近年、稀に見る納車待ちとなったランクル300系のデビューから数ヵ月、みなさまいかがお過ごしでしょうか。
こんにちは、中古車査定士の@キノサンです。
14年ぶりフルモデルチェンジの影響か、リセール高騰の影響か、オーダーが半端ないことになり、半導体不足で更に半端ないことになっていますね。
今回はランドクルーザー200系のリセール復習と、300系の展望・おすすめの仕様等について語っていきたいと思います。
ランクル全般に興味のある方の参考になれば幸いです。
※2021/12/16に最新データに更新
【結論】ランドクルーザーのリセール
ランドクルーザーのリセールはとても高いです。
【特徴】
リセール | オプション | 売却タイミング |
とても高い | とても多い | 現行・5年以内 |
簡単に説明していきます。
【リセール:とても高い】
新車から3〜10年経過時のランドクルーザーの残価率が下記です。

経過年数 | 残価率 |
3年落ち/H30年 (200系後期) | 94% ★★★★★ |
5年落ち/H28年 (200系後期) | 102% ★★★★★ |
H27/8:200系後期にマイナーチェンジ | |
7年落ち/H26年 (200系中期) | 68% ★★★★★ |
H24/1:200系中期にマイナーチェンジ | |
10年落ち/H23年 (200系前期) | 42% |
300系はまだなく200系のデータになりますが、3年・5年でのリセールがとてつもなく高く、全車種中トップレベルです。
「リセールバリューの高い車に乗りたいけれど、どの車が何年後にどのくらいリセールがあるのかわからない。。」そう思うことってありませんか?こんにちは、中古車査定士の@キノサンです。今回は私が書いている車のリセールバリュー[…]
当然SUVの中でも。
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とにかく5年落ちまでは超!超!超安泰で、これは300系でも続くと思われます。
【オプション:とても多い】
リセールに影響するオプション数はとても多く、リセールを最大限狙った場合費用もそれなりに嵩みます。
リスクではないですが、それなりの重装備にして、それに見あったリセールを取りにいくというのがランクルのスタイルです。
オプションは細かいので後半で解説します。
【売却タイミング:現行、5年以内】
現行モデルが高いのは多くの車に言えることですが、ランクルはパキスタンへの輸出に絡むので、新車登録から5年以内の年式が高いです。
そこまで頻繁にモデルチェンジする車ではないですが、いずれにしてもモデルの出始めで購入しておくのが基本的には有効でしょう。
ちなみにランクルを狙っている方は、相場が落ちた後の200系を狙うのも有効です。
今パキスタンから外れた200系後期がオークション500万円台で推移していますが、暫くは買取400万円はあるので持ち出しは少なく済みそうです。
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では次に経過年数とグレード別のリセールバリュー(残価率)を解説します。
新車から何年落ちではどのグレードがいくらぐらいの残価率なのかを確認してください。
経過年数/グレード別のリセール

ランドクルーザーの経過年数とグレード別のリセールを紹介します。
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・過去3ヵ月のオークションデータより
・装備と色は絞り込みなし
・事故歴なし車両状態比較的良好
3年後のリセール:残価率94%

