SUVのリセールバリューをランキング形式で中古車査定士が解説

SUVのリセールバリューをランキング形式で中古車査定士が詳しく解説します。

登録当年、3年後、5年後、7年後、10年後の残価率をまとめたので、購入の材料にしてください。

@キノサン
SUVのリセールはモデル次第。現行は高く、型落ちは安い。補助金の処分制限期間にも注意!

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経過年数別のリセールバリューランキング

SUVのリセールバリューランキング

登録当年、3年、5年、7年、10年落ちの残価率をそれぞれランキングで紹介します。

残価率とは買取相場/新車価格(%)で値持ちの良さを表します。

 当年車のリセールランキング

登録当年とは登録されたその年のことを指します。

納車から間もなく売却した場合のリセール(残価率)はどうなのかの参考にしてください。

順位車種残価率
🥇1位ランドクルーザー171%
🥈2位ジムニーシエラ121%
🥉3位ヴェゼル115%
4位エクストレイル113%
5位ランドクルーザープラド110%
6位カローラクロス104%
7位レクサスRX101%
8位ハイラックス99%
9位RAV498%
10位フォレスター98%
11位ヤリスクロス98%
12位ライズ97%
13位CX-887%
14位アウトランダーPHEV84%
15位CX-583%
16位CR-V82%

3年落ちのリセールランキング

3年後は新車から初めての車検のタイミング。

3年で売って新しい車に次々乗り換えるような人は、比較的リセールがいい車に乗っているはず。

順位ブランド・車種残価率
🥇1位スズキ・ジムニーシエラ106%
🥈2位トヨタ・ランドクルーザー95%
🥉3位トヨタ・FJクルーザー93%
4位トヨタ・ランドクルーザープラド86%
5位スバル・フォレスター84%
6位ジープ・ラングラー75%
7位トヨタ・ハリアー72%
8位ジープ・レネゲード71%
同8位マツダ・CX-871%
10位レクサス・RX69%
11位マツダ・CX-568%
同11位レクサス・NX68%
13位メルセデスベンツ・Gクラス67%
同13位プジョー・500867%
15位プジョー・300866%
16位日産・エクストレイル65%
17位ポルシェ・マカン64%
18位三菱・アウトランダー62%
同18位ホンダ・ヴェゼル62%
同18位レクサス・LX62%

※残価率=買取額/新車価格(%)

3年落ちの残価率は50%は、『新車300万円の車の3年後の価値は150万円(50%)』ということを意味しています。

キノさん
各車種の紹介は記事の後半に記載しています。

 

5年落ちのリセールランキング

5年はリースや残価設定ローンでもよく設定される年数。

5年後の残価は大体いくらにしていますか?

残価を上げることができれば月々の支払いを減らすことができるので、家計にも役立ちます。

順位ブランド・車種残価率
🥇1位トヨタ・ランドクルーザー103%
🥈2位トヨタ・ランドクルーザープラド81%
🥉3位トヨタ・FJクルーザー73%
4位レクサス・RX67%
5位メルセデスベンツ・Gクラス66%
6位レクサス・LX62%
7位ジープ・ラングラー60%
8位トヨタ・ハリアー59%
同8位ジープ・レネゲード59%
10位レクサス・NX57%
同10位スバル・フォレスター57%
12位ポルシェ・マカン56%
13位三菱・アウトランダー52%
同13位ホンダ・ヴェゼル52%
15位マツダ・CX-547%
16位日産・エクストレイル46%
同16位マツダ・CX-346%
18位スズキ・ジムニーシエラ45%
19位ホンダ・CR-V43%
20位メルセデスベンツ・GLEクラス40%

50%を超える車はたくさんあります。

10年乗って車の価値が二束三文になると考えると、5年間で車の半分だけ支払う方が、新しい車に乗れてかつ効率的だとも言えます。

アシスタント
サポート
ランドクルーザーの100%超えはかなり異常。

 

