フォレスターのリセールと残価率を中古車査定士が詳しく解説

フォレスターのリセールと残価率を中古車査定士が詳しく解説!

  • フォレスターのリセールってどうなの?
  • リセールの高いグレードやオプションは?

こんな疑問をお持ちではありませんか。

こんにちは、中古車査定士の@キノサンです。

今回はスバル/フォレスターのグレード別のリセールバリュー(残価率)とリセールが高くなる仕様について詳しく解説します。

フォレスターのリセールが気になる方は参考にしてみてください。

本記事をまとめると・・・
  • フォレスターのリセールは特に現行モデル(SK系前期・後期)が高い
  • グレードや色でのリセール差は小さく、選びやすい万人受けする車種
  • モデルチェンジでの値下がりに注意!5年落ち手前が乗り換えどきとしておすすめ

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【結論】フォレスターのリセール

フォレスターのリセールバリュー

フォレスターの経過年数別のリセールを記載します。

残価率とは買取価格/新車価格(%)で値持ちの良さを表します。
経過年数残価率/買取額
R3/9 SK系後期にマイナーチェンジ
3年落ち/R1年
SK系前期
109%/324万円
★★★★★
H30/7 SK系にフルモデルチェンジ
5年落ち/H29年
SJ系後期
57%/155万円
★★★☆☆
H27/11 SJ系後期にマイナーチェンジ
7年落ち/H27年
SJ系前期
41%/109万円
★★★☆☆
10年落ち/H24年
SJ系前期
15%/43万円
★☆☆☆☆

※買取額は全グレードの平均を記載

キノサン
3年後の残価率が109%とは、新車が1000万円の車の3年後の買取額が1090万円であることを意味します。
 結論:フォレスターのリセール

フォレスターはフルモデルチェンジ以降の現行モデル(H30/7〜)が特にリセールの高い車。

前期モデルも後期モデルも買取額は概ね新車カタログ値を超えており、かなりコスパの良いSUVと言えるでしょう。

しかすスバル車の特徴として、ナビを含めた多くの装備が後付けの設定となっています。

その為、車両本体比較の残価率は高いものの、オプションを含めた総額としての残価率は見た目よりもやや下がってしまいます。

しかし、それを差し引いても残価率の高い全体的にバランスの良い車なので、国産SUVを検討している人にはおすすめです。

 フォレスターを高値で売却するポイント
フォレスターを高値で売却するポイントとして、
  • 5年落ちまでに売却する
  • フルモデルチェンジを跨ぐと値下がりする

ということが言えます。

細かな車のスペックよりも輸出需要にリセールが左右されやすく、売り時期には注意が必要です。

また大型サンルーフや革シート、純正ナビなど装備をどこまで付けるかもポイントとなります。

 フォレスターは中古車もおすすめ!

スバルは新車で買うとオプション費用が嵩みやすい分、装備が最初から付いている中古車を検討するのもおすすめです。

グレードやボディカラーはそこまでリセールに影響しないので、年式や走行距離だけを考えれば選択肢はかなり多く選びやすいと言えるでしょう。

中古車の場合も、売り時によっては購入価格に対し売れる金額が大きく下がってしまうので、5年落ちは意識した方が良いと言えます。

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経過年数/グレード別のリセール

フォレスターのグレード別のリセール

新車から3年・5年・7年・10年後のリセール(残価率)をグレード別に記載します。

【調査条件・環境】
・過去3ヵ月のオークションデータ
・装備と色は絞り込みなし
・事故歴なし車両状態良好として

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3年後のリセール:残価率109%

現行モデルであるSK系前期モデルより算出。

SK系【2018年7月〜】(goonetより)
グレード新車価格
平均走行距離
データ数
平均買取額
残価率
ツーリング2,808,000円
2.8万km
13件
290万円
103%
X-ブレイク2,916,000円
3.5万km
59件
345万円
118%
プレミアム3,024,000円
3.5万km
100件
330万円
109%
アドバンス(ハイブリッド)3,099,600円
3.3万km
179件
330万円
106%

※残価率=買取相場/新車価格(%)

【3年後の残価率/平均買取額】

109%/324万円

 

