- レクサスCTのリセールってどうなの?
- リセールの高いグレードやオプションは?
こんな疑問をお持ちではないでしょうか。
こんにちは、中古車査定士の@キノサンです。
今回はレクサスCTのグレード別のリセールバリュー(残価率)とリセールが高くなる仕様について詳しく解説します。
CTのリセールが気になる方はぜひ参考にしてみてください。
- CTのリセールはそれほど高くない。モデルチェンジの影響を大きく受ける
- 2022年で発売中止の為、現在の後期モデルは今後下がりにくくなると予想
- グレードはバージョンCかFスポーツが強い。サンルーフ付きがおすすめ
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【結論】レクサスCTのリセール
レクサスCTの経過年数別のリセール(残価率)を紹介します。
経過年数 モデル | 残価率/買取額 ランク |
3年落ち/R1年 10系後期 | 65%/278万円 ★★★☆☆ |
5年落ち/H29年 10系後期 | 63%/273万円 ★★★★☆ |
H29/8:後期モデルにマイナーチェンジ | |
7年落ち/H27年 10系中期 | 38%/156万円 ★★☆☆☆ |
H26/1:中期モデルにマイナーチェンジ | |
10年落ち/H24 10系前期 | 21%/81万円 ★★★☆☆ |
※買取額は全グレードの平均
★★★★☆(星4つ)→高い
★★★☆☆(星3つ)→普通
★★☆☆☆(星2つ)→低い
★☆☆☆☆(星1つ)→とても低い
≫【関連記事】リセールバリューの高い車を全車種の中からランキングで紹介(2022年最新版)
- リセールバリューはそれほど高くない。モデルチェンジの影響大
- 2022年で発売中止の為、現在の後期モデルは今後下がりにくくなると予想
- グレードはバージョンCかFスポーツ。仕様はサンルーフ付きがおすすめ
レクサスのハイブリッドハッチバックであるCTのリセールはそれほど高くないという結果でした。
現行モデルの3年落ちの平均残価率が65%、これが全てを表しています。
しかし新車が下がり易い車はその裏で中古車にチャンスあり、ということで新しめの中古車に比較的安く乗れる車だとも言えます。
その他リセールのポイントを解説します。
***
CTは2022年10月の生産をもって販売中止が決定しています。
その為今の後期モデル(H29~現在)が最終型となり、モデルチェンジはもうないという意味でリセールは落ちにくくなります。
後で説明しますが、後期モデルの中古車は割安な上、今後もリセールが下がりにくいということで、全体の中でもおすすめの車に入ってきます。
これから乗換えを考えている人は、早めに下取り車の相場を調べておき、乗換えの計画をスムーズに進められるようにしておくのもポイントです。
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***
経過年数/グレード別のリセール
ここからは新車から3年・5年・7年・10年後のグレード別のリセールを紹介します。
・過去3ヵ月のオークションデータ
・装備と色は絞り込みなし
・事故歴なし車両状態良好として
▼関連記事
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3年後のリセール:残価率65%
3年落ちの10系後期から算出。
グレード | 新車価格 平均走行距離 データ数 | 買取値幅 平均買取額 残価率 |
CT200h | 3,839,815円 2.4万km 2件 | 235万円 61% |
CT200hバージョンC | 4,063,888円 3.2万km 5件 | 265~330万円 305万円 75% |
CT200hFスポーツ | 4,481,481円 4.8万km 4件 | 240~320万円 275万円 61% |
CT200hバージョンL | 4,858,334円 3.3万km 2件 | 295万円 61% |
【3年後の残価率/平均買取額】
65%/278万円 |
5年後のリセール:残価率63%
5年落ちの10系後期から算出。
グレード | 新車価格 平均走行距離 データ数 | 買取値幅 平均買取額 残価率 |
CT200h | 3,770,000円 | データなし |
CT200hバージョンC | 3,990,000円 3.2万km 11件 | 220~280万円 265万円 66% |