7年落ちのリセールランキング

7年もリースや残価設定ローンでよく設定される年数ですね。

軽自動車やコンパクトカーでは残価がほぼ0近くになってしまうことも。

7年経つとモデルチェンジをしている車種が多いので、7年後でもリセールが高い車種は必然的に少なくなります。

※7年前に発売されていない車種はランク外。

順位ブランド・車種残価率
🥇1位トヨタ・ランドクルーザープラド80%
🥈2位トヨタ・FJクルーザー66%
🥉3位ジープ・ラングラー62%
4位トヨタ・ランドクルーザー58%
5位レクサス・NX53%
同5位メルセデスベンツ・Gクラス53%
7位トヨタ・ハリアー49%
8位スズキ・ジムニーシエラ45%
9位スバル・フォレスター41%
10位ホンダ・ヴェゼル40%
11位マツダ・CX-539%
12位レクサス・RX38%
13位ホンダ・CR-V35%
14位ジープ・コンパス34%
15位日産・エクストレイル33%
16位三菱・アウトランダー30%
17位メルセデスベンツ・GLE29%
18位ポルシェ・カイエン28%
19位ボルボ・XC9019%
20位ボルボ・XC6015%

 

リセールバリューの高いSUV

ここまで経過年数別にリセールバリューが高い車をランキングで見てきました。

年数別で見た場合、フルモデルチェンジのタイミング等によっても順位が変わってきます。

ここからは総合的な観点から筆者がリセールバリューが高いと思うSUVを、解説付きで紹介していきます。

キノさん
中にはモデルチェンジに左右されない強固なリセールを持つ車種もあります。車種毎の特性を理解しましょう。

 

トヨタ・ランドクルーザー

パキスタンへの輸出で5年落ちまでは抜群の高リセール。ただしオプションも高額かつ細かい、難易度は高め。

200系後期【H27/8~現在】(参照元:グーネット)

【リセールバリュー(残価率)】

経過年数残価率
3年落ち
H30年
95%
★★★★★
5年落ち
H28年
103%
★★★★★
H27/8:200系後期にマイナーチェンジ
7年落ち
H26年
58%
★★★★☆

【スペック】

新車価格(税込)483~697万円
燃費(WLTC)6.9km/L
定員5~8名
エンジン4600cc(V8)
大きさ(mm)4950×1980×1880

ランドクルーザーのリセールは5年落ちまでは最強、5年乗っても新車価格を超えるかなりの高リセール。

パキスタン🇵🇰での人気が高く、日本のオークションで高額で落札された車はほぼ同国へ輸出されています。

人気の仕様は下記です。

  • 外装色:パールホワイト
  • 革シートの色:ベージュ
  • サンルーフ
  • モデリスタエアロ(他エアロもOK)
  • メーカーオプションナビ
  • クーラーボックス
  • 寒冷地仕様

特にエアロパーツ(137,500円)やメーカーオプションナビは高額(約70万円)なので、何をどこまでつけるかのバランスも重要。

どのグレードが高いか、装備によるリセール差などは下記記事で解説しています。

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トヨタ・ランドクルーザープラド

ランドクルーザーと同じくパキスタンで人気。リセールを追い求めるならガソリンモデル。パキスタンにディーゼルはほぼ輸出されていない。

150系後期【H29/9~現在】(参照元:グーネット)

【リセールバリュー(残価率)】

経過年数ガソリンディーゼル
3年落ち
H30年
91%
★★★★★
80%
★★★★☆
H29/9:150系後期にマイナーチェンジ
5年落ち
H28年
80%
★★★★★
66%
★★★★☆
7年落ち
H26年
73%
★★★★★
未発売
キノさん
リセールはガソリンモデルの方が高いんですね。

【スペック】

ガソリンディーゼル
新車価格(税込)362~442万円429~553万円
燃費(WLTC)8.3km/L11.2km/L
定員5~7名5~7名
エンジン2700cc2800cc
大きさ(mm)4825×1885×18654825×1885×1865

プラドはガソリンとディーゼルではガソリンの方がリセールが高くなります。

しかしどちらも基本的にリセールは高く燃費も違うので、ディーゼルを選ぶのもあり。

ガソリンモデルはランドクルーザーと同じくパキスタン🇵🇰への輸出が盛ん。

人気の仕様は下記。

  • グレード:TX Lパッケージ
  • 7人乗り
  • 外装色:パールホワイト
  • 革シートの色:ベージュ
  • サンルーフ
  • ルーフレール
  • 19インチオプションアルミ
  • モデリスタエアロ(他エアロもOK)
  • メーカーナビ
  • 寒冷地仕様

リセールを上げる為の装備が多く、全てつけるとなるとかなり高額になります。

なくてもそれなりにリセールが出る装備もあるのでバランスが重要。

詳しくは下記記事にて解説しています。

【ガソリン】

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【ディーゼル】

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トヨタ・FJクルーザー

2018年で販売終了となったFJクルーザー。「FJ40型ランドクルーザー」をモチーフ。全てのグレードが今も高額で取引される。

ファイナルエディション【販売終了】(参照元:グーネット)

