トヨタ・グランエースのグレード別のリセールバリュー(残価率)とリセールの高い仕様を中古車査定士が詳しく解説します。
登録当年、3年後の残価率をまとめたので、購入の材料にしてください。
Webオークションで車の高値売却に挑戦してみませんか?ユーカーパックなら手間をかけずに車の本当の最高額がわかる!
1回の査定で最大8,000店以上から買取提示が受けられるので本当の最高額がわかる!しかもオークション結果が希望額に達しなかった場合は無料でキャンセルも可能。
オークションなら手間のかかる業者との交渉も一切不要。効率的なWebオークションを使って相場の最高額に挑戦してみよう!
【経過年数とグレード別】グランエースのリセールバリュー
グランエースの登録当年・3年落ちの残価率と平均買取額を記載します。
経過年数/年式 モデル | 残価率/平均買取額 リセールランク |
---|---|
登録当年/R4年 300系前期 | 91%/590万円 ★★★★★ |
3年落ち/R1年 300系前期 | 89%/565万円 ★★★★★ |
R1年12月発売開始 |
※残価率・買取額ともに全グレードの平均
- 人気の割にリセールバリューは高い。輸出需要もあり、底堅く推移する予想
- グレードでのリセール差は小さい。装備の選択も少なく、車として選びやすい
- 色はパールが人気だがクロも手堅い。後席モニターはDOPで付けても良いかも
- 当年車のリセール:残価率91%
- 3年後のリセール:残価率89%
ひとつずつ詳しく解説します。
当年車のリセール:残価率91%
登録当年車(300系)のリセールを算出。
当年車の平均残価率(買取額)は91%(590万円)となりました。
グレード | 新車価格 平均走行距離 データ数 | 平均買取額 残価率 |
---|---|---|
G | 6,200,000円 | データなし |
プレミアム | 6,500,000円 0.2万km 7件 | 590万円 91% |
※残価率=買取相場/新車価格(%)
- 登録間もない買取相場はうまくいって600万円前後
- 新車価格同等での買取は基本難しい
グランエースを高く売りたい方は、最大20社の買取見積もりがWeb上で取れ、実車の確認は3社で済むMOTAの車査定がおすすめです。
グランエースは高額なだけに、得意な業者とそうでない業者があります。高く売る為にはできるだけ多くの業者の見積もりを効率よく比較しよう!
3年後のリセール:残価率89%
3年後のリセールを300系から算出。
3年後の平均残価率(買取額)は89%(565万円)となりました。
グレード | 新車価格 平均走行距離 データ数 | 平均買取額 残価率 |
---|---|---|
G | 6,200,000円 1.3万km 11件 | 560万円 90% |
プレミアム | 6,500,000円 1.7万km 11件 | 570万円 88% |
※残価率=買取相場/新車価格(%)
- Gとプレミアムでの買取額はあまり変わらない
- 走行距離と車両状態で価格が分かれる
グランエースの中古車を探す時はガリバーの中古車検索サービスをうまく活用するのがおすすめ。
公開前の非公開在庫と中古車オークションから希望の車を探してくれるので、希望のスペックの車が早く、簡単に見つかります。(登録は無料)
車は10年保証で納車後の返品もOK、最短即日の連絡で専任担当者つき。「まだ探している段階」でも歓迎してくれるとても便利なサービスです。
1年毎のリセールバリューの変化
1年毎の買取額から、リセールバリューが毎年どのように落ちているのかを調査しました。
オークションに最も出ている「プレミアム」を代表グレードとして調査。
経過年数/モデル (平均走行距離) | 平均買取額 (前年比) |
---|---|
当年もの/300系前期 (0.2万km) | 590万円 |
1年落ち/300系前期 (0.5万km) | 580万円 (−10万円) |
2年落ち/300系前期 (1.7万km) | 570万円 (−10万円) |
大きく落ちているところを赤字で記載。プレミアムの新車価格は650万円です。
モデルが変わっていないこともあり、リセールが落ちるのは毎年少しずつです。
しかし初年度から買取額が600万円に乗らないのが少々痛いですね。
一応マレーシアとインドネシアが輸出先として上がっています。しかしこの先どのようなリセール推移になるのかはまだ不透明な状況です。
グランエースのリセールバリューを上げるポイント
- リセールバリューの高い色
- リセールの高いオプション
ひとつずつ詳しく解説します。
リセールバリューの高い色
外装色によるリセール差を中古車オークションから調べた結果です。
色 | 台数/走行距離 | 平均価格 |
---|---|---|
パールホワイト | 15台/1.4万km | 546万円 |
クロ | 16台/1.4万km | 529万円 |
シルバー、グレー | 3台/1.4万km | 523万円 |
※n=34 G、プレミアムにて
最もリセールが高いのはパールホワイトです。
グレードの偏りもありクロが安く見えるものの、人気はあるので基本はパールホワイトかクロで考えるのが良いと思います。
リセールの高いオプション・装備
グランエースにオプションはほぼ不要。
そもそも付けられるメーカーオプションが寒冷地仕様とLEDリヤフォグランプしかありません。
ディーラーオプションで後席ディズプレイが装着でき、用途を考えると費用対効果が高いオプションだと言えます。(後述)
査定士おすすめのリセール仕様
筆者がグランエースを買う場合のおすすめ仕様としては、
- 【グレード】G
- 【色】クロ
- 【OP】12.1型後席ディスプレイ
になります。
メーカーオプションとして必要なものはないですが、ミニバン3列シートということで後席ディスプレイは活躍する可能性が高いでしょう。
グレードは価格差の割に、内容に大差がないので、どちらも選べるのであればGで問題ないとの解釈です。
その他グランエースは購入する以外にカーリースという選択肢もあります。
ニコノリはリース料を最安水準に抑えながら、5年後には車を買取ることができる、購入するのと変わらない形で車に乗れるカーリース。
最短2週間で納車される即納車もあり、納車が遅い今だからこそカーリース等も上手く活用して欲しい車を上手に手に入れる考え方が重要ですよ。
グランエースを売るタイミングや購入する際のポイントは?
