ベンツGクラス(ゲレンデ)のリセールと残価率を中古車査定士が解説

ベンツGクラス(ゲレンデ)のリセールと残価率を中古車査定士が解説

  • Gクラスのリセールってどうなの?
  • リセールの高いグレードやオプションは?

こんな疑問をお持ちではないでしょうか。

こんにちは、中古車査定士の@キノサンです。

今回はメルセデスベンツGクラス/AMG Gクラスのグレード別のリセールバリュー(残価率)とリセールが高くなる仕様について詳しく解説します。

リセールは気になるけどあまり詳しく知らない、という人にもわかりやすく説明します。

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 【結論】ベンツGクラスのリセール

Gクラスのリセールバリュー

Gクラスの経過年数別のリセールを記載します。

残価率とは買取価格/新車価格(%)で値持ちの良さを表します。
経過年数
モデル
残価率/買取額
ベンツGクラス
残価率/買取額
AMG Gクラス
3年落ち/R1年
W463系:2代目
112%/1550万円
★★★★★
98%/2150万円
★★★★★
H30/6:2代目W463系にフルモデルチェンジ
5年落ち/H29年
W463系:1代目
70%/875万円
★★★★★
54%/1125万円
★★★☆☆
7年落ち/H27年
W463系:1代目
61%/725万円
★★★★★
43%/800万円
★★★☆☆
10年落ち/H24
W463系:1代目
35%/470万円
★★★★★

※買取額は全グレードの平均を記載

キノサン
3年後の残価率が112%とは、新車が1000万円の車の3年後の買取額が1120万円であることを意味します。
 結論:Gクラスのリセール
Gクラスのリセールバリューは全体的にかなり高いと言えます。
ベンツGクラスとハイパフォーマンスモデルのAMG Gクラスを比較した場合、現行モデルはどちらも100%近い残価率ですが、モデルチェンジがあった場合はAMGの方が値下がりが大きく、高額なことも含め扱いとしてはAMGの方がややセンシティブです。
とはいえベンツGクラスも型落ちモデルのリセールは高水準ながら下がりはします。
どちらも10年落ちで35%前後の残価率は残る車なので、見越した上でいつまで保有するかを考える様にしましょう。
 リセールバリューのポイント
現行モデルでいくと、G400dのマヌファクトゥーアエディションがほぼ2000万円を超える買取相場となっており、新車価格も1000万円台後半ではあるものの、最も高相場となっています。
中身はAMGライン、ナイトパッケージ、ラグジュアリー、レーダーセーフティ、ブルメスターサウンドとオプションほぼ全付きのものが多数。
オプション費用だけでもそれなりですが、特に数年前のGクラスは新車価格が今より安かったので殆どの車で残価率100%超えとなっているでしょう。
新車が1500万円台のG350dマヌファクトゥーアエディションでさえ買取は1600~1700万円あります。
個体としてタマが少ないのはもちろん、中でも特別仕様車やオプションがしっかりついた車の評価が高い傾向にあります。
 リセールの高い人気の仕様

装備は上で伝えた通り、AMGラインをはじめ、しっかりついたものの方が良く評価されています。

タマ数が少ないこともあり色でのリセール差はあまり見られませんが、直近ではグレー革シートの車両が高い傾向にあります。

 Gクラスは中古車もおすすめ!
Gクラスはタマ数が制限されていること、圧倒的なブランド力からリセールが中々落ちない車です。
その為新車で手に入れるのはかなり運と努力が必要となり、中古車を狙うというのも一つの手です。
リセールバリューが高いので中古車価格もそれなりですが、今後しばらくモデルチェンジがないことを考えると、割高でも程度の良い車はこの先暫くは価値が落ちることはないでしょう。

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経過年数別のリセール【Gクラス】

Gクラスのグレード別のリセール

新車から3年・5年・7年・10年後のリセール(残価率)をグレード別に記載します。

【調査条件・環境】
・過去3ヵ月のオークションデータ
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・事故歴なし車両状態良好として

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3年後のリセール:残価率112%

3年前のW463系(2代目)より算出。

グレード新車価格
平均走行距離
データ数
平均買取額
残価率
G350d11,920,000円
2.2万km
31件
1500万円
126%
G55016,320,000円
2.5万km
13件
1600万円
98%

※残価率=買取相場/新車価格(%)