【リセールバリュー(残価率)】

3年落ち
H30年
93%
★★★★★
5年落ち
H28年
73%
★★★★★
7年落ち
H26年
66%
★★★★★

【スペック】

新車価格(税込)324~350万円
燃費(WLTC)8.0km/L
定員5名
エンジン4000cc(V6)
大きさ(mm)4635×1905×1840

もう中古でしか手に入らないということで、しばらくは値段が大きく落ちることはなさそう。

全体的にリセールが高く、またほぼ標準装備でこのリセールなので、燃費を除けばかなりコスパのいい車種だったことになります。

持っている人は大事に乗れば今後更にお宝になるかも。

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ジープ・ラングラー

6世代目になる伝統的なジープのモデル。特に5ドア5人乗りの「アンリミテッド」のリセールが高い。輸入車の中では今のところ最強。

 ラングラー(参照元:グーネット)
ラングラーアンリミテッド(参照元:グーネット)

【リセールバリュー(残価率)】

経過年数ラングラーアンリミテッド
H30/11:JL系にフルモデルチェンジ
3年落ち
H30年
72%
★★★★☆
77%
★★★★☆
5年落ち
H28年
53%
★★★☆☆
67%
★★★★☆
7年落ち
H26年
データなし62%
★★★★★

【スペック】

ラングラーアンリミテッド
新車価格(税込)489~589万円511~620万円
燃費(JC08)9.6km/L9.2~11.5km/L
定員4名5名
エンジン3600cc(V6)2000/3600cc
大きさ(mm)4320×1895×18254870×1895×1845

ラングラーはアンリミテッドが実用性とリセールの両面からおすすめです。

この車の凄いところは、フルモデルチェンジ後の型落ちモデルのリセールが高いこと。

普通は輸出における年数の縛りや、モデルチェンジによるリセールへの影響があるものですが、それを全く受けていません。

おそらく新車と中古車の流通量と人気のバランスが良くこの好循環を生み出しているものと思われます。

詳しくは下記記事にて解説しています。

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トヨタ・ハリアー

絶大な人気を誇る都市型SUV。国内再販と海外からの両面の需要があり価格が衰えない。装備もシンプルで比較的鉄板車種。

80系ハリアー【R2/6~現在】(参照元:グーネット)

【リセールバリュー(残価率)】

経過年数ガソリンハイブリッド
R2/6:80系にフルモデルチェンジ
3年落ち
H30年
74%
★★★★☆
70%
★★★☆☆
H29/6::60系後期にマイナーチェンジ
5年落ち
H28年
64%
★★★★☆
54%
★★★☆☆
7年落ち
H26年
59%
★★★★☆
未発売

【スペック】

ガソリンハイブリッド
新車価格(税込)299~443万円358~504万円
燃費(WLTC)15.4km/L22.3km/L
定員5名5名
エンジン2000cc(直4)2500cc(直4+M)
大きさ(mm)4740×1855×16604740×1855×1660

基本的にはガソリンの方がリセールは高いが差は小さく、燃費差等も含めるとどちらがいいのか難しい車種。

今回から調光パノラマルーフの設定があり、リセールへの影響が注目されたが実際はなかった。(リセールは高くならない)

輸出はマレーシア(5年落ちまで)、バングラデシュ(6年落ちまで)、ケニア(7年落ちまで)と高単価国に行っている為過走行でも非常に固い。

8年落ち(H25/12登録)の60系ハリアーがケニアから外れ相場が落ちると思われたが、意外と落ちず結果として他の国が拾った。

どちらにしても国内・海外からの需要が分厚く中々値段が落ちない車であることは間違いない。

詳しくは下記記事にて解説しています。

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レクサス・RX

レクサスが誇る鉄板SUV。注意することは「5年」と「フルモデルチェンジで売ること」。動くパノラマルーフは高評価。

20系RX【H27/10~現在】(参照元:グーネット)

【リセールバリュー(残価率)】

経過年数ガソリンハイブリッド
3年落ち
H30年
74%
★★★★☆
64%
★★★☆☆
5年落ち
H28年
72%
★★★★★
62%
★★★★☆
H27/10:20系にフルモデルチェンジ
7年落ち
H26年
43%
★★★☆☆
32%
★★☆☆☆
10年落ち
H23年
19%