3年落ち(200系後期)について。
グレード | 新車価格 走行距離 データ数 | 買取値幅 平均買取額 残価率 |
GX | 4,739,040円 1.4万km 1件 | 440万円 93% |
AX | 5,134,909円 1.0~6.3万km 14件 | 440~600万円 505万円 98% |
AX Gセレクション | 5,854,582円 0.8~4.9万km 12件 | 495~585万円 530万円 91% |
ZX | 6,836,400円 0.2~7.4万km 84件 | 550~1000万円 650万円 95% |
※残価率=買取相場/新車価格(%)
【3年後の平均リセール】
94% ★★★★★ |
300系が発売されていますが、納車遅れや誓約書で売れない問題等で、200系のリセールは高い水準にまだあります。
どのグレードもそれなりの仕様であれば高いと言えます。
5年後のリセール:残価率102%
5年落ち(200系後期)です。
グレード | 新車価格 走行距離 データ数 | 買取値幅 平均買取額 残価率 |
GX | 4,728,437円 1.3~7.0万km 11件 | 430~610万円 510万円 108% |
AX | 5,134,909円 0.3~14.6万km 34件 | 410~770万円 560万円 109% |
AX Gセレクション | 5,854,582円 0.3~28.6万km 28件 | 400~770万円 570万円 97% |
ZX | 6,825,600円 0.8~21.3万km 169件 | 480~1050万円 720万円 105% |
ZX Gフロンティア | 7,236,000円 1.1~12.0万km 17件 | 500~720万円 650万円 90% |
※残価率=買取相場/新車価格(%)
【5年後の平均リセール】
102% ★★★★★ |
5年落ちは輸出の関税の関係で最もリセールが高くなる年。
200系のリセールも以前に比べると少し落ちてきた感がありますが、それでもまだ十分な数値だと言えます。
新車価格の高い「ZX Gフロンティア」がZXよりリセールが低いのは革シートの色が関係しています。
7年後のリセール:残価率68%

7年落ち(200系中期)です。
グレード | 新車価格 走行距離 データ数 | 買取値幅 平均買取額 残価率 |
GX | 4,525,714円 3.3万km 1件 | 310万円 68% |
AX | 4,988,572円 2.7~16.1万km 10件 | 290~420万円 340万円 68% |
AX Gセレクション | 5,708,571円 1.8~11.5万km 8件 | 353~420万円 390万円 68% |
ZX | 6,531,429円 1.5~21.8万km 45件 | 375~520万円 463万円 71% |
ZX ブルーノクロス | 6,843,273円 3.6~15.8万km 6件 | 410~480万円 450万円 66% |
※新車価格は当時の価格
【7年後の平均リセール】
68% ★★★★★ |
パキスタンへの輸出からも外れ、マイナーチェンジで型落ちでもあるモデルのリセールが大体このぐらいです。
まだ50%を超えているのでさすがですね。
10年後のリセール:残価率42%

10年落ち(200系前期)です。
グレード | 新車価格 走行距離 データ数 | 買取値幅 平均買取額 残価率 |
AX G60thブラックレザーセレクション | 5,420,000円 6.3~29.6万km 9件 | 190~255万円 221万円 41% |
ZX 60thブラックレザーセレクション | 6,920,000円 6.0~17.3万km 7件 | 265~310万円 290万円 42% |
※新車価格は当時の価格
【10年後の平均リセール】
42% |
ランドクルーザーの10年落ちの残価率は42%!
堂々たる数値、圧巻のリセールだとわかります。
100系のリセール:残価率34%

