様に5年落ちにおいて考えた場合、

  • リセール差は17万円に対し、燃料費の差は約25万円

となるので、5年落ちにおいては8万円ディーゼルモデルの方がお得!ということになります。

経過年数が経つにつれ、燃料費の差は開きますのでリセールが同じ様に変化していった場合、常にディーゼルの方がお得ということが言えます。

キノさん
かなり僅差でしたが、4年以上乗る場合、燃料費まで考えるとディーゼルの方が良いという結果でした!スッキリしましたね。

 

3. (参考)プラドを高く売るには

プラドの売買で押さえておきたいポイント

中古車査定士として言えるのは、必ず高い評価が出るサービス・会社は存在しません。

それは中古車という商品に決まった形がなく、そして出口(小売り・輸出)も常に変化している為です。

その為高く売れそうなサービスをいくつか試してその中から選択する、というのがベストな方法です。

現状では、

  • ユーカーパック
  • 一括査定

の2つを比較するのがお勧めです。

ユーカーパック
買取業者を飛び越えて中古車販売店に買ってもらえるサービス。その為買取業者の価格より高くなる可能性が高い。
ただ買取サービスのシェアを圧倒的に奪う程にはなっていない。
>>車が高く売りたいならユーカーパックにお任せ!

一括査定

複数の査定業者に査定依頼ができ、価格の比較ができる。
ただし各業者とのやりとりに手間がかかる。
>>楽天の愛車一括査定!

とにかく試して比較するのが最良の方法です。

プラドの場合は「小売り」「輸出」の両方の出口があります。相場が不安定な時期は、業者間の価格差が大きくなりやすいので注意しましょう。

キノさん
最後までお読み頂きありがとうございました。ご質問があればお気軽にお尋ねください。