プラドのリセールを3年、5年、7年で解説【ランクルプラドの価値】

プラドのリセールを解説

本記事ではリセールが高いことで既に知られている、プラド(ランドクルーザープラド)のリセールについて詳しく解説します。(令和2年5月時点です。)

新車から3年、5年、7年の輸出の重要なラインについてもしっかり調べています。

プラドの購入や売却を検討されている方はこの記事で、

  • 「いくらぐらいで売れるのか」
  • 「いつが売り時なのか」
  • 「プラドはリセール的に良い車なのか」
  • 「買うならどのスペックがリセール的に良いのか」

について理解することができます。

キノさん
キノさんです。車買取で10年のキャリアと約2,500台を査定してきた経験から解説します。宜しくお願いします。

 


—結論—

 最もリセールの良いグレードは「TX Lパッケージ(7人乗り)」

 新車から5年経過までは各グレードのリセールは横並びで差がない

 3月に比べ相場の下落が大きい。今後輸出が回復すれば相場も少し回復の可能性あり

 

—詳しくは記事内容へ—


 

1. リセールバリューとは

 

リセールバリューとは
リセールバリュー(≒リセール)とは一度購入したものを販売する際の、再販価値のこと。中古車販売などの際に使われることが多い。なお、リセールバリューという言葉自体はガリバーの登録商標です。
参照元:Wikipedia
本記事では新車価格に対する買取相場(残価)の比率(%)を表す意味で用いています。

 

買取相場の算出方法

買取相場の算出方法

買取相場は自動車オークションでの落札予想額から、買取業者の粗利益(10万円〜20万円)を引いて算出します。

理由としては、買取車両の大部分はオークションにて売却されている為です。

株式会社矢野経済研究所の『中古車流通総覧2020年版』によると、買取台数90万台のうち10万台が直接ユーザーに再販され、80万台はオークションで売却されています。

キノさん
以前に比べるとユーザーへの直販が大分増えましたが、殆どの業者が仕入れ値(買取額)はオークションを元に算出しています。

 

2. プラドの3年落ちのリセール

新車から1回目の車検を迎える、3年落ち(平成29年式:9月のマイナーチェンジ前後)について解説します。

【調査条件】

  • 平成29年式のガソリンモデル:装備、色は混在
  • 走行距離3万km前後(年間1万km計算)
  • 事故修復歴なし、内外装状態良好

【結果:マイナーチェンジ後】

参照元:グーネット

キノさん
ヘッドランプとフロントグリルが一括りになっているのが後期モデル(現行)です。
グレード名新車価格買取相場
残価率
TX(5人)354万円275万円
78%
TX(7人)370万円286万円
77%
TX Lパッケージ(5人)405万円320万円
79%
TX Lパッケージ(7人)420万円330万円
79%

※残価率=買取相場/新車価格(%)
※買取相場=直近1ヶ月のオークションデータより算出

【結果:マイナーチェンジ前】

参照元:グーネット

キノさん
150系の中期モデルです。
グレード名新車価格買取相場
残価率
TX(5人)335万円240万円
72%
TX(7人)350万円245万円
70%
TX Lパッケージ(5人)380万円260万円
68%
TX Lパッケージ(7人)396万円275万円
70%
平均残価率と平均買取相場
(MC後)78%・303万円(MC前)70%・255万円

・ビッグマイナー(見た目が変わるマイナーチェンジ)があった影響、中期と後期の間で少しリセールに差が出ている

・5人乗り、7人乗りで大きな差は見えないが、基本は7人乗りの方が流動性が高くベター

【TX Lパッケージ(7人)の落札例】

「後期・サンルーフ・エアロパーツ・パールホワイト・ベージュ革」なら360万円ぐらいまで可能性あり

後期で条件揃えば高値が狙える

上図は約352万円でオークションで落札されていますが、

  1. 色がパールホワイト
  2. サンルーフ付き
  3. エアロパーツ付き
  4. ベージュ色の革シート

が高く評価されている要因です。

黒も人気ですが、高年式プラドにおいてはパールホワイトの方がリセールが高い傾向があります。

またエアロパーツはコストもかかるオプションですが、ボディカラーや革シートは色を選択するだけなので知っておくと便利な知識です。

この様なオークションで350万円で売れる車両は、買取業者は330万円の消費税別(=360万円)ぐらいまで出せるので、平均よりも高く売れる可能性が高いと言えるでしょう。