【スペック】

ガソリンハイブリッド
新車価格(税込)524~642万円638~796万円
燃費(WLTC)10.7km/L14.7~15.3km/L
定員5名5/6/7名
エンジン2000cc(直4ICターボ)3500cc(V6+M)
大きさ(mm)4890×1895×17104890×1895×1710(5人)
5000×1895×1725(6/7人)

リセールバリューはガソリンモデルの方が勝る。

国内再販、海外輸出の両面の需要があるがおすすめは最長でも5年で手放すこと。

5年落ちまでは例え過走行でもマレーシアへの輸出需要で比較的高額で売却が可能。
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「5年落ちまでに売る」「フルモデルチェンジで売る」を守ればハイブランドな車に乗りつつ比較的高リセールを享受できます。

グレード毎のリセールや、必要な装備等については下記記事にて解説しています。

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メルセデスベンツ・Gクラス

ベンツの中ではリセール鉄板と言われるGクラス。驚くべきは24年ぶりのフルモデルチェンジにもかかわらず衰えない型落ちモデルのリセール。

【H30/6~現在】(参照元:グーネット)

【リセールバリュー(残価率)】

3年落ち
H30年
67%
★★★☆☆
5年落ち
H28年
66%
★★★★☆
7年落ち
H26年
53%
★★★★☆

【スペック】

ディーゼルガソリン
新車価格(税込)1251万円1705万円
燃費(WLTC)9.9km/L7.4km/L
定員5名5名
エンジン3000cc(直ICターボ)4000cc(V8ツインターボ)
大きさ(mm)4660×1930×19754660×1930×1975

Gクラスはディーゼルが右ハンドル、ガソリンが左ハンドルと分かれていますがリセール面では断然ディーゼル右ハンドルがおすすめ。

これクラスになるとパッケージオプションなども高額で購入価格も跳ね上がるが、手放す際はそれなりの価格で売れるの意外と安心。

新車も納期がかかる上、中古車も中々出てこないので欲しい人はあったら買うべき。
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スバル・フォレスター

個人的には本命ダークホース。燃費・価格・リセールのバランスが絶妙。モデルチェンジには注意だが現行モデルのリセールは驚くほど高い。

SK系【H30/7~現在】(参照元:グーネット)

【リセールバリュー(残価率)】

3年落ち
H30年
84%
★★★★★
H30/7:SK系にフルモデルチェンジ
5年落ち
H28年
57%
★★★☆☆
7年落ち
H26年
41%
★★★☆☆
10年落ち
H23年
15%

【スペック】

ガソリンハイブリッド
新車価格(税込)329万円292~316万円
燃費(WLTC)13.614.0
定員5名5名
エンジン1800cc(水平対抗4気筒ターボ)2000cc(水平対抗4気筒+M)
大きさ(mm)4625×1815×17154625×1815×1715

ほぼ燃費に差はないがハイブリッド(「e-BOXER」エンジン)のグレードが増えている。

輸出で注意すべきはケニア(7年落ちまで)のみ、基本的には7年間はリセールが急激に落ちる要素は見えない。

ナビもオプションでつける必要があり諸々50万円前後は追加になるが、それを含めてもこの価格帯で買える高リセールな車種は実際少ない。

リセールが高いグレードなど細かい部分は下記記事にて解説しています。

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レクサス・NX

モデルチェンジが待たれているNX。現行でもそこそこのリセールなので、新型には期待が持てる。RXと違い動かないパノラマルーフの評価は低い。

10系後期【H29/9~現在】(参照元:グーネット)

【リセールバリュー(残価率)】

経過年数ガソリンハイブリッド
3年落ち
H30年
70%
★★★★☆
66%
★★★☆☆
H29/9:10系後期にマイナーチェンジ
5年落ち
H28年
60%
★★★★☆
54%
★★★☆☆
7年落ち
H26年
56%
★★★★☆
49%
★★★☆☆

【スペック】

ガソリンハイブリッド
新車価格(税込)455~568万円519~633万円
燃費(WLTC)11.2~12.6km/L15.8~17.8km/L
定員5名5名
エンジン2000cc(直4ICターボ)2500cc(直4+M)
大きさ(mm)4640×1845×16454640×1845×1645

