ハリアーのリセールと残価率を中古車査定士が解説!5年後のリセールはどうなる?

トヨタ/ハリアーのグレード別のリセールバリュー(残価率)とリセールの高い仕様を中古車査定士が詳しく解説します。

登録当年、3年後、5年後、7年後、10年後の残価率をまとめたので、購入の材料にしてください。

@キノサン
結論、ハリアーのリセールは7年落ちまで安定して高い!

<車を高く売りたい人におすすめ!>

Webオークションで車の高値売却に挑戦してみませんか?楽天Car車買取のオークションなら他社より平均25万円も高く売れる!

電話と査定は1回のみ。オークション結果が希望額に達しなかった場合は無料でキャンセルも可能。それだけ価格には自信あり!

オークションなら手間のかかる業者との交渉等も一切不要。効率的なWebオークションを使って相場の最高額で車を手放そう!

\ 初めての方でも安心して利用可能! /
楽天Car車買取を詳しく見る

公式サイト https://sell.car.rakuten.co.jp/

【経過年数とグレード別】ハリアーのリセールバリュー

ハリアーのリセールバリュー

ハリアーの経過年数別のリセール(残価率・平均買取額)は下記となります。

残価率とは買取相場/新車価格(%)で値持ちの良さを表します。
経過年数/年式
モデル
残価率/買取額
ガソリン
残価率/買取額
ハイブリッド
登録当年/R4年
80系前期
99%/373万円
★★★★★
98%/444万円
★★★★★
フルモデルチェンジ:60系後期→80系前期
3年落ち/R1年
60系後期
85%/311万円
★★★★★
91%/397万円
★★★★★
5年落ち/H29年
60系後期
69%/253万円
★★★★☆
63%/272万円
★★★★☆
マイナーチェンジ:60系前期→60系後期
7年落ち/H27年
60系前期
62%/191万円
★★★★★
53%/213万円
★★★★☆
フルモデルチェンジ:30系後期→60系前期
10年落/H24年
30系後期
29%/80万円
★★★☆☆
21%/95万円
★★★☆☆

※買取額は全グレードの平均

ハリアーのリセールのポイント
  • 7年落ちまでは安定的に高値で売れる、走行性能と燃費のバランスも良い万能SUV
  • ガソリンとハイブリッドのどちらもリセールは高い。個人的にはガソリンを推奨
  • グレードは最上位が狙える「Zレザー」か万能型の「G」どちらも十分勝負できる
キノサン
年数別のリセール(残価率)について下記で詳しく紹介します。
  • 当年車のリセール:残価率99%
  • 3年後のリセール:残価率87%
  • 5年後のリセール:残価率67%
  • 7年後のリセール:残価率58%
  • 10年後のリセール:残価率26%

ひとつずつ詳しく解説します。

当年車のリセール:残価率99%

登録当年車(80系前期)のリセールを算出。当年車の平均残価率(買取額)は、

  • ガソリンモデル:99%(373万円)
  • ハイブリッドモデル:98%(444万円)

となりました。

※PHEVモデルはまだ中古車データがありません

80系【令和2/6~現在】(参照元:グーネット)
グレード新車価格
平均走行距離
データ数
平均買取額
残価率
【ガソリンモデル】
S(2WD)3,128,000円
0.3万km
4件
305万
98%
S(4WD)3,328,000円
1.8万km
4件
300万円
90%
G(2WD)3,529,000円
0.2万km
54件
355万円
101%
G(4WD)3,729,000円
0km
1件
365万円
98%
Gレザーパッケージ(2WD)3,710,000円
0.1万km
3件
395万円
106%
Gレザーパッケージ(4WD)3,910,000円
0.9万km
1件
410万円
105%
Z(2WD)4,038,000円
0.6万km
24件
385万
95%
Z(4WD)4,238,000円
0.3万km
1件
390万
92%
Zレザーパッケージ(2WD)4,338,000円
0.4万km
27件
450万円
104%
Zレザーパッケージ(4WD)4,430,000円データなし
【ハイブリッドモデル】
S(2WD)3,718,000円
0.2万km
5件
340万円
91%
S(4WD)3,938,000円データなし
G(2WD)4,119,000円
0.1万km
22件
405万円
98%
G(4WD)4,339,000円データなし
Gレザーパッケージ(2WD)4,300,000円
0.1万km
9件
430万円
100%
Gレザーパッケージ(4WD)4,520,000円460万円
102%
Z(2WD)4,628,000円
0.6万km
9件
450万円
97%
Z(4WD)4,848,000円
0.9万km
1件
460万
95%
Zレザーパッケージ(2WD)4,928,000円
0.7万km
15件
485万
98%
Zレザーパッケージ(4WD)5,148,000円
0.5万km
7件
520万
101%