リセールバリューの観点から、グランエースの売り時と車購入時のポイントを解説します。
グランエースはリセールバリュー的に何年後に売るのがベスト?
現在の状況ではフルモデルチェンジまたは、5年落ちまでに売るのがおすすめとなります。
今はそこそこのリセール(残価率)で推移しているものの、この先どこで大きく落ちるかはまだわかりません。
ただし輸出先としてマレーシアが入っている為、同国の輸入基準に則り日本では登録から56ヵ月目までには手放すのが理想。
マレーシア行きが確実となった際は、同国への輸出車両の買取を専門としているENGに査定を依頼してみるのがおすすめです。
一方でガソリンではなくディーゼルの為、新たな輸出先情報が出てくる可能性はあります。
ハイラックスなどはモンゴルへの輸出、プラドのディーゼルはロシアへの輸出で高リセールとなっていた背景があります。
新車のグランエースをリセール前提で買う時のポイント
「査定士おすすめのリセール仕様」でも説明した通り、
- 【グレード】G
- 【色】クロ
- 【OP】12.1型後席ディスプレイ
が基本的な考え方になります。
グレードはプレミアムでもよく、色はパールホワイトでも問題ありません。
リセール相場としては輸出主導になる可能性が高いので、スペック云々よりも売り時を見極めることがリセール面においては重要です。
中古車のグランエースをリセール前提で買う時のポイント
グランエースの中古車はそもそもそんなにたくさんありません。(大手中古車サイトでも50台ないぐらい・・?)
リセールことを考えるならできるだけ安く抑えたいところですが、残価率もまあまあ高いのであまり安い車は見つからない状況です。
先にも述べた通りフルモデルチェンジか、5年経過するまでは大きなリセールの落ちはない可能性が高いので、良い中古車があれば入っても良いでしょう。
グランエースの中古車を探すなら!業者の非公開在庫もチェックしよう
”中古車を探しているけど中々自分が欲しいスペックや予算の車が見つからない…”
そんな時はガリバーの中古車検索サービスを活用するのがおすすめです。
公開前の非公開在庫と中古車オークションから希望の車を探してくれるので、希望のスペックの車が早く、簡単に見つかります。(登録は無料)
車は約500台が毎日入れ替わり、今はなくても希望の車が今後入庫してくる可能性もある為、リクエストを出しておくだけでも価値は十分にあり。
車は10年保証で納車後の返品もOK、最短即日の連絡で専任担当者つき。「まだ探している段階」でも歓迎してくれるとても便利なサービスです。
【中古車査定士が解説!】車を高く売る方法とおすすめの買取サービス
ディーラーの下取りと中古車買取サービスを比較した場合、90%以上の確率で10万円以上、中古車買取サービスの方が高い買取額が出ます。
しかしどこに査定を依頼すれば安心して、車が高く売れるのか、色々わからなかったり不安なことも多いのではないでしょうか。
そこで今回は中古車査定士の筆者が自分の車を売る際にも使う買取サービスを紹介するので、車の乗換えや売却の際の参考にしてみてください。
すぐに車を手放せる人向け:効率と価格を両取り「オークション形式」
車をすぐに手放せる人(1ヵ月以内に売却可能)は、手間をかけずに高値で売却できる「オークション形式」の売却がおすすめです。(無料)
「オークション形式」とは、最初に1度の査定をして、そのデータに対し複数の業者がWeb上でオークション形式で入札してくる方式のこと。
そんなオークション形式で車を売る際の筆者のおすすめはユーカーパックというサービスです。
ユーカーパックは、業界最大規模の約8,000店の中古車店が加盟しており、専門査定士による写真撮影等で車が高く売れるというのが特徴です。
サービスの流れを簡単に紹介します。
車の内容と連絡先を記載して査定を依頼する |
▼ |
査定担当者より査定日時の連絡がくる |
▼ |
自宅等で車の査定を受ける |
▼ |
査定結果を元にオークションの設定をする |
▼ |
Webオークションが開催(マイページより確認) |
▼ |
結果に対し売却する・しないを検討する(約3日) |
▼ |
売却する場合は10日以内に車を引き渡す 売却しない場合はサービス終了 |
査定を依頼してから、結果が出るまでがかなりスピーディなのも特徴の一つ。
それでありながら、一括査定で10社以上と細かく交渉した価格の「上位1位〜3位レベル」の価格が出るので、かなり効率の良い売却方法です。
注意点として、売却する場合は10日以内に手放す必要があるので、車を手放せるタイミングを自分でコントロールして依頼するようにしましょう。