ランドクルーザー100系です。
年式で行くと平成17~19、約15年落ちです。
グレード | 新車価格 走行距離 データ数 | 買取値幅 平均買取額 残価率 |
VXリミテッド(ガソリン) | 5,691,000円 6.3~24.7万km 34件 | 90~200万円 140万円 25% |
シグナス(ガソリン) | 6,363,000円 4.7~33.9万km 27件 | 145~330万円 210万円 33% |
VXリミテッド(ディーゼル) | 5,670,000円 12.0~43.1万km 13件 | 165~375万円 255万円 45% |
※新車価格は当時の価格
【100系の平均リセール】
34% |
100系まで遡るとディーゼルの方がリセールが高くなります。
さすがに15年落ちなので、中々ここまで落ちることはないでしょう。
ランドクルーザーのリセールの特徴
ランドクルーザーのリセールの特徴をまとめていきます。
まずは経過年数別の一覧です。
経過年数 | 残価率 |
3年落ち/H30年 (200系後期) | 94% ★★★★★ |
5年落ち/H28年 (200系後期) | 102% ★★★★★ |
H27/8:200系後期にマイナーチェンジ | |
7年落ち/H26年 (200系中期) | 68% ★★★★★ |
H24/1:200系中期にマイナーチェンジ | |
10年落ち/H23年 (200系前期) | 42% |
H19/9:200系にフルモデルチェンジ | |
15年落ち (100系後期) | 34% |
全体的に高いですが、ピークは5年落ち、その後だんだんと下がっていきますが流れは緩やか。
どこまでオプションをつけるかにもよりますが、5年以内だとほぼ新車購入価格で売れる可能性がある素晴らしい車です。
リセールが落ちるタイミング
リセールが毎年どの様に落ちていくのかを調査。
グレードは現行の「ZX」にて。
モデル (グレード) | 平均買取額 (年々との差) |
当年もの (ZX) | 750万円 (残価率:108%) |
1年落ち (ZX) | 670万円 (−80万円)※① |
2年落ち (ZX) | 660万円 (−10万円) |
3年落ち (ZX) | 650万円 (−10万円) |
4年落ち (ZX) | 700万円 (+50万円)※② |
5年落ち (ZX) | 720万円 (+20万円) |
6年落ち(200系後期) (ZX) | 600万円 (−120万円)※③ |
6年落ち(200系中期) (ZX) | 440万円 (−160万円) |
7年落ち (ZX) | 463万円 (−57万円) |
大きく動くところが何箇所かあります。
ポイントとなるところを紹介します。
①1~3年落ちまではリセールが下がる
特に1年落ちの残価率のマイナス幅が大きいですが、基本的に新車から3年落ち前後まではリセールが下がり続けます。
この後出てきますが、4年落ち以降はリセールが上昇しますので、1~3年落ちで売るのはやや勿体無いと言えます。
②4~5年落ちはリセールが上がる
数字の通り、4~5年落ちは価値が上昇します。
これは装備の平均数値で、人気の仕様の場合、かなり高いリセールが期待できます。
これにはパキスタン向け輸出における関税率が影響していますが、細かくは後述。
③6年落ちで大きく落ちる
6年で落ちているのはパキスタンへの輸出から外れた為。(同国への輸出制限年式は5年落ちまで)
どんなに価値の高い仕様・装備であったとしても、5年を超えて持ち続けてはほぼ意味がありません。
120万円の下落はインパクト大ですね。

ランドクルーザーの輸出について
現状わかっているランドクルーザーの輸出先は下記。
型式 | 仕向国 |
URJ202W (200系) | パキスタン マレーシア ケニア ロシア UAE 英国 モザンビーク 香港 タンザニア トンガ |
UZJ100W (100系・ガソリン) | ロシア ニュージーランド タンザニア 英国 UAE モザンビーク 南アフリカ共和国 |
HDJ101K (100系・ディーゼル) | ロシア ニュージーランド タンザニア チリ 南アフリカ共和国 |
世界各国から引き合いのある車種ですが、この中で高いリセールに影響しているのは殆どパキスタンです。(マレーシアも若干)
パキスタンには5年落ちまでの車両が輸出可能で、当年ものから5年落ちまでが対象。
入国時は関税がかかりますが、関税率が年式が新しいほど高く、年式が古いほど安く設定されています。
その為4年落ちや5年落ちの車両は他に比べて安く入国でき、日本での買付ける金額(相場)が高くなっています。