5年後のリセール:残価率57%

5年落ちのSJ系後期モデルより算出。

SJ系後期【H27/11~H30/6】(参照元:グーネット)
グレード新車価格
走行距離
データ数
買取値幅
平均買取額
残価率
2.0i2,149,200円
3.4~4.2万km
2件
120万円
56%
2.0i-Lアイサイト2,689,200円
3.1~7.9万km
55件
115~177万円
150万円
56%
X-ブレイク2,754,000円
3.1~7.9万km
33件
120~200万円
160万円
58%
Sリミテッド2,894,400円
3.1~7.6万km
48件
135~205万円
170万円
59%
2.0XTアイサイト3,128,760円
3.1~7.3万km
42件
130~205万円
177万円
57%

※残価率=買取相場/新車価格(%)

【5年後の残価率/平均買取額】

57%/155万円

 

7年後のリセール:残価率41%

7年落ちのSJ系前期モデルより算出。

参照元:グーネット
グレード新車価格
走行距離
データ数
買取値幅
平均買取額
残価率
2.0i2,149,200円
6.5~9.0万km
3件
78~100万円
85万円
40%
2.0i-Lアイサイト2,581,200円
5.0~9.7万km
41件
95~143万円
111万円
43%
2.0i-Sアイサイト2,818,800円
5.2~10.0万km
29件
80~155万円
115万円
41%
X-ブレイク2,689,200円
5.1~9.9万km
26件
95~145万円
111万円
41%
2.0XTアイサイト3,020,760円
5.0~9.9万km
58件
100~166万円
125万円
41%

※残価率=買取相場/新車価格(%)

【7年後の残価率/平均買取額】

41%/109万円

 

10年後のリセール:残価率15%

10年落ちのSJ系前期モデルより算出。

SH系【H19/12~H24/10】(参照元:グーネット)
グレード新車価格
走行距離
データ数
買取値幅
平均買取額
残価率
2.0X2,058,000円
11.4~12.6万km
3件
22~30万円
27万円
13%
2.0XS2,320,500円
8.1~13.0万km
21件
23~45万円
34万円
15%
2.0XT2,762,850円
8.3~9.4万km
4件
30~45万円
37万円
13%
Sエディション3,129,000円
10.0~12.9万km
2件
44~60万円
50万円
16%
ts3,622,500円
8.8~11.4万km
2件
60~75万円
67万円
18%

※残価率=買取相場/新車価格(%)

【10年後の残価率/平均買取額】

15%/43万円
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車の10年後のリセールバリューってどんな感じ?詳しく調査してみた

 

リセールが大きく落ちる経過年数

ここからは1年毎にどれくらいのリセールが落ちるのか(車両価値が減っているのか)を詳しく見ていきます。

リセールバリュー(残価率)は、

  • 毎年均一に落ちる訳ではない
  • 価値が落ちやすいところを避ける形で売却(乗換え)した方が有利

と言えます。

少し難しい話ですが、ここがわかればどんな車も可能な限り損失を抑えて乗ることができるので、車種選択の幅が一気に広がります。

※グレードは「アドバンス」で調査

モデル
(平均走行距離)
平均買取額
(前年比)
当年もの/SK系後期
(0.3万km)
375万円
マイナーチェンジ(SK系前期→後期)
1年落ち/SK系前期
(1.2万km)
320万円
(−55万円)
2年落ち/SK前期
(2.3万km)
310万円
(−10万円)
3年落ち/SK前期
(3.3万km)
330万円
(+20万円)
4年落ち/SK系前期
(3.5万km)
330万円
(±0)
フルモデルチェンジ(SJ系→SK系)
4年落ち/SJ系後期
(5.7万km)
255万円
(−75万円)
5年落ち/SJ系後期
(5.1万km)
200万円
(−55万円)
6年落ち/SJ系中期
(7.7万km)
180万円
(−20万円)
マイナーチェンジ(SJ系前期→後期)
7年落ち/SJ系前期
(8.8万km)
155万円
(−25万円)
8年落ち/SJ系前期
(11万km)
100万円
(−55万円)
9年落ち/SJ系前期
(9.5万km)
90万円
(−10万円)
10年落ち/SJ系前期
(10.7万km)
78万円
(−12万円)

高年式ではモデルチェンジの影響を受けやすいので注意が必要。

マイナーチェンジで50万円前後、フルモデルチェンジで75万円落ちているのがわかります。

5年落ちは輸出が絡む鬼門の年となり、かなり相場が動きやすい年。

モデルチェンジを除けば、フォレスターは5年落ちまでに売却するのがおすすめです。

 