※残価率=買取相場/新車価格(%)

納車後すぐのハリアーは、どのグレードも新車価格同等の買取相場があります。

オークションへの出品を見るとほぼ2WDに集中しており、基本的には2WDモデルの検討で問題ないでしょう。

 

3年後のリセール:残価率87%

3年後のリセールを60系後期モデルから算出。3年後の平均残価率(買取額)は

  • ガソリンモデル:85%(311万円)
  • ハイブリッドモデル:91%(397万円)

となりました。(ガソリンは2WDのみ)

60系後期モデル【平成29/6~令和2/5】(参照元:グーネット)
グレード新車価格
平均走行距離
データ数
平均買取額
残価率
【ガソリンモデル】
エレガンス(CVT)2,949,480円
4.9万km
147件
240万円
81%
プレミアム(CVT)3,249,720円
3.9万km
155件
295万
91%
エレガンスGRスポーツ(CVT)3,398,760円
3.9万km
23件
305万
90%
プレミアムメタルアンドレザーパッケージ(CVT)3,599,640円
3.6万km
19件
305万円
85%
プログレス(CVT)3,780,000円
3.4万km
36件
310万円
82%
プログレスメタルアンドレザーパッケージ(CVT)4,129,920円
4.1万km
13件
310万円
75%
エレガンス(6AT)3,380,400円
2.6万km
4件
295万円
87%
プレミアム(6AT)3,519,720円
3.0万km
9件
310万円
88%
プレミアムメタルアンドレザーパッケージ(6AT)3,850,200円
1.0万km
1件
330万円
86%
プログレス(6AT)4,050,000円
2.6万km
5件
340万円
84%
プログレスメタルアンドレザーパッケージ(6AT)4,380,480円
2.6万km
5件
380万円
87%
【ハイブリッドモデル】
エレガンス3,774,600円
3.5万km
8件
360万円
95%
プレミアム4,074,840円
3.9万km
29件
385万円
94%
プレミアムメタルアンドレザーパッケージ4,424,760円
3.9万km
11件
410万円
93%
プログレス4,604,040円
4.9万km
18件
400万円
87%
プログレスメタルアンドレザーパッケージ4,953,960円
4.9万km
26件
430万円
87%

※残価率=買取相場/新車価格(%)

3年落ちは旧型の60系後期になりますが、残価率は全体で87%と高い数値。

ハイブリッドの方がガソリンを上回っています。

60系ハリアーでも3年落ちであれば、かなり高い価格で買取り・下取りが可能です。

ちなみにハリアーを高く売りたい方は、最大20社の買取見積もりがWeb上で取れて、実車を見せるのは3社で済むMOTAの車査定がおすすめ。

ハリアーは輸出が絡むので各会社によって見立てが異なり、高く売る為にはできるだけ多くの買取見積もりを効率よく比較するのがポイント。

≫MOTAの車査定(公式HP)

 

5年後のリセール:残価率67%

5年後のリセールを60系後期モデルから算出。5年後の平均残価率(買取額)は

  • ガソリンモデル:69%(253万円)
  • ハイブリッドモデル:63%(272万円)

となりました。(ガソリンは2WDのみ)

