【デリカD5】ガソリンとディーゼルモデルのリセールを詳しく解説

【デリカ D5】ガソリンとディーゼルのリセールを詳しく解説

デリカD5のリセールバリューの高いグレードやオプション、下取り・買取価格について詳しくお伝えします。

モデルチェンジ前後におけるリセールの動き、今後の買取相場の見通し、色の影響、中古車価格の考え方についてもお伝えしますので、是非参考にしてみてください。

【この記事を書いた人】

キノさん
車の買取でのキャリア10年と、これまで2,500台以上を買取してきた経験から詳しくお伝えします。

ーこんな人にお勧めです👍ー

 デリカD5のリセールバリューが気になる

 リセールが良いグレードやオプションを知りたい

 適性な中古車価格について知りたい

リセールの高いグレードは「Dパワーパッケージ」「アクティブギア」

是非最後まで読んでいってください!(^o^)/

リセールバリューとは

リセールバリュー

 

リセールバリューとは
リセールバリュー(≒リセール)とは一度購入したものを販売する際の、再販価値のこと。中古車販売などの際に使われることが多い。なお、リセールバリューという言葉自体はガリバーの登録商標です。
参照元:Wikipedia
本記事では新車価格に対する買取相場(残価)の比率(%)として用いています。
キノさん
あの車はリセールバリューが良いとか、悪いとか言いますね。

買取相場の算出方法

買取相場の算出方法

買取相場は自動車オークションでの落札予想額から、買取業者の粗利益(10万円〜20万円)を引いて算出します。

理由としては、下取り・買取車両の大部分はオークションで売却されている為です。

株式会社矢野経済研究所の『中古車流通総覧2020年版』によると、買取台数90万台のうち10万台が直接ユーザーに再販され、80万台はオークションで売却されています。

それでは早速デリカD5の買取相場について見ていきましょう。

3年後の買取相場【平成29年式】

3年落ちはマイナーチェンジ前のデリカD5

まずは新車から1回目の車検となる、3年落ち(平成29年式)について。

3年落ちはフルモデルチェンジ前になりますが、現行モデルはモデルチェンジをして日が浅すぎるので、現行モデルのリセールは旧型+αと考えてください。

ガソリンとディーゼルタイプを調査しました。

【調査条件】

  • 過去3ヶ月以内の自動車オークション落札データから
  • 平成29年式・装備と色は絞り込みなし
  • 事故修復歴なし、内外装の状態良好(評価点4点以上)
グレード新車価格
走行距離
データ数
買取値幅
平均相場
残価率
M(2WD)2,408,400円
2.6~3.1万km
7件
110~130万円
120万円
50%
M(4WD)2,855,520円
1.6~4.2万km
2件
135~165万円
145万円
51%
Gパワーパッケージ(2WD)2,761,560円
3.0万km
1件
165万円
60%
Gパワーパッケージ(4WD)3,177,360円
4.2万km
1件
170万円
54%
ローデストGパワーパッケージ(2WD)3,020,760円データなし
ローデストGパワーパッケージ(4WD)3,404,160円データなし
Gプレミアム(4WD)3,731,400円データなし
Dパワーパッケージ(4WD)3,524,840円
1.2~4.8万km
26件
200~310万円
243万円
69%
ローデストDパワーパッケージ(4WD)3,740,040円
1.5~1.9万km
2件
230~242万円
240万円
64%
アクティブギア(4WD)3,936,600円
1.3~4.8万km
13件
298~352万円
325万円
83%
Dプレミアム(4WD)4,055,400円
3.2万km
1件
240万円
59%

※残価率=平均買取相場/新車価格(%) 以下同

キノさん
データ数が多い程売れている人気のグレードと言え、数字の信頼性も高くなります。
【3年落ちの買取相場と残価率の平均】
ガソリン平均150万円・54%
ディーゼル平均262万円・69%