リセールバリューはガソリンの方が高いが、燃費差まで考えるとハイブリッドの方が有利なぐらいその差は僅か。

フルモデルチェンジが近いと言われている為今からは買うのは新車も中古車もおすすめしない。

狙うなら新型か、納車が一巡したあとの型落ちで程度の良い中古車がおすすめ。

リセールが高いグレードや、おすすめの装備については下記記事で解説しています。

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ジープ・レネゲード

意外とリセールの高い輸入車ブランドがジープ。レネゲードもその1台。サイズは小さいが価格は国産車と変わらない多くの人にとって身近な車。

13系【H31/2~現在】(参照元:グーネット)

【リセールバリュー(残価率)】

3年落ち
H30年
71%
★★★★☆
5年落ち
H28年
59%
★★★☆☆
7年落ち
H26年
未発売

【スペック】

新車価格(税込)299~387万円
燃費(WLTC)12.1~14.3km/L
定員5名
エンジン1300cc(直4ICターボ)
大きさ(mm)4255×1805×1695

平成27年発売とまだ歴史が浅く、今後のリセールはわからない。

しかしプラグインハイブリッドモデルが発売(R2/11)されたりとモデルとしては好調が伺え、車種としての視界は良好。

サイズはやや小さいが、その分排気量も小さく燃費もそこそこで維持費は安くいけそうなコスパの良い車。

国産のコンパクトSUVにも内容的には引けを取らない。

リセールの高いグレードなど詳しくは下記記事にて解説しています。

レネゲードのリセールを詳しく

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【番外編】

発売間もない車種を中心に現在のリセールバリューを紹介するコーナーです。

トヨタ・RAV4

フルモデルチェンジで一気に人気車種へとなったRAV4。リセールは高値で安定。ハリアーと同じく7年落ちまでケニアに拾われ将来も安泰か。

50系【H31/4~現在】(参照元:グーネット)

【リセールバリュー(残価率)】

経過年数リセールバリュー
2年落ち
H31(R1)年
87%
H31/4:50系にフルモデルチェンジ
5年落ち
H28年
44%
★★☆☆☆
7年落ち
H26年
54%
★★★★☆
10年落ち
H23年
19%

【スペック】

ガソリンハイブリッド
新車価格(税込)274~354万円334~403万円
燃費(WLTC)15.2km/L21.4km/L
定員5名5名
エンジン2000cc(直4)2500cc(直4+M)
大きさ(mm)4600×1855×16854600×1855×1685

リセールはガソリンの方が高いがその差は僅か。

リセールの高い人気グレードがいくつもあり、今のところハズレを引きにくい車。

兄弟車であるハリアーより安いが、輸出需要も似ておりこのままいけば将来は上位ランクインが固い。

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スズキ・ジムニーシエラ

3年落ちというか現行モデルのリセールが100%超え、高額転売が裏で行われていそうな車。トヨタ車以外でここまでの熱狂は久々。

JB74系【H30/7~現在】(参照元:グーネット)

【リセールバリュー(残価率)】

経過年数リセールバリュー
3年落ち
H30年
106%
★★★★★
H30/7:JB74系にフルモデルチェンジ
5年落ち
H28年
45%
★★☆☆☆
7年落ち
H26年
45%
★★★☆☆
10年落ち
H23年
31%

将来型落ちとなっても、そこそこのリセールは維持されるので、尖ったフォルムと玄人好みの車が好きな人にとってはこれ以上ない相棒。

グレードは種類が少なく、メーカーオプションも2トーンルーフぐらいと選ぶのは簡単。

細かなところは下記記事に詳しく記載しています。

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トヨタ・ヤリスクロス

発売からまだ2年だが今のところリセール100%超え。今のところ輸出の線は弱くハイブリッドの方が多く売れている。

10系【R2/8~現在】(参照元:グーネット)

【リセールバリュー(残価率)】

経過年数ヤリスクロス
当年登録車100%
1年落ち101%

コンパクトで価格帯的にもお手頃、リセールが高ければ火がつきそうなトヨタのコンパクトSUV。

オークションデータが意外にも少なく、実はあまり売れていない可能性もあるがリセールが今のところ絶好調なのは事実。

リセールの高いグレードや色、細かな仕様について下記にて解説しています。

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ヤリスクロスのリセールってどのくらい?プロの査定士が徹底解説!