引用:https://www.goo-net.com/
グレード新車価格
平均走行距離
データ数
平均買取額
残価率
【ガソリンモデル】
エレガンス(CVT)2,949,480円
5.0万km
58件
220万円
75%
プレミアム(CVT)3,249,720円
5.9万km
146件
235万円
72%
プレミアムメタルアンドレザーパッケージ(CVT)3,599,640円
6.7万km
16件
250万円
69%
プログレス(CVT)3,780,000円
5.4万km
31件
260万
69%
プログレスメタルアンドレザーパッケージ(CVT)4,129,920円
6.7万km
16件
250万円
61%
エレガンス(6AT)3,380,400円
6.0万km
16件
220万円
65%
プレミアム(6AT)3,519,720円
4.4万km
34件
255万円
72%
プレミアムメタルアンドレアーパッケージ(6AT)3,850,200円
3.1万km
6件
285万円
74%
プログレス(6AT)4,050,000円
4.4万km
14件
270万円
67%
プログレスメタルアンドレザーパッケージ(6AT)4,380,480円
3.7万km
16件
280万円
64%
【ハイブリッドモデル】
エレガンス3,774,600円
7.1万km
7件
245万円
65%
プレミアム4,074,840円
8.9万km
27件
255万円
63%
プレミアムメタルアンドレザーパッケージ4,424,760円
6.1万km
8件
275万円
62%
プログレス4,604,040円
6.5万km
28件
290万円
63%
プログレスメタルアンドレザーパッケージ4,953,960円
8.2万km
30件
295万円
60%

※残価率=買取相場/新車価格(%)

60系の5年落ちが平均67%の残価率なので、現行80系ハリアーの5年落ちは最低でもこれ以上の下取り額になります。

5年落ちまでのハリアーの買取額が高いのはマレーシアへの輸出にはまる為。(ガソリンのみ)

登録から56ヵ月までのガソリンハリアーを高く売りたい方は、売却の相見積もりとしてENGにも聞いてみるのがおすすめです。

ENGはマレーシア向け輸出車を専門に買取している買取業者兼商社で、自社で輸出も行っているので、条件が合えば高い買取額が出ます。

≫ENG(公式HP)

 

7年後のリセール:残価率58%

7年後のリセールを60系前期モデルから算出。7年後の平均残価率(買取額)は

  • ガソリンモデル:62%(191万円)
  • ハイブリッドモデル:53%(213万円)

となりました。(ガソリンは2WDのみ)

引用:https://www.goo-net.com/
グレード新車価格
平均走行距離
データ数
平均買取額
残価率
【ガソリンモデル】
グランド2,797,714円
7.1万km
1件
175万円
63%
エレガンス2,880,000円
7.9万km
112件
180万円
63%
プレミアム3,137,143円
7.5万km
151件
200万円
64%
プレミアムアドバンスドパッケージ3,702,857円
7.5万km
80件
210万円
57%
【ハイブリッドモデル】
グランド3,713,143円
4.0万km
1件
245万円
66%
エレガンス3,774,857円
10.2万km
28件
190万円
50%
プレミアム4,032,000円
9.9万km
42件
205万円
51%
プレミアムアドバンスドパッケージ4,591,963円
10.0万km
49件
210万円
46%

※残価率=買取相場/新車価格(%)

5年落ちから7年落ちまでの相場の下落は緩やか。

それは7年落ちまではケニアへの輸出対象となる為。

ケニアへは5年落ち〜7年落ちのハリアーが、過走行でも高価格で輸出されており、この辺のリセールは底堅く推移します。

輸出相場を見越すとハリアーの中古車はかなり使い勝手の良い車と言えます。

≫【ハリアーの中古車探しにおすすめ!】大手買取店の非公開在庫から車が探せる便利なサービス

 

10年後のリセール:残価率26%

10年後のリセールを30系後期モデルから算出。10年後の平均残価率(買取額)は

  • ガソリンモデル:29%(80万円)
  • ハイブリッドモデル:21%(95万円)

となりました。(ガソリンは2WDのみ)