CT200hFスポーツ | 4,400,000円 5.1万km 4件 | 255~320万円 280万円 64% |
CT200hバージョンL | 4,770,000円 2.2万km 2件 | 260~290万円 275万円 58% |
※残価率=買取相場/新車価格(%)
【5年後の残価率/平均買取額】
63%/273万円 |
7年後のリセール:残価率38%
7年落ちの10系中期から算出。
グレード | 新車価格 平均走行距離 データ数 | 買取値幅 平均買取額 残価率 |
CT200h | 3,560,000円 11.1万km 1件 | 100万円 28% |
CT200hバージョンC | 3,909,000円 5.3万km 39件 | 80~245万円 165万円 42% |
CT200hFスポーツ | 4,331,000円 6.3万km 23件 | 130~255万円 190万円 44% |
CT200hバージョンL | 4,608,000円 4.5万km 12件 | 110~200万円 170万円 37% |
※残価率=買取相場/新車価格(%)
【7年後の残価率/平均買取額】
38%/156万円 |
10年後のリセール:残価率21%
10年落ちの10系中期から算出。
グレード | 新車価格 平均走行距離 データ数 | 買取値幅 平均買取額 残価率 |
CT200h | 3,560,000円 9.4万km 10件 | 25~100万円 65万円 18% |
CT200hバージョンC | 3,760,000円 8.6万km 67件 | 30~150万円 80万円 21% |
CT200hFスポーツ | 4,060,000円 10.7万km 29件 | 30~150万円 90万円 22% |
CT200hバージョンL | 4,330,000円 10.0万km 31件 | 45~150万円 90万円 21% |
※残価率=買取相場/新車価格(%)
【10年後の残価率/平均買取額】
21%/81万円 |
10年落ちの車のリセールってどれくらい?10年乗っても高く車ってあるの?本記事はこんな疑問をお持ちの方におすすめです。こんにちは、中古車査定士の@キノサンです。今回は「車の10年後のリセー[…]
経過年数別リセールのまとめ
経過年数別のリセールをまとめます。
経過年数 モデル | 残価率/買取額 ランク |
3年落ち/R1年 10系後期 | 65%/278万円 ★★★☆☆ |
5年落ち/H29年 10系後期 | 63%/273万円 ★★★★☆ |
H29/8:後期モデルにマイナーチェンジ | |
7年落ち/H27年 10系中期 | 38%/156万円 ★★☆☆☆ |
H26/1:中期モデルにマイナーチェンジ | |
10年落ち/H24 10系前期 | 21%/81万円 ★★★☆☆ |
リセールバリューはそこまで高くないものの、同一モデル期間内であれば底堅い残価率があると言えます。
結局フルモデルチェンジを一度もしないままモデルとして終焉を迎えることになります。
1年毎のリセールバリューの変化
リセールが毎年どの様に落ちていくのかをグレード「バージョンC」にて調べました。
経過年数/モデル (平均走行距離) | 平均買取額 (前年比) |
当年もの/10系後期 (0km) | 400万円 |
1年落ち/10系後期 | データなし |
2年落ち/10系後期 (0.7万km) | 265万円 (−135万円) |
3年落ち/10系後期 (3.2万km) | 305万円 (+40万円) |
4年落ち/10系後期 (2.6万km) | 265万円 (−40万円) |
5年落ち/10系後期 (3.2万km) | 265万円 (±0) |
マイナーチェンジ:中期→後期 | |
5年落ち/10系中期 (3.0万km) | 200万円 (−65万円) |
6年落ち/10系中期 (4.5万km) | 165万円 (−35万円) |
7年落ち/10系中期 (5.3万km) | 165万円 (±0) |
8年落ち/10系中期 (7.0万km) | 135万円 (−30万円) |
マイナーチェンジ:前期→中期 | |
9年落ち/10系前期 (10.2万km) | 75万円 (−60万円) |
10年落ち/10系前期 (8.6万km) | 80万円 (+5万円) |
マイナーチェンジ後に約65万円幅で落ちているのがわかります。
大体後期モデルは買取が200万円台中盤で小売が300万円台、中期モデルは買取100万円台の小売が200万円台で推移。
