- 新型ディフェンダーのリセールってどう?
- ガソリンとディーゼルはどっちが人気?
- 買うならどの仕様・グレードがおすすめ?
こんな疑問をお持ちの方もいるのではないでしょうか?
こんにちは、中古車査定士の@キノサンです。
今回はランドローバー/ディフェンダーのグレード別のリセールバリュー(残価率)やリセールの高い仕様を詳しく解説していきます。
- ディフェンダーの売却タイミングが気になる
- ディフェンダーの購入を検討している
という方は参考になると思います。
【結論】ディフェンダーのリセール
結論として、ディフェンダーの経過年数別のリセールは下記となります。
経過年数 モデル | 残価率/平均買取額 |
2年落ち LE系 | 109%/839万円 |
過去モデル LD系 | 95%/400万円 |
※平均買取額は全グレード平均
≫【関連記事】リセールバリューの高い輸入車・外車の残価率ランキング
- 新型の残価率は100%以上(2年落ち)
- オプションは多くて高いが、基本はそこまでつけなくても良い
- 90より110の方が人気、ガソリンよりもディーゼルの方がリセールが高い
新型発売からまだ2年の為、オークションへの出品台数は限られていますが、今のところ新車価格以上で買取が可能な状態。
納車まで長く待って手にした方も多いと思いますが、すぐに売らなくてもリセールは高い状態が暫くと思われます。
これから手に入れようとしている方は、新車にしても中古車にしてもリセールは今後も高いので、安心して買える車と言えるでしょう。
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では次に年数・グレード別のリセールバリューについて解説します。
経過年数・グレード別のリセール
現行モデルから旧モデルのリセールをグレード別に紹介します。
・過去3ヵ月のオークションデータ
・装備と色は絞り込みなし
・事故歴なし車両状態良好として
▼関連記事
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現行型のリセール:残価率109%
グレード | 新車価格 平均走行距離 データ数 | 買取値幅 平均買取額 残価率 |
90S | 6,152,000円 0.5万km 1件 | 620万円 101% |
90SE | 6,540,000円 0.4万km 2件 | 660万円 101% |
110S(ガソリン) | 6,892,000円 0.5万km 1件 | 720万円 104% |
110SE(ガソリン) | 7,582,000円 2.6万km 5件 | 820万円 108% |
110ダブルオーエディション | 7,608,000円 0.5万km 3件 | 800万円 105% |
110S(ディーゼル) | 7,540,000円 0.6万km 2件 | 950万円 126% |
110X(ディーゼル) | 11,240,000円 0.2万km 4件 | 1300万円 116% |
※残価率=買取相場/新車価格(%)
【現行モデルの残価率/平均買取額】
109%/839万円 |
まだ台数は少ないですが、リセールはかなり高いです。
しかし各オプションが高く(パノラマルーフだけで30万円超)、また種類も多い為オプション次第で残価率は大きく変わるでしょう。
過去モデル:残価率95%

LD系(過去モデル)のディフェンダーのリセールについても紹介します。
グレード | 新車価格 走行距離 データ数 | 買取値幅 平均買取額 残価率 |
90SW (H9~H10) | 3,590,000円 12.5~14.7万km 2件 | 230~480万円 350万円 97% |
90SW 50thモデル (H9~H11) | 3,990,000円 3.9~13.5万km 5件 | 250~500万円 340万円 85% |
110S (H16) | 4,494,000円 11.6万km 1件 | 410万円 91% |
110SE (H16~H17) | 4,704,000円 10.6~14.2万km 2件 | 440~490万円 460万円 98% |
110SW (H14) | 4,250,000円 5.3~21.2万km 2件 | 350~550万円 440万円 104% |
※残価率=買取相場/新車価格(%)
【過去モデルの残価率/平均買取額】
95%/400万円 |
LD系のディフェンダーはかなり希少、販売期間は長いですが台数は少なめ。
そんな中でも各車のリセールは高く、中には並行輸入車の6速マニュアルは1000万円以上でオークションで売れています。
走行距離が少ないLD系のディフェンダーはかなりプレミアがついています。
経過年数別リセールのまとめ
ということでリセール(残価率)をまとめると下記になります。
経過年数 モデル | 残価率/平均買取額 |
2年落ち LE系 | 109%/839万円 |
過去モデル LD系 | 95%/400万円 |
LD系に比べかなり高額になったにも関わらず、リセールがついて来ているのが現行ディフェンダーの凄いところです。
中古車は主に国内に供給される為、今後のリセールは供給量(販売台数)に左右されます。
保有ユーザーが限定されたり、販売台数が限定的であればこのまま高残価で推移する可能性は高いと言えます。
ディフェンダー購入時のポイント