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ランドクルーザー購入時のポイント
リセールバリューを意識した、ランドクルーザー購入のポイントについて解説します。
新車を購入する際のポイント
フルモデルチェンジ直後ということで、新車購入のタイミングとしてはばっちり。
今回の問題は納期。コロナ、半導体の関係で数年待ちという話もあります。
さすがに4~5年以内ではマイナーチェンジをするでしょうから、各モデルの直後で入りたいですね。
ちなみにグレードとしてはZX、GRスポーツ以外にもVXやAXでも十分リセールは取れると思われます。
ランクル300のグレードは意外とVX、AXもありかも。というのは200系データを見る限り新車価格もがっつり下がるので5年後残価率はZXとそれほど変わらない。オプション仕様は少し変更になるけど、イニシャルが下がることは何よりプラスだし、多くの人にチャンスが与えられる。https://t.co/i7Jt7GnjzC
— キノさん@中古車査定士 (@Boardingxx) May 12, 2021
詳細は、『ランクル300のおすすめのグレードは?ZX・GRSだけが有利?』にて解説します。
リセールの高い色
どうせなら少しでもリセールの高い色を検討したいですよね。
ランクル200のデータから推察します。
色 | 台数(シェア) | 平均価格 |
パールホワイト | 236台(57%) | 674万円 |
クロ | 161台(39%) | 649万円 |
その他 | 17台(4%) | 591万円 |
※グレード:ZXにて n=414
外装色で最も高いのはパールホワイト(070)。
思ったほど他の色との差はありませんでした。
リセールの高いシート色
ランクルはシートの色も重要。(ランクルはというよりパキスタン向けの車は)
外装色とシート色の組み合わせ結果が下記です。(ここ重要!)
外装×シート | 台数(シェア) | 平均価格 |
パール×ベージュ | 55台(14%) | 760万円 |
パール×茶 | 107台(27%) | 656万円 |
パール×クロ | 56台(14%) | 604万円 |
クロ×ベージュ | 16台(4%) | 811万円 |
クロ×茶 | 76台(19%) | 639万円 |
クロ×クロ | 53台(13%) | 602万円 |
※グレード:ZXにて n=397
最も高いのはクロ×ベージュの組み合わせ。
台数は少ないですがこれがトップ、この下にパール×ベージュがきます。
クロ×ベージュの割合は最も少ないので確証はまだありませんが、いかにシート色がベージュであることが重要かがわかります。
逆に最も評価が低いのは「パール×クロ」と「クロ×クロ」の”シート色がクロ”の2パターン。
シートが茶の場合はその間にきます。

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結局は安心して高く売却できるところに売りたい訳なので、対応なども見ながらそういう業者を探すのを楽しみましょう。
中古車を購入する際のポイント
ランクル200の中古車を狙う場合について。
V8エンジンは200系までなので、型落ちとは言え200系にも十分魅力はありますよね。
狙うならパキスタンから外れた、平成27年式(6年落ち)の200系後期がおすすめ。
例えば下記の車両。(カーセンサーより)
5万km走っていますが、パール×クロ、サンルーフ、モデリスタ付き。
現在オークション平均600万円なのでこの価格も致し方なしですが、ここから2年後の売却で400万円台、4年乗って300万円台の予想。
要はその残価をどう捉えるか次第ですが、割高だった200系後期が安くなるチャンスが今からきます。

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リセールに影響するオプション
終盤です。
ランドクルーザーのリセールに影響するオプションは下記でした。(200系にて)
- MOPナビ(マルチテレインモニター付):787,600円
- モデリスタエアロ:137,500円
- パワーバックドア:110,000円
- ルーフレール:44,000円
- リアエンターテイメントシステム:150,700円
- クールBOX:71,500円
計130万円也!
かなり盛り盛りの重装備だった訳ですが、これがランクル200のZXでリセールが爆発した仕様です。
基本的には300系にも引き継がれるので覚えておきましょう!
特に重要だったのはMOPナビとエアロ
この中でも影響度合いの高かった装備は「ナビ」と「エアロパーツ」。
パキスタンの傾向として見た目が重要視され、エアロやルーフレールの影響度合いは大きいです。
また、後付け可能なオプションも「手間がかからない」という点で装着して売却した方が有利。
メーカーオプションナビは「マルチテレイン付き」であることが高く評価されました。
基本的に300系の高リセールを狙う仕様は、200系を踏襲すれば問題なしです。
グレードの本命は、筆者は「ZX」。
しかしVX以下でも大きな問題はないと思っており、ガソリン/ディーゼルに対する見方や細かいオプションについては別途noteに記載します。
興味がある方はそちらも参考にしてみてください。
まとめ
以上、「ランクル300のリセールはどうなる?200系の相場から傾向を分析」でした。
まとめると、
- ランクル300のリセールは200系と同じく高い水準で推移する予想
- 200系のリセール推移の傾向から、売却するタイミングを予め考えておこう
- グレードや影響のあるオプションも同様。重要なものはつけておくべし
になります。
ぜひ参考にしてみてください。
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最後までお読み頂きありがとうございました。