【3年後の残価率/平均買取額】

112%/1550万円

 

5年後のリセール:残価率70%

5年前のW463系(1代目)より算出。

参照元:グーネット
グレード新車価格
平均走行距離
データ数
平均買取額
残価率
G350d10,700,000円
4.2万km
54件
900万円
84%
G55015,300,000円
7.4万km
2件
850万円
56%

※残価率=買取相場/新車価格(%)

【5年後の残価率/平均買取額】

70%/875万円

 

7年後のリセール:残価率61%

7年前のW463系(1代目)中期モデルより算出。

参照元:グーネット
グレード新車価格
平均走行距離
データ数
平均買取額
残価率
G350ブルーテック10,180,000円
6.4万km
34件
700万
69%
G55014,160,000円
5.5万km
2件
750万円
53%

※残価率=買取相場/新車価格(%)

【7年後の残価率/平均買取額】

61%/725万円

 

10年後のリセール:残価率35%

10年前のW463系より算出。

グレード新車価格
平均走行距離
データ数
平均買取額
残価率
G550ロング13,400,000円
9.6万km
2件
470万円
35%

※残価率=買取相場/新車価格(%)

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経過年数別のリセール【AMG G】

AMG Gクラスのリセール

AMG Gクラスのリセールを解説。

3年後のリセール:残価率98%

3年前のW463系(FMC後)より算出。

グレード新車価格
走行距離
データ数
買取値幅
平均買取額
残価率
G6320,760,000円
2.5万km
35件
2100万円
101%
G63 エディションマットブラック23,200,000円
3.1万km
8件
2200万円
95%

※残価率=買取相場/新車価格(%)

【3年後の残価率/平均買取額】

98%/2150万円

 

5年後のリセール:残価率54%

5年前のW463系(FMC前)より算出。

参照元:グーネット
グレード新車価格
平均走行距離
データ数
平均買取額
残価率
G6319,710,000円
5.9万km
9件
1100万円
56%
G63 50thアニバーサリーエディション22,200,000円
6.7万km
2件
1150万円
52%

※残価率=買取相場/新車価格(%)

【5年後の残価率/平均買取額】

54%/1125万円

 

7年後のリセール:残価率43%

7年前のW463系(FMC前)より算出。

グレード新車価格
走行距離
データ数
買取値幅
平均買取額
残価率
G6318,670,000円
2.8~8.4万km
11件
700~950万円
800万円
43%

※残価率=買取相場/新車価格(%)

【7年後の残価率/平均買取額】

43%/800万円

 

リセールが落ちやすいタイミング

ここまではグレード別のリセールバリューの紹介でした。ここからは1年毎のリセールの変化を代表グレードで見ていきます。

グレードは今でいうG400d、G350dにて。

ここの目的は、

  • リセール(残価率)は毎年均一に落ちる訳ではない
  • 価値が落ちやすいところを知り、それを避ける形で売却(乗換え)した方が有利

だからです。

少し上級編にはなりますが、ここを押さえればどんな車も可能な限り損失を抑えて乗ることが可能になり、一気にカーライフの質が上がります。

モデル
(平均走行距離)
平均買取額
(前年比)
当年もの
(G350d、G400d)
1760万円
(137%)
1年落ち
(G350d、G400d)
1540万円
(−220万円)※①
2年落ち(FMC後)
(G350d)
1350万円
(−190万円)※②
3年落ち(FMC前)
(G350d)
900万円
(−450万円)※③
4年落ち
(G350d)
800万円
(−100万円)
5年落ち
(G350d)
750万円
(−50万円)
6年落ち
(G350)
700万円
(−50万円)
7年落ち
(G350)
630万円
(−70万円)

大きく動いているポイントとなるところを紹介します。

①当年ものが高いのはG400dマヌの影響が大

当年もの(令和3年式)からの1年で大きく落ちています。

令和3年式で高いのはG400dマヌファクトゥーアエディションですが、令和2年式はまだG350dマヌしかなく、その差が価格差になっています。

G400dのマヌやストロンガーザンタイムはこの先もかなりリセールが高く維持されそうです。

②2年落ちの落ちが大きいのは特別グレードがない為

2年落ちが1年落ちに比べ平均190万円落ちていますが、こちらもG350dマヌやストロンガーがないことが影響しています。

2年落ちはG350dAMGラインなどが殆ど。

この様に細かなグレードやパッケージが価格差となって現れている為、同一グレード、パッケージにおける値落ちはそれほどないでしょう。

③フルモデルチェンジの影響は大きい

フルモデルチェンジを挟んで約450万円の価格差ができています。

さすがにフルモデルチェンジを保持したまま超えるのは価値の目減りが大きいですね。

 