 

まとめ

ということで、リセールバリューの高いSUVについて解説してきました。

まだまだ紹介しきれていない車はたくさんありますが、残念ながら紹介してきた車よりリセールは低いという結果になっています。

「マツダのCX-5」「日産のエクストレイル」などは個別記事がありますので、ブログ内で検索してみてください。


最後に筆者より、車が高く売れるおすすめの買取サービスと、個別の乗換え相談のご案内です。

査定士お薦め‼︎車を高く売る方法

リセールバリューを大事にする上で重要なことは、その車をしっかり高値で売却することです。

キノサン
リセールの高い車を安く手放してしまっていては意味がありませんよ。

ここでは中古車査定士の筆者が自分の車を売る際にも使うおすすめの買取サービスを紹介します。

査定は無料なので、色々試してみて車を売る(高く売る)ことに慣れていきましょう。

【競り上がれば価格は青天井】手間がかからない「オークション形式」

「オークション形式」での売却は、今増えている試してみる価値のある売却方法です。

「オークション形式」とは、最初に1度の査定をして、そのデータに対し複数の業者がWeb上でオークションの様に入札してくる方式のことです。

現在このサービスが利用できるのは、楽天Carオークションユーカーパックの2社のみ。

もしオークションの結果が満足いく価格に達しなかった場合は無料でキャンセルもできます。

メリットは買取額が高いこと、デメリットはエリアが限定されること(地方は一部不可)、早めに車を手放さなければいけないことになります。

キノサン
ユーカーパックは落札後の入金確認から8日以内に車の引き渡し。
アシスタント
サポート
楽天は1ヵ月の猶予があるので、多少余裕を持てると言えますね。

入札業者数はユーカーパックが多い(8,000社)ですが、楽天はポイントが貯まったり引渡しに余裕が持てたりとそれぞれ特徴が違います。
(楽天の業者数は2,000社)

価格は期待できるので「1ヵ月以内に車が手放せる人」にはおすすめの売却方法です。

≫楽天Carオークション

≫ユーカーパック

 

【売却時期が先なら】引渡し時期などの融通が利く「カーセンサーの一括査定」

しかし実際には「すぐに車を引き渡せる人」ばかりではないですよね。

  • 次の車の納車時期がはっきりしていない
  • 次に買う車で迷っている
  • 買取額を元にディーラーと商談したい

という方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。

そんな時は、引渡し時期など条件を業者と交渉できるカーセンサーの一括査定がおすすめです。

一括査定は多数の業者に見積もり依頼が出せる一方で、各業者の対応に手間がかかるというプラスとマイナスの両面を持ち合わせています。

手間がかかるというデメリットはあるものの、各業者が互いを意識してMAX額を出してくるので買取額としては良い金額が期待できます。

そんな一括査定のポイントは業者数です。

正直どの業者が1番高いかは毎回わかりません。その為最も多くの業者にまとめて依頼ができるカーセンサーの一括査定が効果的と言えるのです。

納車の時期まで車が使えたり、車は先に渡して代車を出してくれるなど買取店によって対応は様々なので、細かい条件は個別に確認をしましょう。

≫カーセンサーの一括査定

 

【外車/輸入車を売却するなら】「輸入車買取の専門店」に査定を依頼しよう

外車/輸入車を売却する際は、輸入車買取専門の外車マスター輸入車.comがおすすめです。

買取店にとって軽自動車と普通車は国産車として見方が同じですが、外車/輸入車は相場のブレやマーケットの違いなどやや勝手が異なります。

また普通の買取店は輸入車を買取りした場合、業者オークションに出すのが一般的。

その為買取額として提示できるのはオークションで利益が出る範囲内に限定される訳です。

しかし輸入車買取専門店では、そのまま商品車として並べられる為、オークションを通すコストの分だけ高額査定が出せるのです。

特に!高額になればなるほどその差は大きくなります。メンテナンスも買取も、基本的に輸入車は専門店に見てもらうのがおすすめ。

≫外車マスター

≫輸入車.com(ドットコム) 

 

リセールを意識した車の乗換相談

本ブログはリセールを中心とした情報発信ですが、個別の乗換え相談も承ります。

次の車のリセールが高い仕様や下取り車の狙える買取最高額など、車の売買に関することをなんでもご相談頂けます。

回答は実際のデータを用いてわかりやすくお伝えしています。(過去例もあります)

効果的な車の乗り換えをしたいと思う方はぜひ色々ご相談ください。

ココナラ

※お届け日数は質問内容によります。初回の質問に対する回答は最短12時間以内〜最長2日の予定です。※お急ぎの方は事前にダイ…


本記事は以上となります。

最後までお読み頂きありがとうございました。

良いカーライフを。