ガソリンに比べディーゼルの方がリセールが良く、特に「アクティブギア」の83%は驚異的です。

ディーゼル平均の69%も高いですが、マイナーチェンジをした前のモデルでの値なので、現行モデルの3年落ちはこれより高いリセールが出るでしょう。

【参考】3年落ちのリセールバリューの基準

70%以上 → かなり高い!
60~70% → 高め
50~60% → 普通
40%以下 → 低い

キノさん
3年で新車の半分ぐらいとよく言いますよね。

5年後の買取相場【平成27年式】

5年落ちのデリカD5

新車から2回目の車検となる、5年落ち(平成27年式)について。

グレード新車価格
走行距離
データ数
買取値幅
平均相場
残価率
M(2WD)2,397,600円
3.4~3.5万km
2件
122~132万円
127万円
53%
M(4WD)2,851,200円
3.8万km
1件
93万円
33%
Gパワーパッケージ(2WD)2,737,800円
5.8万km
1件
123万円
45%
Gパワーパッケージ(4WD)3,160,080円
3.8~5.0万km
3件
172~215万円
195万円
62%
ローデストGパワーパッケージ(2WD)2,997,000円
3.8~3.9万km
2件
100~120万円
110万円
37%
ローデストGパワーパッケージ(4WD)3,386,880円
3.5~5.8万km
2件
110~185万円
145万円
43%
Gプレミアム(4WD)3,722,760円
4.9万km
2件
176~193万円
185万円
50%
ローデストGプレミアム(4WD)3,895,560円データなし
Dパワーパッケージ(4WD)3,517,560円
3.1~6.9万km
31件
171~243万円
220万円
63%
ローデストDパワーパッケージ(4WD)3,740,040円データなし
Dプレミアム(4WD)4,046,760円
3.1万km
2件
240~265万円
254万円
63%
【5年落ちの買取相場と残価率の平均】
ガソリン平均140万円・46%
ディーゼル平均237万円・63%

ここでもガソリンに比べディーゼルがリセールが高いことがわかりました。

中でも5年落ちで60%を超えるのはかなり高いゾーンと言えます。

「Dパワーパッケージ」がリセールも高くデータも多い人気のグレードと言えます。

【参考】5年落ちのリセールバリューの基準

60%以上 → かなり高い!
50~60% → 高め
40~50% → 普通
30%以下 → 低い

7年後の買取相場【平成25年式】

7年落ちのデリカD5

新車から3回目の車検となる、7年落ち(平成25年式)について。

顔は同じですが、ディーゼルモデルはこの年から発売されました。

3年落ちから7年落ちまでの流れを追えばガソリンとディーゼルの差がはっきりします。

【調査条件】

  • 過去3ヶ月以内の自動車オークション落札データから
  • 平成25年式・装備と色は絞り込みなし
  • 事故修復歴なし、内外装の状態良好(評価点4点以上)
グレード新車価格
走行距離
データ数
買取値幅
平均相場
残価率
M(2WD)2,330,000円
5.9~8.7万km
3件
45~60万円
50万円
21%
M(4WD)2,772,000円データなし
Gパワーパッケージ(2WD)2,661,000円データなし
Gパワーパッケージ(4WD)3,072,000円
5.9~8.8万km
8件
115~187万円
153万円
50%
ローデストGパワーパッケージ(2WD)2,913,000円
5.2~9.2万km
3件
45~140万円
88万円
30%
ローデストGパワーパッケージ(4WD)3,292,000円
5.4万km
1件
130万円
39%
Gプレミアム(4WD)3,619,000円データなし
ローデストGプレミアム(4WD)3,787,000円
9.7万km
1件
83万円
22%
Dパワーパッケージ(4WD)3,419,000円
5.0~9.7万km
23件
132~250万円
188万円
55%
ローデストDパワーパッケージ(4WD)3,740,040円データなし
Dプレミアム(4WD)3,934,000円
5.1~7.7万km
2件
182~210万円
198万円
50%
【7年落ちの買取相場と残価率の平均】
ガソリン平均101万円・32%
ディーゼル平均193万円・53%