↓一括査定とユーカーパックを比較↓
一括査定 | ユーカーパック | |
---|---|---|
入札業者数 | 多くて10社 | 最大8,000社 |
手間 | (電話対応、査定対応、価格交渉)×業者数 | 査定担当者との打合せのみ |
利用料 | 無料 | 無料 |
引き渡し | 業者との交渉 | 売却決定から約10日以内 |
すぐに車を手放せない人向け:引渡しの融通等が利く「一括査定」
- 車の納車時期がはっきりしていない…
- 次に買う車が決まっていない…
- 買取額を元にディーラーと商談したい…
などのすぐに車を手放せる状態にない人は、買取店と個別に引渡し時期を交渉できる車の一括査定がおすすめです。
一括査定には色んなサイトがありますが、私が最もおすすめなのはカーセンサーの一括査定です。
その理由としては主に2つあり、1つ目は一度に依頼できる業者数が最も多いことです。
査定依頼ができる業者数は住んでいる場所によって異なり、例えば私のエリアだと7社と下記の様に申し込み前に表示がされます。
他の一括査定サービスだと、折角申し込んだのに査定に来れる業者が1社や2社と少なく、十分な比較ができない、ということも少なくありません。
そして2つ目は大手の買取業者がしっかり入っていることになります。
多くの業者に査定依頼ができても、それが名前も知らない、ホームページもない様な業者だと少し不安になったりしませんか?
カーセンサーの一括査定には上図にもある様に、CMやラジオでも聞いたことのある大手の買取業者がほぼ全て登録されているので安心。
大手が安心な理由としては、JPUCという買取業界の健全化を進める団体に加入している会社が多く、トラブルが起きにくいという事もあります。
車の売却は価格も大事ですが、最後まで安心して取引できることの方が重要。
各業者の対応や条件を見比べながら、納得のいく金額で安心して渡せる業者を見つけましょう。
大手の中でも特に安心なのはカーセブン
査定業者の中でも、特に安心して車を売却できる業者を挙げるならカーセブンです。
同社は社長がJPUCの代表理事を務めており、消費者目線を重視した絶対安心の買取を行なっている企業で、基本的にここに車を売ってトラブルになるということはあり得ません。
もし自分の一括査定対象店舗の中にカーセブンが入っていなければ、ここだけ個別に申し込んでおくのも良いと思います。
輸入車の売却におすすめ!輸入車専門の高価買取査定「輸入車.com」
外車・輸入車を売却する際、輸入車専門の買取店からも、査定の見積もりを取っていますか?
大体の買取店は国産車も輸入車も対応はできますが、当然輸入車専門店の方が販路を持っている関係で、高い評価を出しやすいと言えます。
輸入車.comは全国対応可能な外車専門の買取サービスで、店頭販売に強く、オークション相場以上での買取が期待できる売却先の一つです。
輸入車の売却の際は、下取りや大手の買取店から見積もりをとるのに加え、輸入車専門の買取店からも見積もりをとってみるのがおすすめです。
グランエースのリセールまとめ
グランエースはそこまで販売台数が多い車ではないのですが、リセールバリューは意外とあります。
2800ccのディーゼルというのは、ちょうどハイラックス(2400cc)やランドクルーザープラド(2800cc)のディーゼルと被るカテゴリーで、どちらもリセールバリューは高い車です。
ミニバンというのがやや未知数ではあるものの、ベンツのVクラスなどと比べると、トヨタで輸出も利く分、高いリセールがこの先も見込めるのではないでしょうか。
- 人気の割にリセールバリューは高い。輸出需要もあり、底堅く推移する予想
- グレードでのリセール差は小さい。装備の選択も少なく、車として選びやすい
- 色はパールが人気だがクロも手堅い。後席モニターはDOPで付けても良いかも
本記事はここまで。
車のリセールバリューに興味がある方は、他の記事も参考にしてみてください。
良いカーライフを。
≫【関連記事】リセールバリューの高い車・全車種版ランキング(2023年最新版)
≫【関連記事】リセールバリューの高いミニバンランキング(2023年版)
車を売るなら最大30社に一括査定依頼ができるカーセンサーの一括査定がおすすめ!
一括査定をするなら比較できる業者が多くないと意味がない!カーセンサーは大手を含め登録している買取業者数が最大規模。
車の売却は価格も大事だけど安心して取引できることも重要。大手業者を比較して安心して高く買取りできる業者を探そう!