【ポルシェ】タイカンのリセールと残価率を中古車査定士が詳しく解説

ポルシェ/タイカンのグレード別のリセールバリュー(残価率)とリセールの高い仕様について中古車査定士が詳しく解説します。

現行型の残価率をまとめたので、購入の材料にしてください。

キノサン
結論、タイカンのリセールはまだ未知数ですがEVの中では高い(★★★★★)です!

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【結論】タイカンのリセールバリュー

タイカンのリセールバリュー

まず、現在のタイカンのグレード別のリセール(残価率)を記載します。

残価率とは買取価格/新車価格(%)で値持ちの良さを表します。

現行型のリセール:残価率89%

グレード新車価格
平均走行距離
データ数
買取値幅
平均買取額
残価率
タイカン12,030,000円
0.2万km
5件
1100~1350万円
1220万円
101%
タイカン4S14,620,000円
0.7万km
2件
1300~1400万円
1350万円
92%
タイカンターボ20,370,000円
0.3万km
3件
1650~1850万円
1750万円
86%
タイカンターボS24,680,000円
0.2万km
2件
1750~2000万円
1870万円
76%

※残価率=買取相場/新車価格(%)

【現行モデルの残価率/平均買取額】

89%/1548万円
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タイカンのリセールは今の所高い。ただしグレードが上がるほど残価率は低くなります。

≫【関連記事】ポルシェ各車種のリセールバリューをランキングで紹介します

結論:タイカンのリセールは?
  • 2年落ち、5,000km以下においてはリセールは高水準
  • グレードを上げるほど残価率は下がる(ベースが最も高い)
  • 色はシロまたはクロが有力(出品データの半数以上)
  • スポーツクロノパッケージ以外の目立ったオプションは見えない

電気自動車(EV)のタイカン、今の所リセールは高く推移しています。

これまでEVのリセールバリューはそれほど高くない車が多かったですが、ポルシェブランドもありタイカンのリセールは高スタートです。

グレード別に見た場合、ベースグレードの残価率が最も高くグレードを上げるに連れ残価率が下がる(リセールが落ちる)と言えます。

グレードを選ぶ際はその辺も頭に入れながら考えると良いでしょう。

 

リセールバリューの高い色

色のリセール差を具体的に比較できるほどのデータ数がありません。

しかし現状シロとクロの割合が多く、アオなどの特殊色は目立つ一方で、中古車と見た時の買い手が少ない理由からリセールは低くなる予想です。

先々手放すことも考えた場合、シロかクロを選んでおくのが無難でしょう。

 

リセールの高いオプション

今のところスポーツクロノパッケージ(186,000円)以外の目立ったオプションの違いは見られません。

こちらはオークション出品データが増えるに連れ更新していきます。

 

【中古車査定士が解説!】車を高く売る方法とおすすめの買取サービス

ディーラーの下取りと中古車買取サービスを比較した場合、90%以上の確率で10万円以上、中古車買取サービスの方が高い買取額が出ます。

アシスタント
サポート
中には100万円以上差が出る場合もあり、下取りにお任せは非常にもったいないケースが多いですよ。

しかしどこに査定を依頼すれば安心して、車が高く売れるのか、色々わからなかったり不安なことも多いのではないでしょうか。

そこで今回は中古車査定士の筆者が自分の車を売る際にも使う買取サービスを紹介するので、車の乗換えや売却の際の参考にしてみてください。

すぐに車を手放せる人向け:効率と価格を両取り「オークション形式」

車をすぐに手放せる人(1ヵ月以内に売却可能)は、手間をかけずに高値で売却できる「オークション形式」の売却がおすすめです。(無料)

「オークション形式」とは、最初に1度の査定をして、そのデータに対し複数の業者がWeb上でオークション形式で入札してくる方式のこと。

キノサン
オークションの結果が安かった場合は、無料でキャンセルもできます。

そんなオークション形式で車を売る際の筆者のおすすめはユーカーパックというサービスです。

ユーカーパックは、業界最大規模の約8,000店の中古車店が加盟しており、専門査定士による写真撮影等で車が高く売れるというのが特徴です。

サービスの流れを簡単に紹介します。

車の内容と連絡先を記載して査定を依頼する
査定担当者より査定日時の連絡がくる
自宅等で車の査定を受ける
査定結果を元にオークションの設定をする
Webオークションが開催(マイページより確認)
結果に対し売却する・しないを検討する(約3日)
売却する場合は10日以内に車を引き渡す
売却しない場合はサービス終了