あとルーフレールはあまり価格に影響がないと言えます。

今年の3月から約50万円相場が下落

3年落ち相場の推移

コロナの影響で輸出が止まり、相場が落ちています。売却を予定している人は買取額に影響しそうです。

 

3. プラドの5年落ちのリセール

次に新車から2回目の車検を迎える、5年落ち(平成27年式)について解説します。

【調査条件】

  • 平成27年式のガソリンモデル:装備、色は混在
  • 走行距離5万km前後(年間1万km計算)
  • 事故修復歴なし、内外装状態良好

【結果】

グレード名新車価格買取相場
残価率
TX(5人)335万円193万円
58%
TX(7人)350万円220万円
63%
TX Lパッケージ(5人)380万円226万円
59%
TX Lパッケージ(7人)396万円242万円
61%
平均残価率と平均買取相場
60%・220万円
・5年で60%なのでリセールとしては高い
・グレード別ではほぼ差がない。5人より7人の方が若干高い

今年の3月から約70万円相場が下落

5年落ち大暴落中

こちらもコロナの影響で約70万円落ちています。3年落ちよりも金額幅が大きいのは、海外需要が5年落ちの方が多いのかも知れません。

 

4. プラドの7年落ちのリセール

新車から3回目の車検を迎える、7年落ち(平成25年式:9月のマイナーチェンジ前後)について解説します。

【調査条件】

  • 平成25年式のガソリンモデル:装備、色は混在
  • 走行距離7万km前後(年間1万km計算)
  • 事故修復歴なし、内外装状態良好

【結果:マイナーチェンジ後】

グレード名新車価格買取相場
残価率
TX(5人)335万円181万円
54%
TX(7人)350万円200万円
57%
TX Lパッケージ(5人)380万円209万円
55%
TX Lパッケージ(7人)396万円231万円
58%
TZ425万円185万円
44%
TZ-G490万円240万円
49%

【結果:マイナーチェンジ前】

参照元:グーネット

キノさん
マイナーチェンジ前は、150系の初期モデル(前期モデル)になります。
グレード名新車価格買取相場
残価率
TX(5人)315万円154万円
49%
TX(7人)330円185万円
56%
TX Lパッケージ(7人)374万円231万円
62%
TX(4,000cc)370万円データなし
TZ410万円182万円
44%
TZ-G475万円220万円
46%
平均残価率と平均買取相場
(MC後)53%・208万円(MC前)51%・194万円
・MC前後のリセールはほぼ変化なし
・「TXLパッケージ7人」のリセールが高いのが目立つ

 

5. リセールバリューまとめ

ランクルプラドのリセールまとめ

  • 後期と中期で差はあるが、モデルよりも経過年数でリセールの差が出ている
  • 新車から7年落ちまでは新車時の50%〜60%の残価は残る
  • 「TX Lパッケージ(7人)」においては、5年経過以降リセールが落ちない傾向にある
キノさん
プラドはリセールに非常に優れた車種ということがわかりました。
購入する場合は是非グレードや、仕様を参考にしてみて下さい。

 

6. (参考)プラドを高く売るには

中古車査定士として言えるのは、必ず高い評価が出るサービス・会社は存在しません。

それは中古車という商品に決まった形がなく、そして出口(小売り・輸出)も常に変化している為です。

その為高く売れそうなサービスをいくつか試してその中から選択する、というのがベストな方法です。

現状では、

  • ユーカーパック
  • 一括査定

の2つを比較するのがお勧めです。

ユーカーパック
買取業者を飛び越えて中古車販売店に買ってもらえるサービス。その為買取業者の価格より高くなる可能性が高い。
ただ買取サービスのシェアを圧倒的に奪う程にはなっていない。
>>車が高く売りたいならユーカーパックにお任せ!

一括査定

複数の査定業者に査定依頼ができ、価格の比較ができる。
ただし各業者とのやりとりに手間がかかる。
>>楽天の愛車一括査定!

とにかく試して比較するのが最良の方法です。

プラドの場合は「小売り」「輸出」の両方の出口があります。相場が不安定な時期は、業者間の価格差が大きくなりやすいので注意しましょう。

キノさん
最後までお読み頂きありがとうございました。
最後ですがプラドは良い車です。