ディフェンダー購入時のポイントを解説します。
新車を購入する際のポイント
- 90より110の方がリセールが高い
- ガソリンよりディーゼルが高リセール
- 色はシロかクロがおすすめ
現行モデルのリセールを見ても3ドアの90より5ドアの110の方が人気でリセールも高いです。
またガソリンモデルよりもディーゼルの方残価率が良いです。(今のところ)
とはいえガソリンのベースグレードでも今のところ買取で700万円以上は確定なので、新車カタログ値はどれも超えています。
色についてはこのあと詳しく説明します。
リセールバリューの高い色
オークション相場から買取額の高い色を調べました。
色 | 台数/走行距離 | 平均価格 |
シロ | 7台/0.8万km | 832万円 |
クロ | 9台/0.6万km | 937万円 |
グレー | 5台/0.7万km | 885万円 |
その他(ゴールド・アオ・ミドリ・チャ) | 6台/1.0万km | 813万円 |
※LE系新型ディフェンダーにて
110Xが含まれている為、やや精度が低くバラツキがありますが、人気・リセール共にシロ・クロが無難となります。
他の色ではグレーも有りな様に見えます。
シロは「フジホワイト(1AA)」が追加料金なしで選択可能で、この色で十分問題はありません。
クロは「サントリーニブラック:101,000円」、グレーや他の色も10万円〜20万円のプラスになり、それだけでコストが上がっていきます。
リセールが高いオプション
ディフェンダーはオプションの数が多く、細かくは絞り切れません。

パノラマルーフ(サンルーフ)は110Xで標準装備、110S以下では約30万円のプラスになります。
しかしパノラマルーフの装着率は高くなく、特にリセールを意識しての必須装備ではありません。
また定員(5人・7人乗り)でもそこまでリセールに大きな差は出ていません。
今のところ、
- モデル(90・110、各グレード)
- 色、走行距離、年式
でリセール差が出ています。
リセールを意識して多めにオプションをつけるなどの必要はないでしょう。
査定士お薦め‼︎車を高く売る方法
車のリセールバリューを気にすることと同様に、下取り車を高く売却することも重要です。
下取りが高ければ良いですが、比較をせずに高いかどうかは判断できないですよね。
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一括査定のポイントは業者数です。
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通常の買取店は輸入車を買取しても店頭では売れない為、業者オークションに出すのが一般的。
その為買取額として提示できるのはオークションで利益が出せる範囲内に限定されます。
しかし輸入車買取専門店では特に状態の良い車は、そのまま商品車として並べる為オークションを通すコストがかかりません。
輸入車の流通コストは国産車より大きい為、通常の買取店とは比べ物にならない高額査定が出ることもあります。
中古車購入時のポイント

ディフェンダーの中古車はリセールが高いこともあって、小売価格も高いです。
110は安くても800万円中盤からなので新車を買うのとほぼ変わらない様な状況と言えます。
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まとめ
以上、ランドローバー/ディフェンダーのリセールバリューの解説でした。
前モデルは長い間モデルチェンジをしていなく、満を持して出てきた期待のモデルの為、かなりの高人気が続いています。
すぐに売却しても、暫く保持してもプレミアで売却益が出そうな車です。
欲しい方はぜひ前向きに検討してみましょう。
お知らせ(個別の乗換相談)
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※お届け日数は質問内容によります。初回の質問に対する回答は最短12時間以内〜最長2日の予定です。※お急ぎの方は事前にダイ…
本記事は以上となります。
最後までお読み頂きありがとうございました。
良いカーライフを。