このまま後期モデルで販売終了となった場合は、中古の後期モデルを買えばリセールはそこまで落ちないのでおすすめとなります。
リセールバリューのポイント
ここからはレクサスCTのリセールバリューの高い仕様、リセールが高くなる車の選び方について紹介します。
まずは色(ボディカラー)。
リセールバリューの高い色
色によるリセール差をオークション結果から調べました。
外装色 | 台数/走行距離 | 平均価格 |
パールホワイト | 31台/3.8万km | 274万円 |
クロ | 4台/4.6万km | 271万円 |
その他(シルバー/アオ/アカ) | 21台/2.4万km | 258万円 |
※10系後期にて n=56
人気、リセールともに高いのはパールホワイト。
クロとの価格差は大きくなく、走行距離を含めて考えるとリセールはほぼ同じと言って良いでしょう。
その他の色(アオ/アカ/シルバー)は意外と人気はありますが、リセールは約15万円程見劣りします。
走行距離を少なく、色はパールかクロで、がリセールを高く保つポイントとなります。
リセールの高いオプション・仕様
CTのリセールを高く出す為にはまずはグレードを「バージョンC」か「Fスポーツ」で抑えることが重要。
色は上記の通りで、オプションはサンルーフだけが重要装備となります。
サンルーフの装着率は全体的に低いものの、あれば高く買取ができ、費用を丸々回収することも可能。
グレードと色を抑えた上でサンルーフを付けて、走行距離を少なく、車両状態を良く保つことがCTを最も高く売却できる方法になります。
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その為買取額として提示できるのはオークションで利益が出る範囲内に限定されます。
しかし輸入車.comは直営販売店も持っており、そのまま店頭に並べることができる為、オークション相場を無視した高額提示が可能になります。
特に状態の良い車であるほどその差は大きくなります。大事に乗ってきた車だからこそ、しっかりと評価できるお店に見てもらうことが重要。
中古車を購入する際のポイント
2022年で発売中止が決定しているCTを中古車で買うなら、間違いなく10系後期モデル(H29/8~現在)がおすすめ。
この後のモデルはでないのでモデルチェンジで大きくリセールが下がるということはありません。
更に3年落ち〜5年落ちの時点で既に残価率60%台とかなりお安くなっています。
どんな仕様・グレードを狙うべき?
今後新モデルは出ないとはいえ、少しずつリセールは落ちていきます。
またいつかは乗り換えることも考えると、グレードは「バージョンC」か「Fスポーツ」がおすすめ。
色はパールホワイトかクロでムーンルーフ付きがあればベストとなります。
正直捨てても良いのは年式と走行距離。
世界のトヨタ/レクサスブランドなので故障のリスクは低く、また走行距離が多少多くても輸出も絡む為リセールへの影響は小さいです。
グレードと装備を重要ポイントとして良い中古車を探してみてください。
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レクサスCTの中古車輸出
最後にCTの輸出国を型式別に紹介します。
型式 | 仕向国 |
ZWA10 (現行:後期/中期/前期) |
|
過走行距離のCTはおそらく輸出されています。
例えばH30年式(4年落ち)のブラックシークエンスは18万kmでも180万円ぐらいでは買取が可能。
国内で18万km超えのCT(新車400万円)を200万円超出して購入しようという人はいないでしょう。
当然この価格で買えるのは輸出需要が高い為だと言えます。
ということでCTの距離が少ないものは国内、ある程度走ってくると海外と考えるのが通常。
まとめ
CTは燃費20km/Lを超える経済的なレクサス車種だっただけに、今後発売されなくなるのは残念で仕方ありません。
今後クロスオーバーモデルとして復活の話もある様なので、期待して今後の動向を見守りたいですね。
本サイトでは様々な車のリセールを調べています。興味がある方は参考にしてみてください。
≫【関連記事】リセールバリューが高い車ランキング(全メーカー・全車種編)
≫【関連記事】リセールバリューが高い車ランキング(レクサス編)
最後にお知らせです。
お知らせ(個別の乗換相談)
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