驚きの結果です。

7年落ちでもディーゼルは新車の半分以上の価値が残ることがわかりました、ディーゼルのD5はそんなにリセールの高い車種だったんですね。

データ数としては変わらずDパワーパッケージが圧倒的に多かったです。

【参考】7年落ちのリセールバリューの基準

50%以上 → かなり高い!
40~50% → 高め
30~40% → 普通
20%以下 → 低い

キノさん
7年乗って新車時の半分も返ってくるなら元を取ったも同然。

デリカD5のリセールのポイント

この車のリセールのポイントを押さえていきましょう。

圧倒的にディーゼルが有利

新車では現在はディーゼルモデルのみになっています。

中古で購入する場合、乗り潰すのであれば安く購入できそうなガソリン、途中で乗り換える予定であればディーゼルが良いでしょう。

”Dパワーパッケージ”が鉄板

過去のデータではDパワーパッケージが一番売れていて、リセールも高くなっています。

装備の点からも言えますが、グレードで迷った場合はDパワーパッケージがオススメです。

参考:『三菱 デリカD5のおすすめのグレードと装備の違いを比較』

アーバンギアは微妙!?

過去の「ローデスト」はマイナーチェンジ後から「アーバンギア」に変わりました。

見ての通りローデストのリセールはそんなに高くありませんでした。

現行モデルのアーバンギアのリセールも比較的低くなりやすいかもしれません。

特別使用車のジャスパーはこれまでのシャモニーと同じで、「パワーパッケージ」をベースにしたグレードなので、そこまで悪くはならなそうです。

色の差は約5万円

人気色(黒・パールホワイト)と普通色(黒・パール以外)の差は約8万円となっています。

普通色の方が若干走行距離が短いデータとなったことを考慮すると、その差は約5万円程度で、そこまでの差はないと言えます。

色の差
【平成29年式:Dパワーパッケージで調査】

しかしデリカD5の販売データ上、大半が黒又はパールホワイトなので拘りがなければ人気色を選んだ方が無難と言えます。

黒とパールホワイトの偏りは同程度です。

買取相場は安定推移

デリカD5の過去相場
平成29年式ディーゼル全体の相場推移

4月後半に一時的に低くなっていますが、その他は安定的に推移していると言えます。

高くい位置にあるデータはほぼアクティブギアです。

中古車購入時のポイント

中古車販売店の大体の仕入額を知ることで、適性な中古車価格を知ることができます。

買取価格をXとすると、

((X−10000)/1.1)+150000)×1.1+10000

が大体の販売店の落札額となります。(1.1は消費税、10000はリサイクル料金)

例えばDパワーパッケージ(3年落ち)の平均買取額は243万円なので、上記の式に当てはめると落札額は2,595,000円となります。

ここに「落札手数料」「店舗までの陸送代」で約5万円が追加され2,645,000円、これが販売店の仕入れ原価となります。

この金額び販売に必要な経費や販売店の利益が乗せられて小売されます。

カーセンサーで同スペックの車両価格を調べたところ支払い総額が「270万円〜330万円」で売られてるので、大体計算が合うことがわかります。
カーセンサーデリカD5
中古車販売店の1台当たりの粗利益は大体10万円~30万円です。

自動車オークションで評価点4点以上の車であれば、そのまま購入してもほぼ問題はおきません。

良質な中古車を安く買いたいという場合はオークション落札代行や個人間売買がオススメです。

【一般的な車流通】

売りたいユーザー
↓(X万円で売却)🚙
買取店
↓(出品)🚙
自動車オークション
↓(X+αで落札)=Y 🚙
販売店
↓(Y+αで販売)=Z 🚙
買いたいユーザー
(Z=X+2α)

【個人間売買】

売りたいユーザー
↓(X万円+αで売却) 🚙
買いたいユーザー
(X+αで購入)

【オークション落札代行】

自動車オークション
↓(X+αで落札)=Y 🚙
買いたいユーザー
(X+αで購入)

デリカD5のリセールまとめ

ディーゼルモデルのみとなった今、全体として益々リセールが高値安定しそうです。

マイナーチェンジが行われて日が浅いことも好条件で、現行モデルの購入を検討している方にとっては良いタイミングと言えます。

グレードは”Gパワーパッケージ”が一番オススメです。

オススメのグレードについては、『三菱 デリカD5のおすすめのグレードと装備の違いを比較』も参考にしてみてください。

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