リセールバリューのポイント

Gクラスのリセールのポイント

リセールバリューを意識した、Gクラス購入のポイントについて紹介します。

新車を購入する場合

Gクラスの新車購入タイミングとしてはあり。

フルモデルチェンジしてまだ3年、Gクラスは中々フルモデルチェンジしないのでこの先も暫く安泰です。

問題はタイミングではなく買えるかどうかになります。

みんカラさんでは下記の様な書き込みもあり、あるのか売る人を厳選しているのか、といった感じ。

Gクラスあるのか?
参照元:みんカラ
キノサン
私がお客さんから聞く話だと欲しくても中々買えないというのはあるみたいです。

グレードは550より400d、350dの方がリセール面で有利。

ハンドルは左でも右でもそこまで影響なさそ、要はタマが手に入るかどうかといったところ。

G400d(マヌ、ストロンガー)が難しくても、G350dAMGライン等でも十分なリセールは狙えるでしょう。

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リセールの高い色

どうせなら少しでもリセールの高い色を検討したいですよね。

現行モデルのGクラスのデータから推察します。

台数(シェア)平均価格
パールホワイト(シロ含む)44台(40%)1545万円
クロ42台(39%)1464万円
グレー、シルバー10台(9%)1502万円
Lブルー、アカ、ミドリ、コン13台(12%)1527万円

※G350d、G400dにて n=109

意外と色による差はあまりありません。

台数として多いのはパールホワイト(シロ含む)とクロ、リセールが最も高そうなのはシロ系です。

クロはデータ数が十分ながらそこまでリセールが高くなく、シルバー系やその他の色でもリセールは十分取れます。

特に色でリセールが大きく下がるまで気にする必要はないでしょう。

 

中古車を購入する場合

新車が中々買えないとなったら中古にいくしかないですよね。

実際当年ものでも結構な台数がオークションには出品されているので、それなりにタマはあるのだと思われます。(ただ高いだけ)

Gクラスの中古車は現行モデルも型落ちモデルもどちらもおすすめ。

現行モデルはこの先もフルモデルチェンジしない限り大きなリセールの落ちは考えられないので、落ちても緩やかに落ちるのみ。

型落ちモデルは既にフルモデルチェンジしてリセールは落ち止まっているので、ここから更に大きく落ちることは考えにくいでしょう。

しかし1年毎の残価率の落ちのところでも紹介したように、毎年少しずつリセールが落ちることは確実なので、その辺も考慮の上探すのがおすすめです。

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リセールに影響するオプション

Gクラスのリセールに影響するオプションについて。

キノサン
細かいことは追いきれないので大きなものをお伝えします。
G400dストロンガーザンタイムはもの自体が少なく、AMGナイトパッケージがついているのもありますが、単体でも十分でしょう。
G400dマヌはAMGラインとラグジュアリーパッケージがついているのがリセールが高くなっています。
その他G350dマヌ、G350dもAMGラインはほぼ必須に近いと考えていいでしょう。
AMGラインとラグジュアリーパッケージ付きが基本的な売れる仕様となっています。

まとめ

以上、「ベンツGクラス(ゲレンデ)のリセールをオークション相場から解説!」でした。

まとめると、

  1. 現行モデルのGクラスは最強!買えるならかっとけ!
  2. ベンツ・AMGともにGクラスのリセールは高い。しかし型落ちは落ちるので持ち越しは危険
  3. 色は意外とリセールへの影響なし、個体そのものが十分強い、550は避けた方が無難

になります。

ぜひ参考にしてみてください!

<お知らせ>

当ブログは中古車に関する情報発信をメインにしていますが、個別の乗換え・購入・売却に関するご相談も承ります。

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「リセールを考えたらどの仕様がいいのか」
など。

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ココナラ

※お届け日数は質問内容によります。初回の質問に対する回答は最短12時間以内〜最長2日の予定です。※お急ぎの方は事前にダイ…

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最後までお読み頂きありがとうございました。