査定を依頼してから、結果が出るまでがかなりスピーディなのも特徴の一つ。

それでありながら、一括査定で10社以上と細かく交渉した価格の「上位1位〜3位レベル」の価格が出るので、かなり効率の良い売却方法です。

注意点として、売却する場合は10日以内に手放す必要があるので、車を手放せるタイミングを自分でコントロールして依頼するようにしましょう。

↓一括査定とユーカーパックを比較↓

一括査定ユーカーパック
入札業者数多くて10社最大8,000社
手間(電話対応、査定対応、価格交渉)×業者数査定担当者との打合せのみ
利用料無料無料
引き渡し業者との交渉売却決定から約10日以内

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すぐに車を手放せない人向け:引渡しの融通等が利く「一括査定」

  • 車の納車時期がはっきりしていない…
  • 次に買う車が決まっていない…
  • 買取額を元にディーラーと商談したい…

などのすぐに車を手放せる状態にない人は、買取店と個別に引渡し時期を交渉できる車の一括査定がおすすめです。

一括査定には色んなサイトがありますが、私が最もおすすめなのはカーセンサーの一括査定です。

その理由としては主に2つあり、1つ目は一度に依頼できる業者数が最も多いことです。

査定依頼ができる業者数は住んでいる場所によって異なり、例えば私のエリアだと7社と下記の様に申し込み前に表示がされます。

カーセンサーの一括査定
チェックを外して自分で業者を選ぶことも可能

他の一括査定サービスだと、折角申し込んだのに査定に来れる業者が1社や2社と少なく、十分な比較ができない、ということも少なくありません。

キノサン
多い分には後から調整ができるので、査定業者は多い方がヨシ!

そして2つ目は大手の買取業者がしっかり入っていることになります。

カーセンサーの登録業社の数
カーセンサーには大手業者も多数登録済み

多くの業者に査定依頼ができても、それが名前も知らない、ホームページもない様な業者だと少し不安になったりしませんか?

カーセンサーの一括査定には上図にもある様に、CMやラジオでも聞いたことのある大手の買取業者がほぼ全て登録されているので安心。

大手が安心な理由としては、JPUCという買取業界の健全化を進める団体に加入している会社が多く、トラブルが起きにくいという事もあります。

車の売却は価格も大事ですが、最後まで安心して取引できることの方が重要。

各業者の対応や条件を見比べながら、納得のいく金額で安心して渡せる業者を見つけましょう。

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大手の中でも特に安心なのはカーセブン

査定業者の中でも、特に安心して車を売却できる業者を挙げるならカーセブンです。

同社は社長がJPUCの代表理事を務めており、消費者目線を重視した絶対安心の買取を行なっている企業で、基本的にここに車を売ってトラブルになるということはあり得ません。

もし自分の一括査定対象店舗の中にカーセブンが入っていなければ、ここだけ個別に申し込んでおくのも良いと思います。

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タイカンのリセールまとめ

以上、ポルシェ/タイカンのリセールバリューについてお伝えしました。

まだまだリセール面でも今後どうなるかわからない車ですが、全体的なEVのリセールは今の所良くはありません。

≫【関連記事】電気自動車(EV)のリセールバリューと残価率を詳しく解説

ただしタイカンはポルシェのブランド力が影響し、他のEVのリセールよりは高い結果となる可能性はあります。

またEVの強みは環境負荷の小ささや、維持費の低いことによるコスパの高さなので、リセールは多少目を瞑っても良いとも言えます。

本記事はここまで。


車のリセールバリューに興味がある方は、他の記事も参考にしてみてください。

良いカーライフを。

≫【関連記事】リセールバリューの高い車を全車種の中からランキングで紹介(2022年最新版)

≫【関連記事】リセールバリューの高い輸入車ランキング

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