30系【H15/2~H25/11】(参照元:グーネット)
グレード新車価格
平均走行距離
データ数
平均買取額
残価率
【ガソリンモデル】
240G2,667,000円
11.3万km
12件
80万円
30%
240G Lパッケージ(2WD)2,803,500円
9.8万km
7件
80万円
29%
240G Lパッケージアルカンターラセレクション2,750,000円
9.6万km
44件
80万円
29%
240GプレミアムLパッケージ3,003,000円
8.8万km
9件
80万円
27%
【ハイブリッドモデル】
Lパッケージ4,546,500円
8.4万km
6件
100万円
22%
プレミアムSパッケージ4,756,500円
17.1万km
4件
90万円
19%

※残価率=買取相場/新車価格(%)

10年落ちの残価率は平均26%と、10年落ちの平均的なリセールバリューよりは高め。

とはいえ7年落ちの58%からすると落ちが大きく、遅くとも7年目では乗り換えがおすすめです。

 

1年毎のリセールバリューの変化

1年毎の買取額から、リセールバリューが毎年どれくらい落ちているのかを調査しました。

オークションに最も出ている「ガソリンのG」(旧モデルではプレミアム)を代表グレードとして調べています。

経過年数/モデル
(平均走行距離)
平均買取額
(前年比)
当年もの/80系前期
(0.2万km)
360万円
1年落ち/80系前期
(1.4万km)
355万円
(−5万円)
2年落ち/80系前期
(2.1万km)
355万円
(±0)
フルモデルチェンジ:60系後期→80系前期
3年落ち/60系後期
(3.9万km)
295万円
(−60万円)
4年落ち/60系後期
(4.7万km)
275万円
(−20万円)
5年落ち/60系後期
※登録から57ヵ月以内
(4.9万km)
260万円
(−15万円)
マレーシアへの輸出対象ライン
5年落ち/60系後期
※登録から58ヵ月以降
(5.9万km)
230万円
(−35万円)
マイナーチェンジ:60系前期→後期
5年落ち/60系前期
(6.0万km)
215万円
(−15万円)
6年落ち/60系前期
(7.0万km)
210万円
(−5万円)
7年落ち/60系前期
(7.0万km)
205万円
(−5万円)
8年落ち/60系前期
(7.9万km)
175万円
(−30万円)
9年落ち/60系前期
(5.1万km)
175万円
(±0)
フルモデルチェンジ:30系後期→60系前期
10年落ち/30系後期
(10.0万km)
80万円
(−95万円)

大きく落ちているところを赤字で記載。ガソリンGグレードの新車価格は353万円です。

今の現行モデルは、多少走行距離が増えても買取相場は新車価格並みにあります。

ハリアーの売却で重要なポイントは、5年落ちのマレーシア輸出ライン内でできれば売りたいということです。

マレーシア輸出に入るか入らないかでは30万円〜40万円の差が出るので、丸5年を待たずに登録から57ヵ月以内に売ることを意識しましょう。

マイナーチェンジよりも、この輸出ラインを超えるか超えないかの方が価格に与える影響は大きいので重要です。

  • 登録から57ヵ月前後(差額:35万円)
  • マイナーチェンジ前後(差額:15万円)
  • 7年落ちと8年落ちの間(差額:30万円)
  • フルモデルチェンジ前後(差額:約60万円)

ハリアーを5年落ちで売るなら登録から57ヵ月以内に売るのがお得な理由

ハリアーは輸出の関係から、丸5年(60ヵ月)で売るのと、少し早く57ヵ月までに売るのとでは後者の方が30~40万円高く売ることができます。

これはマレーシアへの輸出が関係しており、同国は新車登録から59ヵ月以内の中古車を輸入対象としている為。

その際におすすめなのが、マレーシア向けの車を専門に買取しているENGという買取店です。

自社で輸出も行っており、条件が合えば大手の車買取店を大きく上回る価格での買取が可能です。

ただし対象はガソリンモデルのみで、ハイブリッドは対象外なので覚えておきましょう。

≫ENG(公式HP)

 