フォレスターのリセールのポイント

フォレスターの室内

ここからはフォレスターのリセールバリューの高い仕様とリセールが高くなるポイントについて紹介します。

まずは色(ボディカラー)。

リセールバリューの高い色

車のボディカラーはリセールにも影響します。

オークション相場から調べた、色によるリセール差が下記です。

台数平均価格
パールホワイト81台279万円
クロ33台274万円
グレー19台274万円
シルバー12台266万円
アオ・アカ・コン・ミドリ22台268万円

※n=167 SK系プレミアムにて

人気・リセール共にパールホワイトが最も有利です。

クロ、グレーと続きますが、全体的に価格差はそれほど大きくありません。(上下幅が約15万円)

輸出の需要が高く、色がそれほどリセールに影響しないことを表しています。

 

リセールの高いオプション

比較的人気の高いグレードである「アドバンス」で言うと、大型サンルーフのオークション出品車の装着率は27%、リセール差は約11万円。

本革シートがどこまでリセールで評価されているかを数値的に表すのは難しいものの、基本は下記で言うPS、KI、KSがおすすめとなります。

フォレスターメーカーオプション
プレミアムのメーカーオプション組合せ

ナビは基本がディーラー純正となり「ビルトインナビにするかどうか」がポイントとなります。

キノサン
ビルトインナビとは、インパネの中に予めはめ込まれたナビを指します。
フォレスターのオプション
フォレスターの純正ナビ(DOP)
結論から言うと、高く売れているデータはビルトインナビタイプが多く、ナビは少し高くなってもビルトインナビがおすすめ

予算を削る場合は、メーカーオプションはKIにして本革シートを外し、ビルトインナビを入れるというのが良いでしょう。

あくまで「アドバンス」での考え方ですが、他のグレードにおいても参考にしてみてください。

 

査定士お薦め‼︎車を高く売る方法

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それにも関わらず日本では”ディーラー(下取り)でしか車を売った経験がない”という人が全体の約70%と言われており(矢野経済研究所より)

中古車買取サービスを使わないのはもったいない、というのが買取店の中の人の感想です。

そこで今回は、中古車買取店のスタッフが自分の車を売る際に使う「おすすめの買取サービス」を紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

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キノサン
ユーカーパックは落札後の入金確認から8日以内に車の引き渡し。
アシスタント
サポート
楽天は1ヵ月の猶予があるので、楽天の方が余裕を持てますね。

入札業者数はユーカーパックが多い(8,000社)ですが、楽天はポイントが貯まったり余裕を持てたりと一長一短です。(楽天の業者数は2,000社)

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中古車を購入する際のポイント

フォレスターの中古車を探す

フォレスターのリセールには

  • モデルチェンジである程度値下がりする
  • ボディカラーやグレードはそれほど関係ない

という特徴があります。

それを考えると、2021年9月のマイナーチェンジ前のSK系前期モデルが中古車として検討するにおすすめです。

なぜなら1年落ちの前期モデルの買取相場が320万円に対し、4年落ちの同モデルの買取相場も320万円と3年間でほぼ買取相場が変わっていません。

しかし5年落ちを超えると輸出の関係から買取相場が崩れ始めるので、前期モデルも5年落ちまでには売るのがポイントです。

5年落ちを超えてしまっているフォレスターも輸出の需要はあることから、毎年の値下がり率は再び緩やかになります。

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フォレスターの中古車輸出

フォレスターの輸出国を型式別に紹介。

型式仕向国
SK5
(ガソリン・スポーツ)
トリニダード・トバゴ
SK9
(ガソリン・ツーリング等)
ロシア
SKE
(ハイブリッド・プレミアム)
バングラデシュ
ロシア

現行モデルの輸出先は国別としては少ないものの、バングラデシュ、ロシアと高価格かつ台数が多い国が入っています。

特にバングラデシュは5年落ちまでの車しか輸出されないので、5年落ち以降で相場が落ちる場合は同国への輸出が絡んでいます。

 

まとめ

フォレスターのリセールバリューをまとめると、

  1. 基本的にリセールバリューの高い車
  2. 色やグレードがリセールにそこまで関係のない、万人向けの車種
  3. オプションが多く初期費用が嵩みがちな分、中古車の旨味もある

ということが言えます。

フォレスターは大きさや価格からしてもかなりターゲットゾーンの広い車種です。

スバルということで安全装備も充実しているのもポイントですね。

リセールバリューは高いので興味のある方はぜひ前向きに検討してみるのが良いと思います。


本記事はここまで。

最後までお読み頂きありがとうございました。

良いカーライフを。

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