ハリアーのリセールを上げるポイント

ハリアー購入時のポイント

キノサン
ハリアーのリセールバリューを上げるポイントを紹介します。
  • リセールバリューの高い色
  • リセールの高いオプション

ひとつずつ詳しく解説します。

リセールバリューの高い色

外装色によるリセール差を中古車オークションから調べた結果です。

台数/走行距離平均価格
パールホワイト120台/1.3万km🥇342万円
クロ115台/1.7万km🥉333万円
その他(グレー・アカ・コン)11台/1.4万km🥈339万円

※80系前期 ガソリンモデルGにて n=246

リセールが高く人気もあるのはパールホワイト

しかし全体的に差はほとんどなく、他の色を選んでもその差は10万円以内の可能性があります。

パールが良いには良いものの、絶対的に色にこだわる必要はありません。

 

リセールの高い装備・オプション

80ハリアーのリセールを左右する装備が「調光パノラマルーフ」と「エアロパーツ」になります。

調光パノラマルーフ
調光パノラマルーフ(税込198,000円)

実際今回のハリアーはかなり装着率が高いです。

しかしガソリンとハイブリッド、各グレードにおける影響はそれぞれ異なります。

どのくらいの影響度合いがあるかについては、別記事のnoteで解説しています。

noteでは毎月80系ハリアーの各装備におけるオークション相場も細かく更新していきます。

リセールの高いハリアーのスペックが知りたい、ハリアーの売り時を逃したくないという方はnoteを購入して頂ければ毎月フォローします。

note(ノート)

※5月1日に【4月分】を更新こんにちは、中古車査定士の@キノサンです。 本記事はハリアーのリセール相場を年式別に…

 

査定士おすすめのリセール仕様

ハリアーを新車で購入する場合の、筆者のおすすめ仕様は、

  • 【グレード】Zレザーパッケージ
  • 【色】パールホワイトまたはクロ
  • 【OP】+++

となります。

端的に言って今のハリアーのポイントは、Gで省エネコスパ仕様を狙うか、Zレザーで最高到達点を取りにいくかのどちらかです。

 

ハリアーを売るタイミングや購入する際のポイントについて

リセールの観点からハリアーの売り時と車購入時のポイントを紹介します。

ハリアーはリセールバリュー的に何年後に売るのがベスト?

ガソリンもハイブリッドも5年以内に売却するのがおすすめ。

ガソリンは先にもお伝えした様に、登録から57ヵ月以内には売却してマレーシアへの輸出対象内で手放すのがポイント。

ハイブリッドの場合もロシアへの輸出等が絡むので、基本は5年落ちまでの売却がおすすめです。

今後のマイナーチェンジの影響は限定的と言えますが、フルモデルチェンジの場合は大きくリセールが落ちると覚えておきましょう。

新車のハリアーをリセール前提で買う時のポイント

「査定士おすすめのリセール仕様」でも説明した通り、

  • 【グレード】Zレザーパッケージ
  • 【色】パールホワイトまたはクロ
  • 【OP】+++

となります。

また、「G」でオプションもあまりかからない省エネコスパ仕様で臨むか、「Zレザー」で最上位を目指すかのどちらかがおすすめです。

中古車のハリアーをリセール前提で買う時のポイント

ハリアーの中古車購入時のポイント
中古車は走行距離や修復歴、装備をしっかり確認しよう

ハリアーの中古車購入を考える際のポイントは下記2点。

  • 現行モデル(80系)を300万円台で買う→5年落ちで売る
  • 60系(旧型)を200万円台で買う→5年落ちまたは7年落ちで売る

大きく見るとこの2択です。

現行モデルを狙う際のポイント

現行モデルを狙う場合は、300万円台後半で買いたいです。

新車価格とほぼ変わらないものの、一時よりは相場は大きく下落しており、新しく距離も短ければそこまで中古感もないでしょう。

未来のことなのでなんとも断定できないものの、5年落ちでマレーシア輸出にはまれば、200万円後半から300万円前後での売却もあり得ます。

60系(旧型)を狙う際のポイント

60系の場合は、7年落ちでも200万円では売れるという出口があるので、そこを頭に入れます。

5年落ちでマレーシアに入れば、250万円以上での売却も可能性があります。

それを前提に「200万円台で買えてできるだけ長く乗れる車を探す」という考え方が個人的にはおすすめ。

現行モデルも60系(旧型)どちらも、購入価格をできるだけ下げるということを意識しましょう。

アシスタント
キノサン
中古は一物一価なので様々。条件に合う安い車を探しましょう。

ハリアーの中古車を探すなら!業者の非公開在庫もチェックしよう

”中古車を探しているけど中々自分が欲しいスペックや予算の車が見つからない…”

そんな時はガリバーの中古車検索サービスを活用するのがおすすめです。

公開前の非公開在庫と中古車オークションから希望の車を探してくれるので、希望のスペックの車が早く、簡単に見つかります。(登録は無料)

車は約500台が毎日入れ替わり、今はなくても希望の車が今後入庫してくる可能性もある為、リクエストを出しておくだけでも価値は十分にあり。

車は10年保証で納車後の返品もOK、最短即日の連絡で専任担当者つき。「まだ探している段階」でも歓迎してくれるとても便利なサービスです。

キノサン
いい車は早い者勝ち。欲しい車がある人は早めに登録しよう!
\ 【登録は無料】プロのサポート付き /
ハリアーの非公開在庫を見る

 

【中古車査定士が教える】車を安全に高く売る方法と使うべき買取サービス

ここからは中古車査定士である筆者が、車を安全に高く売る為の方法と使うべき買取サービスの順序をお伝えします。

まず大前提として伝えておきたいことは、

  • ディーラーの下取り額に比べると買取店の買取額の方が99%高い
  • 車の売却は値段も大事だが、安心・安全に売却することも大事

ということです。

値段だけに捉われることなく、バランスの良い、納得のいく高値売却を目指しましょう。

使うべき買取サービスと順番

買取の見積もりを取るにあたっては、下記3つの形態で取るのがベストです。

とはいえ時間や労力を要すこともあるので、状況に応じて使い分けてください。

  1. ディーラーの下取り査定
  2. 買取業者の査定
  3. Webオークションでの査定

順番もこの順番で査定を依頼するのがポイントです。

理由は査定額の有効期限に関係しています。

ディーラーに下取査定を依頼する

まずはディーラー等の次の車を購入するところに下取り査定を依頼しましょう。この査定額は納車時期まで保証されることが多く、すぐに決断をする必要のない「持っておける」価格です。

基本的にはこの価格をベースに、より良い条件を探すことになります。

買取業者に査定を依頼する

買取業者に査定を依頼するにあたって、必ず○○が最も良い条件を出すというのはありません。

車の内容や売却タイミングによって、どこが最も良い条件を出すかはわからないので、安心できる業者複数社に査定を依頼するのがおすすめです。

ちなみに筆者はいつもカーセンサーの一括査定を利用しています。

カーセンサーは自宅近くの大手の買取業者がほぼすべて登録されている一括査定サービスで、信頼できる業者全てにまとめて査定が依頼できます。

下記の様に自宅近くの買取登録業者が複数候補に上がります。チェックを外せば知っているところにだけ依頼をすることもできます。

カーセンサーの一括査定
筆者のエリアだと最大7社に依頼が可能

買取業者に車を売る際のポイントとして、JPUCに加入している業者に売った方が確実に安心です。

JPUCとは車買取業界の健全化を進める団体のことで、ここに加入している業者との間にトラブルが起きても、JPUCに相談すれば解決してくれます。

大手の買取業者はほぼ全て加入していますが、気になる場合は下記で調べておきましょう。

≫JPUCの会員一覧(買取事業者)

キノサン
ちなみに車売却のトラブルで最も多いのは「キャンセルができない」「引取後に減額交渉される」など。
アシスタント
サポート
引取後に何か言われても泣き寝入りするケースがほとんど!安心できる業者に売却することは凄く大事です

ちなみに今の中古車買取業界で最も安心して車を売却できるのはカーセブンです。

同社の社長は先程のJPUCの代表理事を務めており、安心な買取をモットーとし、絶対に顧客からクレームが上がる様な対応はしてきません。

カーセンサーの一括査定は大手業者にまとめて依頼ができますが、その中身や対応は各業者それぞれ。買取条件が良く、安心して車を引き渡せる業者に依頼することが大切です。

≫カーセンサーの一括査定(公式HP)

≫カーセブンの無料査定(公式HP)

Webオークションの査定をする

最後にトライしてみる価値があるのが、Webオークションでの売却方法です。

Webオークションとは1回の査定で記録した査定データに対し、後日Web上で数千社から入札を募り、最も高い業者に売却するという売り方です。

買取査定をしていると現場でよくバッティングすることがあり、実際に車を売る時にも利用しているのが楽天Car車買取ユーカーパックです。

Webオークションの特徴は、査定が1度のみなので一括査定の様に業者対応の手間がかからないのと、オークションの結果が安ければ無料でキャンセルができることです。

その代わりWebオークションは結果が出てから売る・売らないの判断を数日で行わなければならず、あまり待ってもらえません。

この様に査定額の有効期限が1番短いのがWebオークションになるので、他の金額が出揃うか、出揃った後に利用するのがおすすめです。

キノサン
おすすめは買取業者への査定依頼と同じぐらいのタイミングで依頼することです☆

≫楽天Car車買取(公式HP)

≫ユーカーパック(公式HP)

<番外編>オークション出品代行

それでも査定額に納得がいかない場合は、その希望額はあまり現実的ではないと言えるでしょう。

その上でかなり上級者向けとして業者オークションへの出品代行を依頼するという手もあります。

出品代行の最もメジャーなサービスはカーオークション.jpです。

業オクは上手く売れれば、買取業者が本来得ている利益をそのまま享受できる反面、流札率が高く、希望額通りに売れる保証もありません。

車を動かす必要もあるので、上手く売れないと手数料が嵩み、かなりハイリスクハイリターンな上級者向けの売却方法と言えるでしょう。

アシスタント
サポート
上手く売れれば買取業者の20万円以上高い金額が狙えますがその分ストレスも…

<番外編>個人間売買サイトに掲載

個人間売買も車を高く売るには適した方法です。

個人間売買は売りたい金額をこちら側で設定できる為、安く売れてしまう心配がないという点では安心して掲載できるメリットがあります。

しかし掲載価格が市場に見合っていないと一向に売れないという可能性もあり、バランスが重要。

クルマの売却革命と謳うカババは、プロが車に適した予想売価を設定してくれる他、個人間売買が成立しなくても一括査定で確実に高値売却ができるという中々優れた個人売買サービスです。

日程に余裕のある車の売却であればカババに希望の条件で掲載してみて、売買が成立しなければ一括査定で売り切る、という考え方もありですね。

≫カババ(公式HP)

ハリアーのリセールまとめ

ハリアーは見た目、燃費、走行性能、リセールと本当にバランスの取れたおすすめのSUV。

唯一弱点があるとすれば荷質の広さぐらいでしょうか。

リセールにおいては底堅い輸出需要もあり、7年落ちまでは大きなリセール落ちがないのもおすすめポイントです。

繋ぐ車に迷ったらとりあず中古のハリアーというのも、見た目も悪くなく良いですね。

ハリアーのリセールをおさらい
  • 7年落ちまでは安定的に高値で売れる、走行性能と燃費のバランスも良い万能SUV
  • ガソリンとハイブリッドのどちらもリセールは高い。個人的にはガソリンを推奨
  • グレードは最上位が狙える「Zレザー」か万能型の「G」どちらも十分勝負できる

本記事はここまで。

車のリセールバリューに興味がある方はぜひ他の記事も参考にしてください。

またTwitterでも情報発信しているのでそちらもフォローお願いします。

良いカーライフを!

≫【関連記事】リセールバリューの高い車を全車種の中からランキングで紹介(2023年最新版)

≫【関連記事】リセールバリューの高いミニバンをランキング形式で紹介